カンボジアツーリング第10回~カンボジアのビーチ、シアヌークビルへ~
昨日はカンボジア第2の都市バッタンバンから山を超えて海沿いの街ココンまで走ってきました。今日は海沿いを走ってカンボジア最大のビーチリゾートであるシアヌークビルに向かいます。
ココンの街にあったオブジェ。The most beautiful bays in the world、The Rising Star of the Southwestと書かれています。確かに海は青くとても綺麗。この街からは昨日越えてきた大自然へのトレッキングツアーなどもあるようで、欧米人観光客の姿を多く見かけます。
カンボジアからタイを眺める
ここココンはカンボジアとタイとの国境の町でもあります。数キロ西へ行けばそこはタイ国境。ということでこの旅3回目のタイ国境を見に行ってきました。ちなみに1回目はプレアヴィヒア、2回目はポルポトの墓があるアンロンベンでした。
国境方面へは大きな橋を渡ります。これは走りながら後ろをとった写真。決して左側通行というわけではありません。
ココンサファリワールド。この街ではかなり有名な観光地らしいのですが謎です。いつか訪れる時があるのでしょうか。
国境といえばカジノ。ベトナムとカンボジアの国境にもカジノがたくさんありますが、ここにもありました。
そして国境に到着。またもや素朴な国境です。奥の赤い屋根の建物はタイ。写真をとった時は気づかなかったのですが、手前のおじさんが何故かJAバンクの服を着ています。グローバルです。
ココンからシアヌークビルへ
国境を眺めたあとは海沿いを東に走ってカンボジア最大のビーチリゾートであるシアヌークビルへ。
昨日とはうって変わって綺麗に整備されたとっても走りやすい道。制限速度も80キロとカンボジアで見た中では一番早い道かもしれません。ちなみに、カンボジアにはまだ高速道路はありません。
ひたすら、2時間半ほど気持ちのよい道を走ります。橋をいくつか渡るのですが、その橋の下ではエコトラッキングツアーが行われ欧米人がたくさんボートに乗っていました。南カンボジア、5日またゆっくりと訪れてみたいものです。
海沿いのはずなのですが海は遠くにしか見えず。ひたすら2時間半走り続けます。
たまにあるのが工事。今はすれ違いに気を使うような道ですが、どれも近いうちに終わりそうです。これが終わればタイからベトナムまで海岸線の道がとても快適な1本の道で繋がります。
シアヌークビル(Sihanoukville)
ココンから走ること約230キロ、といってもとても快適な道だったので4,5時間ほどで到着しました。カンボジア最大のビーチリゾートシアヌークビルです。
シアヌークビルの中でもバックパッカーが集まるオートレス(Otres)ビーチにやって来ました。赤土の道路の左右にはゲストハウスやレストラン、旅行会社が並びます。
ある旅行会社の写真。たくさんのアクティビティがあり、長期滞在してもかなり楽しめそう。欧米人がほとんどなので英語が通じるのも嬉しいです。
昼食を食べようとレストランへ。そしてそこに広がるビーチ!正直シアヌークビルのことを殆ど聞いたこともなく期待していなかったのですが、期待をかなり上回るこのビーチ。
左を見てもビーチが広がっています。
ココンと同じく、世界で最も綺麗な海岸と書かれたオブジェがこの街にもありました。この辺りはローカルのビーチということでカンボジア人が多め。といっても欧米人はかなりの数います。
海に沈む夕日を見ながら今日はビールで一人乾杯。バイクにひたすら乗っている昨日のような日も悪くはないですが、やはりゆっくりする時間も欲しいものです。
夕暮れの海岸、最高ですね。今記事を書きながら当時のことを思い出しているのですが、やはり南カンボジア、いつか時間をとって再訪したいです。
シアヌークビルのナイトマーケット、お土産物などがいくつか売られていましたが特に買いたくなるようなものはありませんでした。ただ、それは私がベトナムで似たようなものをたくさん見ているからかもしれません。いわゆるアジアン雑貨なども売られています。
夜のビーチ。先ほどのビーチとは別エリアですがチェアがたくさん並んでいてかなりいい感じ。欧米人観光客たちの中に座りコーヒーを飲んで一服。
たまに花火が打ち上がるのは、花火屋さんがいてお金を払うと上げてくれるしくみだそうです。打ち上げ花火が法律で禁止されているベトナムではありえない光景でかなり自由を感じました。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。