ベトナム・ラオスバイクの旅:第10話~チャムパーサックの遺跡群を巡る~

ベトナム・ラオスバイクの旅:第10話~チャムパーサックの遺跡群を巡る~

更新日:2016年1月16日 / ライター: aki

夏休みを取ってツーリングに出かけてきたお話の第10話です。

これまで、初日はホーチミンからバンメトートまで北上し、ダライヌア、ダライサップの滝を見に行きました
2日目はラック湖の大自然を象に乗って楽しみ中部高原の自然を堪能した後でプレイクに向けて北上しました。
3日目はプレイクの街を楽しんでから、ラオス国境近くまで北上しバイクに乗ったまま国境を通過しラオスのセーコーンで1泊しました。
4日目は南ラオスの滝を巡ってチャムパーサックまで来ました。
そして今回、5日目は世界遺産ワットプーを見学し、その後周辺遺跡をめぐります!

ナーンシーダー遺跡(Nang Sida)

ワットプーを見学した後は隣にあるナーンシーダー遺跡に向かいます!ワットプーの前の道をバイクで進むと着くはず。

ナーンシーダー遺跡への道

トゥクトゥクも入れない道を進みます。

ガイドブックにはトゥクトゥクは通れないので徒歩と書いてあったのですが、この橋を見て納得。かなり細いのでバイク以外の通行は難しそうです。赤土のぬかるんだ道を進むこと数分、開けたところに出ました。

ナーンシーダー遺跡湖畔の人々

遺跡の近くの湖畔では地元の人々が談笑していました。

バイクで外国人が来るのがよほど珍しかったのか、こっちを向いてくれました。遺跡はもう目の前なのでそこにバイクを停めて遺跡まで歩きます。遺跡までは完全に草原の中を歩くのですが、ここも朝に降った雨の影響で完全に湿地になっています。もはや靴の中まで泥だらけですがもはや気にしないしかないですね。

ナーンシーダー遺跡

ナーンシーダー遺跡です。

こちらがナーンシーダー遺跡です。かなり崩壊しており、天井はほとんどありません。それでも中に入ると仏像が安置されており、しっかりと色とりどりのお供え物がありました。

ナーンシーダー遺跡内部

中の仏像にはしっかりとお供えがありました。

遺跡の裏まで歩いてみると、完全に崩壊しています。

ナーンシーダー遺跡裏

遺跡の裏は完全に崩壊しています。

歩いていると遺跡修復のチームに会いました。「Where are you from?」と聞かれたので日本人だと答えると日本語で色々と話しかけてきました。どこの国の人かなと思ってたら韓国人。どうやら山口大学で学んでいたそうです。日本は様々な国の遺跡修復などを行っているが、韓国ではこのナーンシーダー遺跡が初めての遺跡修復プロジェクトなのだと話してくれました。ちなみに奥さんは中国人で同じような仕事をしており、日本留学時代に知り合ったそうです。うーん、なんともグローバル。今度家族旅行にいくんだけどどこがいいだろう?と聞かれたのでベトナムのダナンを進めておきました。近くには世界遺産のホイアンやミーソン遺跡もあるよ、と言うと興味ありそうだったので良かった。

韓国人研究員

遺跡の修復にあたっている韓国人の研究員との一枚。

また仕事に戻るとのことなので写真を撮ってお別れ。この遺跡が修復されるのはかなりの年月が掛かりそうだけど、修復されたあとにまた訪れたいなぁ。アンコール・ワットまでの道も修復したいと彼は話していました。

ワット・ムアンカーン(Wat Muang Kang)

ナーンシーダー遺跡から来た道を戻って、他の寺院を巡りに行きます。奥から順番に行こう、ということでまずはワット・ムアンカーン。ガイドブックの地図は非常にわかりにくいので交差点にいる現地の人に道を聞きながら進みます。

ぬかるんだ道をゆく

ひたすら雨でぬかるんだ道を進みます。

交差点で3キロくらいだよと言われたので結構近いと思ってたら、この道が超悪路。水たまりは深いしタイヤは泥に完全に埋まるしで歩くような速度で進みます。。町の人もバイクで走るのが大変そう。昨晩の雨はいつもよりも多かったのでしょか。それとも、毎日こんな道を走らないといけないのでしょうか。鳥達が道路の横で迫ってくるバイクも気にせずに行進しています。なんてのどか。

しばらくして、やっとワットムアンカーンに到着しました!と思ったらなんと裏側。たしかに今来た道からも行けるけど、もう1本東側の道から行くのが正解のようでした。中にいる人に反対側に回るにはどうしたらいいか聞くと、寺の中を通れる場所を教えてくれました。ちなみに全部ボディーランゲージです。ラオス語、全くわかりません・・。

ワットムアンカーン

ワットムアンカーンの正門

寺の中にバイクを停めて改めて正門から入場。このお寺、かなり広いです。一部の建物にはお坊さんが住んでいるようでした。他の建物にも現地の方の憩いの場所になっていたりと、完全にこの寺も生活に密着しています。

ワットムアンカーン

ワットムアンカーン、結構広いのです。

ラオスの寺は色とりどりの外観がきれいです。

ワットムアンカーンのコロニアル様式

フランス植民地時代の影響を受けています。

フレンチコロニアル様式を取り入れている建物もありました。緑の芝生に立つフランス様式のお寺ってとっても新鮮。ぬかるんだ道を走ってきたかいがあります。ワットプーに来た時には是非訪れたいところです。ここまで、トゥクトゥクでも行ってくれるのではないでしょうか。

ワット・パノンタイ(Wat Phanon Tai)

川沿いの道を戻り、次はワット・パノンタイに向かいます。さっきは道を間違えたから悪路だったのかなと思ったのですが、こちらも変わらず同じような悪路・・・。

カーリングのような遊び

カーリングのような遊びをしていました。

道端でカーリングのような遊びをしている人々がいました。鉄球を投げて盛り上がっています。他にももう1箇所、同じような遊びを見たのでラオスで流行っているのでしょうか。写真を撮ってたら「やるか?」のようなことを言われたのですが、全く言葉が通じないので断念。

しばらく行くとワット・パノンタイがありました。

ワット・パノンタイ

ワット・パノンタイにつきました!!

こちらは建物が先ほどのワットムアンカーンよりも新しい感じでとてもキレイです。

ワット・パノンタイです。

ワット・パノンタイです。

芝生が広がっているのもいいですね!青空の下で寝そべりたくなります。写真にある高床式の家はお坊さんが住んでいるのでしょうか。

ワット・パノンタイの芝生

緑の芝生が気持ちいいですね!

古代城壁のレンガを使った建物が残っているとガイドブックに書いてありました。きっとこれでしょう。

ワット・パノンタイの古代城壁を用いた建物

古代城壁のレンガを使っているらしいです。

ちょっと、崩れそうで心配になりますが地震もないのできっと大丈夫なのでしょう。

ワット・パノンタイを出るとすぐにワット・ルアンカオに着きます。

ワット・ルアンカオ(Wat Luang Kao)

ワット・ルアンカオ

ワット・ルアンカオ!

こちらがワット・ルアンカオ。ここは街から近いこともあってか子どもたちが遊んでいたりと結構人がいました。

ワット・ルアンカオ内部

中ではお坊さんがお昼寝していました。

建物の中ではお坊さんがお昼寝タイム。時間は午後1時、ちょうどお昼寝の時間ですね。

ワット・ルアンカオ

なにやら金網で保護されている仏像。

外の仏像は何故か金網で保護されていました。

しばらくぬかるんだ道を走っていたのでバイクの記念撮影。

ぬかるんだ道を走ってきました

ぬかるんだ道を走ってきました。

足回り、こんなに茶色かったっけ・・。ここから先は舗装路なので快適に走れそうです。

ワット・シースマン(Wat Sisoumang)

ワットプーに繋がる道路に合流して、ゲストハウス街の方向へ走ります。

道路に掛かる橋

チャムパーサックの幹線道路に掛かる橋。

道中に掛かる橋が木製だったりするのがまたいいですね。久しぶりの舗装路を気持ちよく流していると大仏の背中が見えました。

道路を背にして座っている大仏

木陰で道路を背にして座っている大仏がいました。

この道路に背を向けて座っている大仏がワット・シースマンです。昔は大仏以外にも色々あったのかもしれないのですが、今は木陰に大仏が1人座っているだけです。

ワット・シースマン

ワット・シースマンです。

それにしても、ラオスの大仏の顔は特徴的ですね・・・。

ワット・シークット(Wat Sikeut)

本日の遺跡めぐり、最後はワット・シークットです。

ワット・シークット

こちらがワット・シークット。

小学校の校庭に菩提樹と大仏だけが残っています。門が閉まっていたので中へは入らず、カメラをズーム。

ワット・シークット

大仏が川を向いて座っています。

大仏がメコン川を眺めています。このゆったりとした雰囲気が最高です。

ワット・シークットの建物

ラオスと日本の国旗があります。

ちなみに小学校の校舎にはラオスと日本の国旗がありました。日本が立てた小学校なのでしょうか???

チャムパーサックから出発

遺跡めぐりも終わったのでチャムパーサックから次の目的地に行くことにします。その前に、ゲストハウスに昨晩お願いしていたランドリーを取りに行きます。しっかりと乾いていました。これで明日からもきれいな服で旅を続けられます。

またもやラオス・キープが少なくなったので街から出る前に両替。銀行が開いている時間なので銀行の窓口に行きました。

銀行の為替レート

銀行に掲示してある為替レート。まさかの手書き。

為替レートが手書きでした・・・。これ、毎日書き換えるのでしょうか。「日付=今日」と書いているので毎日書いているかどうかすらわからないのですが、きっちりこのレートで両替してくれました。ちなみに日本円は7番、通貨記号JPYだけ小さな紙片に書いて貼ってあります。

両替も終わったので、対岸の国道へ渡ろう、とした矢先にスコール。雨季まっただなかだったのでした。ランチもまだだったので遅めのランチを食べることにしてしばし休憩。

しばし雨宿り。

近くのお店でしばし雨宿り。

適当に入ったお店ですが結構いい感じです。

雨宿りしながらのランチ

雨宿りしながら遅めのランチ。

ラオス風の焼きそばでランチ。これがまた美味しいんです!!Wi-Fiありますと書いてあるのですが、いくら試しても繋がらず。店員に色々とルータ再起動などしてもらっても繋がらなかったのでまた諦めです。ラオスではインターネットがなかなか繋がりません・・・。

南に進んでいく雨雲

雨雲が南に進んでいくのが見えます。

食べているうちに雨も止んできました。メコン川の向こうを見ると雨雲が移動していくのが見えます。本当に小さな範囲だけスコールが降るんですね。これから南に行くのですが、雨雲も南に消えていきました。これはまた雨に降られてしまうのだろうか・・・。

シーパンドーンへ(Siphan Don)

お店を出て、船着場へ。来た時と同じような小さな船でメコン川を渡ります。

対岸へ渡る渡し船

来た時と同じ渡し船で対岸に渡ります。

バイクが乗ると結構ギリギリな大きさ。バイクの上から写真を撮るとまるでメコン川を走っているような感じになります。川を渡るだけなのですが、メコン川はとても大きいので10分ほどかかります。

船からの景色

メコン川は広いので対岸まで10分ほどかかります。

対岸につき、国道に出てからは南方面に走ります。

シーパンドーンのコーン島まで70キロ

シーパンドーンのコーン島まで70キロ!

コーン島までは70キロ。1時間強で着けそうです。ちなみにKhong島とKhon島があり、どちらもカタカナで表記するとコーン島なのですが今回の目的地は後者。70キロは前者の島までの距離なので、さらに数キロ進んだところに今日の目的地コーン(khon)島&デッド(Det)島があります。

沿道風景

湿原の中を進みます。

道路はひたすらにまっすぐ。ほとんど傾斜もなく、湿原地帯を走っていきます。湿原の中にはたまに家が建っていたり、たまに水牛がいたりするのですが見渡すかぎり自然しかありません。人を見るのも、道路を走っているものを除けばたまに湿原の中の湖で子供たりが遊んでいるのを見るくらいです。

しばらく走るとなにやら英語の看板がありました。どうやらチャムパーサック県のコーン群に着いたようです。もうコーン島ももうすぐです。

Khong Districtに来ました

チャムパーサック県のコーン群まで来ました

コーン(Khong)島の案内を過ぎてからすぐに今日の目的地コーン(Khon)島の看板がありました。

コーン島への分岐

国道からここを曲がってコーン島に行きます。

ここを右に曲がり、ナーカサンという街に行きます。コーン島&デット島へのフェリーはナーカサンから出ています。ナーカサンはとても小さな街でしたが、コーン島&デット島に向かう旅行者が多いのかバスターミナルには各地方へのバスの看板が出ていました。ナーカサンの街を川に突き当たるまで進むとコーン島&デット島への船着き場がありました。どうやら普通の船はバイクは乗れないようなので、さらに奥へと案内されるとチャムパーサックで乗ったのと同じ船がいました。

おなじみの船

こちらも先ほどと同じ船でコーン島に向かいます。

この船に乗ってコーン島&デット島へ向かいます。バイクで舟に乗るのは棒きれ1本を渡して乗るだけで、しかも桟橋が半分水に埋まってたりもするので最初はちょっとビビってましたがもう慣れてきました。しばらくするとデット島が見えてきました。ちなみに、コーン島はデット島から橋でつながっています。

コーン島

コーン島が見えてきました。

次回:コーン島&デット島の見どころを満喫する

次回はコーン島&デット島に宿泊し、島内の見どころを一日掛けて回ります。

ルートマップ

今回のルートマップ

今回のルートマップです。

A:ワットプー(Wat Phu)
B:ナーンシーダー遺跡(Nang Sida)
C:ワット・ムアンカーン(Wat Muang Kang) ※本来はもう少し南ですがgoogle mapでは道がありませんでした
D:チャムパーサック船着場
E:ナーカサン

ルートマップをgoogle mapで見る(チャムパーサック)
ルートマップをgoogle mapで見る(チャムパーサック~ナーカサン)
※1つのルートとして設定できなかったため、画像は合成です。

ライター情報

aki

aki

旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。

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