【ベトナム最南端への旅2】ベトナム最南端の岬があるカマウケープ国立公園へ行こう!
ベトナム最南端の町、カマウ(Ca Mau)省ダットムイ(Dat Mui)村。エビの養殖など漁業が盛んな、のんびりとした田舎の村です。正直これといった観光名所はありませんが、ベトナムの最南端まで足を運んだ!という達成感を味わえることと思います。最南端の岬がある、カマウケープ国立公園(Vuon Quoc Gia Mui Ca Mau)は2009年にはユネスコの生物圏保護区のリストに含まれました。今回は、カマウケープ国立公園の様子をご紹介します。また、訪れるのはちょっと…という方にも、ベトナムの最南端の様子を、記事を読んで楽しんでいただけたらと思います。
目次
カマウケープ国立公園(Vuon Quoc Gia Mui Ca Mau)とは?
カマウケープ国立公園(Vuon Quoc Gia Mui Ca Mau)は、マングローブやブラックタイガー、鳥類等の海洋資源や沿岸生態系を守るために2003年に設立されました。2009年にはユネスコの生物圏保護区のリストに含まれたそうです。
公園内には、マングローブの林を小舟でまわれるツアーもあるようです。私は今回あまり時間がなかったので行けなかったのですが、公園内でも、鳥のさえずりが聞こえたり、サギのような鳥が飛んでいるのを何度も見かけました。
カマウ国立ケープ公園内を散策しよう
まずはチケットを購入しましょう
こちらのチケット売り場で、チケットを購入しましょう。チケットは1万ドン(約50円)でした。
今も整備途中のカマウケープ国立公園ですが、歩道などは綺麗に整備されていて、ベトナム人観光客が観光バスで訪れる観光名所となっているようです。チケット売り場横の公園内地図を見ると、結構広い公園のようです。
大きな石碑
まず目に入るのが大きな石碑です。人々の暮らしや、戦争の様子が細かく彫刻されています。
海の中に佇むレストラン
以前はレストランだったようですが、現在では対岸から続く橋も壊れ、建物までたどり着くことができません。海にぽっかり浮かぶ真っ青な建物。なんだかちょっと寂しそうに見えました。いつかまたレストランとして、たくさんの人が訪れてくれるようになるといいですね。
橋の形の見晴台
以前はもう少し高さのある展望台があったようですが、現在は改装され、橋の形の見晴台が建っています。橋の上に乗って海岸線を眺めることができます。
最南端の碑
ここが現在この公園内で一番の人気スポットなのでしょう。船の形をしたベトナム最南端を示す碑。船に乗れるようになっていて、たくさんのベトナム人が写真撮影をしていました。
測量点?
ベトナム語でなんと書いてあるのかわかりませんでしたが、測量点のような場所もあります。
建設中のフラッグタワー
公園中心部に建設予定のフラッグタワー。今はまだ建設中で、近くに行くことができませんでした。
まだ建設中のフラッグタワーが木々の間から顔を出していました。できる日が待ち遠しいですね。
公園内の移動に便利なカート
広い公園内を写真のようなカートが走っています。数台のカートが走っているので、声をかけると止まって乗せてくれます。暑かったり、疲れたら利用すると便利です。
魚介類が食べれるレストラン
公園内や近くには数件のレストランやお土産やさんがあります。店先では、獲ったばかりの魚やエビが日干しにされていました。レストランでは、魚介類を食べることもできます。
カフェにはハンモックもあり、ハンモックに揺られてのんびりすることもできます。
カマウケープ国立公園への行き方
カマウケープ国立公園には、カマウ省から車やバイク、スピードボートで行くことができます。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
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感想
ベトナム最南端のカマウケープ国立公園は、これといったスポットはないものの、のんびりした時間が流れる自然いっぱいの場所でした。静かな公園内では、鳥たちのさえずりが聞こえたり、野鳥が飛んでいるのを見ることができたり、心が休まりました。そして、何と言っても「ベトナム最南端にきた!」という達成感を味わえることと思います。ちょっと行くのが大変ですが、ベトナムの新たな一面が見れて、行ってよかったと思いました。
ライター情報
Sayaka
2012年9月〜ベトナム在住。旅行、料理、自然、子ども、動物、制作活動、カフェでまったり…が好き! たくさんの人にベトナムの良さを知ってもらいたい。ベトナムの生活・観光を楽しんでもらいたい。そんな時に役立つ情報をお届けしていきたいです。