ハーティエンの秘境?石灰でできた鍾乳洞の中を探検できるモーソー洞。
更新日:2019年4月19日 (取材日:2019年4月5日) / ライター: Sayaka
ホーチミン市から西に約340km。カンボジアとの国境地帯に位置する港町ハーティエン。小さな街ですが、港からフーコック島へのスピードボートが出ていたり、カンボジアへ入国できたりと、欧米人バックパッカーの姿をちらほら見かけます。
ハーティエンのあるキエンザン省にはフーコック島という世界的観光地がありますが、ハーティエン市にも面白いスポットがあるのです!石灰でできた洞窟『モーソー洞(Dong Mo So)』は鍾乳洞の中を歩いて探検できるおもしろスポットです。今回は、ハーティエンの秘境『モーソー洞』をご紹介します。
モーソー洞とは?
ハーティエンからラックジャーに向かう道沿いに、不思議な形の岩山が突然現れます。
モーソー洞は石灰でできた不思議な形の岩山で、中には洞窟があり、入ることができます。
岩山の中に入れるよう、橋がかけられています。周辺に岩山はいくつかあり、この洞窟は自由に入ることができました。ただ、うす暗いので注意が必要です。
洞窟の中へ入ってみよう!
岩山の中は穴だらけ。小さな穴が奥まで枝分かれになって続いています。
洞窟の中はこんな感じ。薄暗い穴が奥まで続いています。岩肌の表面はツルッとしています。なんだか全体的な岩肌が肋骨のよう…。洞窟内には、ワニや恐竜、馬などと名付けられた場所もあります。
雨季にはこの水位が上がるようです。私は乾季に行ったので濡れることはありませんでした。
自然のまま残されている洞窟なので、足元の舗装などもありません。亀裂や穴があるところもあるので注意が必要です。このスリリングな感じも、洞窟探検の楽しみの一つかもしれないですね。
感想
静寂で薄暗い洞窟内で、白く輝く岩肌が神秘的な場所でした。まさに気分は探検家ですね。非日常的でスリリングな旅を楽しみたい方におすすめです。私は個人的に行きましたが、現地ではツアーもあるようなので、そちらを利用するのもいいかもしれません。ハーティエンやラックジャーなどの近隣都市に立ち寄った際は、ぜひ訪れてみてください。
ライター情報
Sayaka
2012年9月〜ベトナム在住。旅行、料理、自然、子ども、動物、制作活動、カフェでまったり…が好き! たくさんの人にベトナムの良さを知ってもらいたい。ベトナムの生活・観光を楽しんでもらいたい。そんな時に役立つ情報をお届けしていきたいです。