更新日:2019年4月25日 (取材日:2019年4月23日) / ライター:Sayaka
ホーチミンから北西に約100kmの町「タイニン」にあるバーデン山(Nui Ba Den)。ローカルスポットなので、日本のガイドブックなどではあまり紹介されていませんが、バーデン山頂上には大きなお寺があり、ロープウェイで山頂まで行けます。もちろん舗装された階段もあり、歩いて登ることもできるので、ちょっとしたハイキングもできます。山頂からはローラーコースターで降りてこれたり、湖や公園もあるので、のんび…
更新日:2019年4月25日 (取材日:2019年4月23日) / ライター:Sayaka
ホーチミンから北西へ約100km行ったところにタイニンという町があります。ここには、不思議な雰囲気を持つベトナムの新興宗教『カオダイ教』の総本山があります。タイニン省民は約8割がカオダイ教だそうで、礼拝の時間には大勢の人々が本堂に集まっていました。カオダイ教本堂のある広い敷地内には、学校や幼稚園もあるようで、子どもたちもたくさんいました。また、町中にもカオダイ教の寺院を見かけることができます。一つ…
更新日:2019年4月20日 (取材日:2019年4月5日) / ライター:Sayaka
ハーティエン市街からカンボジア国境に向かって西へ約8km。鍾乳洞の中にある珍しいお寺があります。タックドン岩と呼ばれる、今も参拝者がたくさん訪れるこの場所は、約40年前、ポル・ポト派との戦闘でたくさんの犠牲者がでた場所でもあります。カンボジアに近いタックドン岩に訪れたので、その様子をご紹介します。
タックドン岩とは
高さ約90mの塔のような石灰岩で、中は鍾乳洞になっていて入ることができ…
更新日:2019年4月19日 (取材日:2019年4月5日) / ライター:Sayaka
ホーチミン市から西に約340km。カンボジアとの国境地帯に位置する港町ハーティエン。小さな街ですが、港からフーコック島へのスピードボートが出ていたり、カンボジアへ入国できたりと、欧米人バックパッカーの姿をちらほら見かけます。
ハーティエンのあるキエンザン省にはフーコック島という世界的観光地がありますが、ハーティエン市にも面白いスポットがあるのです!石灰でできた洞窟『モーソー洞(Dong Mo…
更新日:2019年4月20日 (取材日:2019年4月5日) / ライター:Sayaka
カンボジアの国境近くの町ハーティエン。フーコック島へのスピードボートも出ていて、欧米人バックパッカーの姿をよく見かけます。
この港町ハーティエンには、悲しい伝説の残る場所があります。「フ・トゥ岩(Hon Phu Tu)」と名付けられた海にぽっかりと突き出た岩山。
今回は、その伝説やその場所についてご紹介いたします。
フ・トゥ岩とは
海の中にぽっかりと浮かぶ不思議な形の島フ・…
更新日:2018年10月14日 (取材日:2017年5月1日) / ライター:Sayaka
2世紀末〜17世紀、ベトナムにはチャンパ王国という偉大な王国がありました。ベトナム中部に港町を作り他国と外交をし、他国の文化や技術を取り入れ発展してきました。日本との外交もあったと言われています。残念ながらそれらの遺跡は、ベトナム戦争等で崩壊し、現在は修復された姿となっていますが、今も尚、当時の偉大さ、神秘的な佇まいを残し存在しています。観光客が絶えず訪れる観光地となっている遺跡もあれば、町中にポ…
更新日:2018年8月14日 (取材日:2018年5月13日) / ライター:Sayaka
ホーチミンから南西に約150kmにある町ソクチャン。9世紀から15世紀カンボジアを中心に栄えたクメール文化が今なお色濃く残る町です。そんなソクチャンの観光スポットを一挙大紹介します!
ソクチャンはこんな町!
ソクチャンに住む人の約3分の1がクメール族で、90以上のクメール寺院があるクメール文化が根付いた町です。町の中には、フランス統治時代に造られた古いフランス風の建物や住居、ロータリー…
更新日:2018年5月11日 (取材日:2016年5月1日) / ライター:Sayaka
9世紀から15世紀にカンボジアを中心に栄えたクメール王朝。ベトナム南部のメコンデルタ周辺には、今もクメール寺院が約600カ所あると言われています。この中でも最も古い歴史があるのが「カレン寺」です。カレン寺は、ホーチミンから約150km南西にあるソクチャン省という町にあります。ソクチャン省に住む人の3分の1はクメール族だそうです。今回は、クメール文化が今なお残るソクチャン省のカレン寺をご紹介します。…
更新日:2018年3月31日 (取材日:2017年5月1日) / ライター:Sayaka
ニャチャンからトゥイホアに向かう海岸線にある岬ムイディエン(Mũi Điện)。東向きの海岸からは毎朝綺麗な朝日が見られるベトナムでは有名なスポットだそうです。この岬、ベトナム本土最東端と言われているようで、最東端の石碑や灯台が建っています。しかし、実はもっと最東端があるとの噂も…。今回は時間がなく本当の最東端には行けませんでしたが、日本人にはあまり知られていないこのムイディエンの魅力をご紹…
更新日:2018年3月12日 (取材日:2017年5月1日) / ライター:Sayaka
ベトナム国民の約10%がキリスト教(カトリック)信者ということ、ご存知でしょうか。1533年、ベトナム北部ナムディン省でポルトガル人の宣教師によって伝えられたキリスト教は、その後、各地に教会が建てられ、ベトナム各地に広まっていきました。今も尚、キリスト教を重んじるベトナム人信者は多く、週末には教会でのミサに参列する姿をよく見かけます。今回は、ベトナム人にも大切にされている教会の中でも、ベトナム最古…
更新日:2018年3月3日 (取材日:2017年5月1日) / ライター:Sayaka
ベトナムは南北に長い海岸を持つ国。その長い海岸線に自然が生み出した神秘の海岸があります。ベトナム中部トゥイホアからクイニョンに向かう海岸線にある柱状節理の海岸「クリフ ストーニープレート/Cliff of Stony Plates」。ベトナム語では、Ghềnh Đá Đĩaと呼ばれる角柱の崖は、ベトナム人には人気の観光スポットとなっていますが、日本のガイドブックにはまだ載っていません。そんなベトナ…
更新日:2017年9月19日 (取材日:2017年4月30日) / ライター:Sayaka
2世紀末〜17世紀、ベトナムにはチャンパ王国という偉大な王国がありました。チャンパ王国はベトナム南部に港町を作り、他国と外交をし、他国の認可や技術を取り入れて発展してきました。チャンパの遺跡を見る為に、バイクで巡ったチャンパ遺跡巡りの旅。今回はチャンパ王国衰亡期の遺跡、ポー・クロン・ガライをご紹介します。
ポー・クロン・ガライ Po Klaung Garai
ファンランにあるチャンパ王…
更新日:2017年7月9日 (取材日:2017年5月1日) / ライター:Sayaka
2世紀末〜17世紀、ベトナムにはチャンパ王国という偉大な王国がありました。チャンパ王国は、ベトナム南部に港町を作り他国と外交をし、他国の文化や技術を取り入れ発展してきました。これらの遺跡は、ベトナム中部から南部に掛けて点在し、修復されながら存在しています。今回は、バイクで巡ったチャンパ遺跡のうちのクアンナム省タムキー市とホイアン市にある遺跡群「クアンナム遺跡」をご紹介します。
クアンナム遺跡の特…
更新日:2017年6月10日 (取材日:2017年4月30日) / ライター:Sayaka
2世紀末〜17世紀、ベトナムに存在した偉大な王国、チャンパ王国。今回は、ベトナムに6つある様式のうちの「ビンディン遺跡群」をご紹介します。ビンディン遺跡群は10世紀〜14世紀にかけてベトナム南部クイニョン郊外に建てられた8つの遺跡です。
ビンディン遺跡の特徴
遺跡が見通しのよい高台に建てられていることが多いようです。遠くからでも遺跡が見えるよう、遺跡の規模が大きく、装飾が少ない遺跡が多いことも…
更新日:2016年4月19日 (取材日:2016年4月1日) / ライター:aki
ベトナムの最南端、カマウ省(Ca Mau)のダットムイ村(Dat Mui)にあるカマウ岬。カマウ省の省都カマウ市から120km離れており、バイクやスピードボートで3時間ほどの距離です。従来はたくさんのメコン川の支流全てには橋がかかっておらず船で渡らなくてはいけないところもあったのですが、2016年1月に全てが橋でつながり、最南端まで船を使わずにアクセスすることもできるようになりました。
そん…
更新日:2016年4月14日 (取材日:2016年2月22日) / ライター:内藤 健朗 - Naito Takeaki -: N.N.T Co.,LTD.
ベトナム北西部イエンバイ省(Tỉnh Yên Bái) とソンラー省(Tỉnh Sơn La)の間にあるタースア山(Núi Tà Xùa)に登ってきました。ベトナムはサパ(Sapa)から登るファンシパン山(Núi Fansipan)が有名ですが、北部にはまだ観光地化されていない素朴な地域も多く残ってます。
ハノイからタースア山の麓へ
タースア山(Núi Tà Xùa)は標高2865m。…
更新日:2016年2月17日 (取材日:2015年10月25日) / ライター:aki
ベトナムの地方を旅行しているととても小さな都市をいくつも抜けていくことになります。特にツーリングなど自分の足で旅行をする場合は地図を見てもどこに宿泊施設があるのかわからないこともしばしば。ベトナムの行政区分と、各都市の規模感について紹介します。
中央直轄市(Thành phố trực thuộc Trung ương/城舗直屬中央)
いずれの省も属さないのが中央直轄市。北から順にハノ…
更新日:2016年2月11日 (取材日:2015年10月26日) / ライター:aki
カオバン省のバンゾックの滝のすぐ横にあるとても大きなお寺がファットティッチトゥックラムバンゾック寺(Chùa Phật Tích Trúc Lâm Bản Giốc)。対岸の中国から見られることを意識しているかのようなとても大きなお寺からはバンゾックの滝を遠く見下ろすことができます。
山の上にあるお寺
道路からお寺を見上げると山の斜面に作られていることがわかります。
工事…
更新日:2016年2月10日 (取材日:2016年2月1日) / ライター:Yohei
テト期間中やその前になると、ベトナムはテトを祝うムード一色に染まります。そんなムードを作り上げるのに大きな役割を果たすのが花ですが、ベトナムには花の街として知られ、毎年多くの花を出荷しているサデックという街があります。世界的なベストセラーとなった小説、『愛人』を書いたフランス人作家、マルグリット・デュラスが住んでいた地域でもあるサデックをぜひ訪れてみましょう。
サデックへのアクセス
サデックは…
更新日:2016年1月26日 (取材日:2015年10月26日) / ライター:aki
ホーチミンさんが1914年に30年ぶりにベトナムに戻ってきてからしばらく潜伏していたパックボー遺跡のとなりにホーチミン主席寺院という名前の寺院があります。もちろんホーチミンさんの功績をたたえて作られたもののようで、2011年に完成したと書かれています。近くには対フランス軍で戦った若き革命烈士の墓もあります。パックボー観光と共に訪れたいところです。
ホーチミン主席寺院
2011年に完成したとあっ…