ソクチャン省で最も古い寺院「カレン寺」に行ってきました。
更新日:2018年5月11日 (取材日:2016年5月1日) / ライター: Sayaka
9世紀から15世紀にカンボジアを中心に栄えたクメール王朝。ベトナム南部のメコンデルタ周辺には、今もクメール寺院が約600カ所あると言われています。この中でも最も古い歴史があるのが「カレン寺」です。カレン寺は、ホーチミンから約150km南西にあるソクチャン省という町にあります。ソクチャン省に住む人の3分の1はクメール族だそうです。今回は、クメール文化が今なお残るソクチャン省のカレン寺をご紹介します。
カレン寺とは
カレン寺は、当時クメール族の米蔵だった場所に、1533年クメール王の命令で寺院が建てられました。カレンとは、クメール語で「米蔵」という意味の為、カレン寺と名付けられたそうです。現在、ソクチャン省の歴史文化遺産にもなっています。
カレン寺院内
寺院は黄金に輝き、とてもきらびやか。黄金の仏像が安置され、天井には天女が描かれている。当時、クメール王朝は衰退期でしたが、これだけの鮮やかな寺院が建てられたのは、当時メコン川周辺が貿易等で盛んだったことが伺えます。
感想
ソクチャンにたくさんあるクメール寺院。その中でも、静かな寺院でしたが、凛とした趣のある寺院でした。観光地にもなっているので、タクシー等でも訪れやすいです。ぜひ、ソクチャンを訪れた際には、足を運んでみてください。
Chùa KHLEANG( Sóc Trăng)住所:11 Nguyễn Chí Thanh, Thành Phố Sóc Trăng, Tỉnh Sóc Trăng,
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ライター情報
Sayaka
2012年9月〜ベトナム在住。旅行、料理、自然、子ども、動物、制作活動、カフェでまったり…が好き! たくさんの人にベトナムの良さを知ってもらいたい。ベトナムの生活・観光を楽しんでもらいたい。そんな時に役立つ情報をお届けしていきたいです。