カンボジアツーリング第11回~カンボジアの海沿いを走り11日ぶりのベトナムへ~
更新日:2015年6月25日 (取材日:2015年1月5日) / ライター: aki
カンボジアを半時計回りにぐるっと一周してきてシアヌークビルまで来ました。ここのビーチが素晴らしくてしばらく滞在したくなります。
朝は宿泊したドミトリーのビーチで朝ごはん。曇り空が残念。
ビーチに寝転がっている人は欧米人がほとんどですがたまに現れる物売りが東南アジアを感じさせます。天気が良くなるまでここに寝転がっていたかったのですが出発。
黄金の獅子像のあるシアヌークビルの中心のロータリーから国道4号線を北上。途中で踏切を渡ります。バッタンバンにあった踏切とは違ってきれいな線路。
シアヌークビルからベトナムへ
それもそのはず、プノンペンからシアヌークビルまでは貨物列車の運行が再開されています。将来的には旅客運転も始めるそうなので楽しみですね。
道中に謎のリゾートがありました。カンボジア人には大人気!なのかもしれません。
国道3号線に入ってから、途中に大きなドリアンのオブジェがありました。カンポットという街で特産品はもちろんドリアン。ここカンポットのドリアンはカンボジアの中でも高級なドリアンだそうです。
カンポットからはケップ方面へ。正面から逆走のバイクが来ていますが、意外とよくあることなので驚かなくなってきました。出発した時の曇り空が少しづつ晴れてきていい感じです。
途中国道が赤土に覆われていました。赤土に覆われた道ががとてもカンボジアという感じがするのですが、走りにくいので早く舗装を直して欲しいところです。
ケップの街につきました。このカンボジア様式の看板を見られるのもあと少し。ケップビーチ方面に右折します。
ケップのビーチは小さいながらも白い砂浜が美しい静かな海でした。周りにはリゾートホテルや別荘が並んでいます。
ローカルビーチではココナッツ売りがたくさん。
蟹が有名な街ということなので蟹のオブジェもありました。なにもないところにかなり大きなオブジェがあるので道からよく目立ちます。
ココン、シアヌークビルに続いて世界でもっとも美しい海です。カンボジアの海は全て世界でもっとも美しいのでしょう。たしかに実際どこも静かなきれいな海です。
市場がありました。リゾート開発が進むケップにおいても市場はとっても小さくてローカル感満載。
そんな赤土の道を右に入ってランチライム。
目の前に海が広がる、お洒落なレストランに到着です。カンボジアに来てからというもの、クメール料理をあまり食べていない気がします・・・。
特産品のカニを使ったパスタ。とっても美味しかったです。
日差しが気持ちよさそうなソファーもありました。私の他には欧米人の家族が2組。写真を撮り合ったりと楽しそうに過ごしていました。
おなかがいっぱいになったところで出発。
いよいよベトナムに戻ります。この交差点を右折してしばらく走ればもうベトナムです。
国境までは田んぼの中を貫く直線道路。しばらくすると大きな建物が見えてきました。
カンボジア・ベトナム国境
国境といえばカジノ。ここにもベトナム人向けと思われるカジノがありましたが、営業しているのか不明。ハーティン(Ha Tien)はベトナム側の町の名前です。
カンボジア側国境施設。立派な建物が建設中ですがまだ使われていないのでこの建物を迂回し奥へ。プレハブの国境施設がありました。
出国ゲートでパスポートにスタンプを押してもらいます。
カンボジア側を振り返ると新しい国境施設。数年後にはこのプレハブではなくこちらが使われるのでしょう。
出国印が押されたらベトナム方面へ走り出します。バイクはベトナムナンバーなので手続き不要でした。
ベトナム側国境施設へ。カンボジアのプレハブに比べてずいぶん立派な国境施設です。
バイクを停めて建物に入りパスポートにスタンプを押してもらいます。こちらもスムーズに完了。
ベトナム・ハーティン(Ha Tiem)
11日ぶりにベトナムに帰ってきました。SIMカードの入れ替えなども必要だったので国境のカフェへ。
このベトナムコーヒーが懐かしくて美味しい。きっと至って普通の味なのですがとても美味しく感じました。
コーヒーを飲んでから走り出す景色は何も変わりません。これが陸続きということなのでしょう。
ここハーティンからはフーコック島へのフェリーが出ています。
フーコック島へのフェリー乗り場。今日の便はすべて運行終了とのことなので閉まっていました。
ベトナムの海岸に来てみました、ホンフートゥー(Hòn Phụ Tử)という観光地です。もう夕暮れ時なので人もまばら。
奇岩が顔を出す海にいくつかの漁船が停泊していてとても味のある景色でした。
近くの商店では様々な海産物が売られています。
近くの川には船が並んでいました。
いくつかの船の上では漁から帰ってきた漁師たちが作業していました。とても静かな港街です。
チトンという小さな町で宿泊
日が暮れるまでもう少し北上しよう、ということでバイクを走らせたのですがすぐに暗くなってしまいました。ただ、宿泊できそうな街がなかったのでしばらく走り続けます。やっと見つけたのがこの街、チトン(Tri Ton)。
バスターミナルの隣に小さなホテルを見つけたのでそこにチェックイン。久しぶりのベトナム語。
隣の屋台で夕ごはん。こちらがカタコトでも、少しでも言葉が通じるのはやはり嬉しい。カンボジアは完全にボディーランゲージだけでしたから。。
フーティウミーは具だくさん。
こちらは今日のホテル。広くて設備も問題なしです。
道端で売っていた肉まんとコーヒーを買ってきて一人乾杯。まだホーチミン市に帰ってないものの、ベトナムに帰ってきた安堵感がありました。
明日はベトナムのメコン・デルタを観光してきます!
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。