ベトナム・ラオスバイクの旅:第15話(完結)~バイクを電車で輸送して飛行機でホーチミンへ~
ベトナムとラオスをツーリングしたお話の最終回です。
これまで、初日はホーチミンからバンメトートまで北上し、ダライヌア、ダライサップの滝を見に行きました。
2日目はラック湖の大自然を象に乗って楽しみ、中部高原の自然を堪能した後でプレイクに向けて北上しました。
3日目はプレイクの街を楽しんでから、ラオス国境近くまで北上し、バイクに乗ったまま国境を通過し、ラオスのセーコーンで1泊しました。
4日目は南ラオスの滝を巡ってチャムパーサックまで来ました。
5日目は世界遺産ワットプーを見学し、その後周辺遺跡をめぐりました!
6日目はシーパンドーンに宿泊し、メコン川に浮かぶ島々を巡りました。その後、南ラオスの代表都市、パークセーで一泊。
7日目はパークセーから一気にベトナム国境近くの街まで走りました。
8日目はラオス、ベトナム両国のホーチミン・ルートとケサン基地を見学してホイアンに向かいました。
9日目はホイアンでダックカフェのオープニングに参加したりとのんびり過ごし、ダナンでもう一泊。
そして10日目、いよいよホーチミンに帰ります。旅が終わります。
目次
最終目的地のダナンに到着
ホイアンでダックカフェのオープニングイベントに参加して、カフェでゆっくり過ごしてからダナンへ。オープニングイベントに行ったときの様子はこちらから。
ホイアンの「Duck Cafe」オープニングイベントに行ってきました!新しいカフェレストラン「ダックカフェ」がホイアンの旧市街に2013年8月17日12時オープン!経営しているのは日系の人事コンサルティング会社であるHRI Vietnamです。将来は障害者雇用を行い社会に貢献したいという想いで運営しているようです。オープン前の午前中にパーティーをし…
ホイアンからダナンへはもう何度も走っていますが、景色が最高です。1時間ほどでダナンにつきます。
ダナンの海岸で記念撮影。やっぱりダナンの海は綺麗だなぁ。それに比べてこの泥だらけになったバイクが10日間旅してきたんだなぁ、という感じにしてくれます。実はラオスにいた時のほうがホーチミンから遠いのですが、やはりゴールに設定したダナンに来て「遠くまで来たな」と実感しました。
ラオス国内でバイクのリアキャリアが壊れたと書きましたが、その場で買った頼りない紐で何とか荷物が乗っかっています。フエに行こうとしたダートの道を引き返した理由の一つでもあります。バイクが揺れる毎に荷物が落ちそうになるので背中でちゃんと支えてあげないといけないのです。これが意外と大変でした。
バイクを電車でホーチミンまで輸送して帰宅
実はベトナムではバイクは電車やバスに乗せて運ぶことができるのです。ということで今回はダナンからホーチミンまで電車でバイクを輸送して、私は飛行機で帰っちゃいました。バイクで走ると1000kmの距離も、電車なら先回りして待つだけです。
ダナン駅でバイクを積み込む
ということでダナン駅でバイクを預けましょう。
ロータリーの真中にSLがおいてあるのがダナン駅。正面の建物が駅舎なのですが、建物左側のところに荷物などの輸送の事務所があります。
ここではバイク以外の普通の郵送も行っており、料金も料金表が掲示されているので高額請求ということもありません。ホーチミンまでバイクを送りたい、というと淡々と書類を作成してくれました。他にも輸送待ちのバイクがたくさんあり、バイクの輸送はベトナムでは日常茶飯事のようです。
料金は、輸送料が411,000ドン、梱包料が350,000ドンということで761,000ドン(約3780円)でした。気軽に使っても良い金額ですね。
輸送にあたってまずガソリンが全て抜き取られます。元々ガソリンは抜かれると思っていたのであまり給油していなかったのですが、それでも2リットルほど抜き取られました。このガソリンがどこへ行くのかは不明です。バイクを引き取りに来た人に売っているのでしょうか。
次はミラーを外して段ボールで梱包。壊れやすいところを入念に段ボールで隠していきます。ダンボールはどこかの使いふるしですね。ひたすらテープで貼っていきます。
>>次のページヘ続きます:引き続き、電車に乗せるために厳重に梱包。その後ホーチミンでバイクの引き取り。ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。