ホーチミンからも近い隣国の首都プノンペンを観光してみよう

ホーチミンからも近い隣国の首都プノンペンを観光してみよう

更新日:2017年1月10日 / ライター: Yohei

せっかくベトナムに来ているのだから、もっと他の東南アジアの国々を巡ってみたい、ベトナム滞在にも慣れ、そろそろ遠くへ観光に出かけてみたい、ビザの期限が迫っていて一度出国しなければならない、といった方にお勧めなのが、カンボジアへの観光です。今回は,ホーチミン市をスタートして、メコンデルタを観光した後、スピードボートに乗ってカンボジアのプノンペンへ向かうツアーに参加したので、ホーチミン市からも近い隣国カンボジアの首都プノンペンについて興味がある方へ向けて、プノンペンへのアクセスから観光スポットまでお伝えしていきます。ベトナムにはないカンボジアの魅力を探しに向かいましょう。

ホーチミン市からプノンペンへのアクセス方法

ホーチミン市からプノンペンに向かう方法で最もメジャーな方法は、バスでの移動です。デタム通り周辺のツアー会社で、カンボジアへのバスを運行している会社へ行き、カンボジアへ向かいたい、と伝えれば、簡単にチケットを取ることができます。チケットはツアー会社やバスの設備にもよりますが、10ドルから20ドル程度の料金で購入することが可能です。なおバス代とは別にカンボジアビザの発行料金が必要となります。カンボジアビザの発行は国境に到着してから行うことができますので、バスの係員や国境の職員の指示に従ってください。なおビザの発行の際に、ツアー会社にビザ取得のサポート料金としてビザ価格に上乗せした手数料を払う必要があります。

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ホーチミンとプノンペンを結んでいるバスの1つです。

バスであれば6時間から7時間ほどでアクセスすることができます。

また、距離は近いですが飛行機での移動も可能です。約1時間ほどの所要時間でホーチミン市のタンソンニャット国際空港からプノンペン国際空港へアクセスすることができます。現在、直行便はベトナム航空に加え、カンボジアアンコール航空、カタール航空が就航しています。

この他にも、ボートに乗ってメコン川を北上しつつカンボジアへ入り、プノンペンへ向かう方法や、バイクでツーリングしながらカンボジアへ入国し、プノンペンに向かうという方法もあります。詳しくはリンク先の記事をご覧ください。

プノンペンへ来たら絶対行くべき観光スポット

せっかくベトナムからプノンペンへ来たのだから、たくさん観光したいと考えるのが自然です。ただし、ベトナムで忙しくされている方や、飛行機を既に予約してしまっていて、あまりら行っておくべき観光スポットとして代表的な場所として、カンボジア王宮とセントラルマーケット、そしてチュンエクのキリングフィールドを挙げることができます。

カンボジア王宮はその名のとおり、カンボジアの王が生活する場所となっており、建物の一部を見学することができます。入場料は一人当たり6.25USドルとなっています。

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スケールの大きさが感じられる建造物がたくさんあります。

建物だけでなく、歴史的な仏像などを多数見学することも可能となっており、大勢の観光客で賑わっています。

セントラルマーケットは、バスでカンボジア入りした方であれば、停車するバスターミナルのすぐ近くにあるので、簡単に訪れることができます。ベトナムでいうところのベンタイン市場にあたりますが、カンボジアのセントラルマーケットは、全体の形が円形になっており、お店の配置がきれいなことが特徴です。

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セントラルマーケット内部の様子

中心には時計やアクセサリーのお店が集中しています。

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セントラルマーケットの外側部分です。

外側に行くにつれて、食料品や生活必需品を扱うお店が増えていきます。

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美味しそうなカニが売られていました。

プノンペンで暮らすの人々の生活の様子が分かるマーケットなので、ぜひ訪れることをおすすめします。

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観光客が好みそうなお店もたくさんです。

観光客向けにお土産を買うことのできるお店も充実しています。

最後にプノンペン市内から少し離れたところにあるチュンエクのキリングフィールドを紹介します。キリングフィールドとは、カンボジアのポルポト政権時代において、大量虐殺が行われた場所のことを言います。チュンエクのキリングフィールドは、特に凄惨な虐殺が行われたことで有名で、今でも雨が降り、地面が削られたときには、人の骨が見つかることがあるそうです。

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凄惨な現場にそびえる慰霊碑

特に音声ガイドの声を聴いて見学すると、よりその凄惨さが分かります。私たちと同じ人間が行ったことと信じられないようなことが起きていたことを感じることで、何か気づくものがあるのだと思います。笑って帰ることのできる観光スポットではないですが、一度は訪れておくべきスポットです。プノンペン市内からは、ツアーに参加するか、トゥクトゥクで向かうことができます。

経済成長著しいプノンペン

カンボジアはポルポト政権時代での内戦により、他の東南アジア諸国と比べても、経済成長に遅れが見られていましたが、近年は急速な経済成長を見せています。

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トンレサップ川沿いのプノンペン市内の様子

歩道も整備され、過ごしやすい環境となっていることが分かります。バイクも少ないことがお分かり頂けると思います。ベトナムの道路特有のバイクにあふれた状況はここにはありません。ベトナムとはまた少し違った環境ながらも、経済成長のエネルギーを感じられるプノンペンへ、ぜひベトナムから足を運んでみてください。

ライター情報

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Yohei

現在、ベトナム生活・観光情報ナビのインターンをしている23歳。ベトナビからより多くの皆様の役に立つ情報を発信し、より便利で利用しやすいサービスへ近づけられるよう努めます。

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