『天眼』の描かれた寺院。カオダイ教の総本山に行って来ました。
ホーチミンから北西へ約100km行ったところにタイニンという町があります。ここには、不思議な雰囲気を持つベトナムの新興宗教『カオダイ教』の総本山があります。タイニン省民は約8割がカオダイ教だそうで、礼拝の時間には大勢の人々が本堂に集まっていました。カオダイ教本堂のある広い敷地内には、学校や幼稚園もあるようで、子どもたちもたくさんいました。また、町中にもカオダイ教の寺院を見かけることができます。一つの町のようになっているカオダイ教の総本山についてご紹介します。
カオダイ教とは
儒教、仏教、キリスト教、ベトナムの民間宗教など、多数の宗教の信仰を混合した宗教だそうで、本堂にも描かれている一眼を象徴としています。カトリック聖堂にベトナムの寺院の装飾を取り付けたような独特な雰囲気の本堂には、白いアオザイをまとった信者がたくさん参拝に来ていました。礼拝は見学することができます。
敷地内にはたくさんの建物が建っている
敷地内はとても広くたくさんの建物が建っています。どの建物も鮮やかで綺麗な装飾が施され、とても綺麗です。敷地内は塀で囲われていて、東西南北にある門から入ることができます。
一つ一つの建物が何を意味しているのかはわかりませんでしたが、とにかくどれも綺麗で見とれてしまいました。
本堂のある通りの左右に建っている塔。周りには色とりどりの花が植えられていました。
感想
小さな町ですが、信仰深い人たちが住む穏やかな町でした。宗教については詳細はわかりませんが、とても鮮やかで綺麗な寺院に足を止めて眺めてしまいました。ホーチミンから片道3時間くらいなので、興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
ライター情報
Sayaka
2012年9月〜ベトナム在住。旅行、料理、自然、子ども、動物、制作活動、カフェでまったり…が好き! たくさんの人にベトナムの良さを知ってもらいたい。ベトナムの生活・観光を楽しんでもらいたい。そんな時に役立つ情報をお届けしていきたいです。