ベトナム・ラオスバイクの旅:第2話~ベトナム最大級の滝を経てバンメトートへ~

ベトナム・ラオスバイクの旅:第2話~ベトナム最大級の滝を経てバンメトートへ~

更新日:2013年8月21日 (取材日:2013年8月19日) / ライター: aki

夏休みを取ってツーリングに出かけてきたお話の第2話です。前回の記事ではホーチミンを出発して山沿いの国道13号線、14号線を北上してきました。小雨が降っている17時、ダックラック(Dak Lak)省の看板が見えてきました。

ベトナム最大級の滝、ダライサップ・ダライヌアの滝

ダックラック(Dak Lak)省とダックノン(Dak Nong)省の間を流れる川にベトナム最大級の滝であるダライサップ(Dray Sap)の滝、ダライヌア(Dray Nur)の滝があります。ダライサップの滝はダックノン省から入るので通り過ぎちゃったかな、と思っていたのですが、省境の川を渡りダックラック省に入るとダライヌアの滝の看板が。両方の滝は歩いていける距離なので、慌てて右折します。

ダライサップ・ダライヌアの滝についてはこちらの記事に詳しく紹介しています。

ベトナム最大級の滝であるダライサップ・ダライヌアの滝を訪れよう
ベトナム最大級の滝であるダライサップ・ダライヌアの滝を訪れよう

先日のツーリングの道中でダライサップ・ダライヌアの滝に行ってきました。もう暗くなり始めていたので見つからなかったら明日の朝に行こうかな、と考えていたのですが見つけたので行ってしまうことにしました。ちなみにバンメトートからは35キロの距離なので、バンメトートからすぐに行くことができ…

バンメトート(Buon Ma Thuot)へ向かう

ベトナム最大級の滝を暗いながらも堪能し、次は1日目の目的地バンメトートに向かいます。バンメトートはダックラック省の省都で、ベトナム中部高原の主要都市です。ちなみに、ベトナム中部高原とは、ベトナム中南部の高原地帯一帯を指しており、バンメトートやダラットという景勝地がある地域です。

公園の入口から国道まで来た道を戻ります。この道は穴だらけ、水たまりだらけの悪路。もちろん街灯も何もないのでバイクのライトだけが頼りですが、これが結構しんどい。何度も10cmくらいの深さがある水たまりに落ちてしまいます。その度に飛散る水しぶき。もう靴の中までずぶ濡れです。それどころか、大きな水たまりに突っ込んでしまい頭から泥水をかぶる始末。降っている雨に洗い流されましたが、1人で何やってるんだろうと思わなくもないですね。来た時は15分でしたが、帰りは国道まで40分もかかってしまいました。国道も街灯はないものの、この辺りは舗装がしっかりしており、交通量もある程度あるので走るのも楽。ダライヌアの滝からバンメトートは35km。国道まで出るともうバンメトートはすぐそこです。気づくと見たことのある景色になってきました。いよいよバンメトートに到着です。

バンメトート(Buon Ma Thuot)到着

ホーチミンから走ること約360km、ダックラック(Dak Lak)省の省都バンメトート(Buon Ma Thuot)に到着です!市内中心のロータリーまで行って記念撮影!

バンメトートに到着!

バンメトートに到着しました!!市内中心のロータリーです。

バンメトートはベトナムコーヒー最大の産地として有名です。ベトナム最大のコーヒーチェーンであるTrung Nguyen Coffeeもバンメトート発祥です。このコーヒーチェーンはシンガポールや日本にも店舗展開しているグローバルチェーンです。そんな会社も、この小さな街に本社があるんですね。

もう一つ、バンメトートと言えばニコニコヤサイ。ニコニコヤサイの塩川さんにバンメトートのオススメのお店を教えてもらっちゃいました。なんでも、Banh Uotがわんこそばのように出てくるとのこと。これは楽しみです。住所を聞いてお店に向かいます。

バンメトートでBanh Uotを頂く

バインウット(Banh Uot)のお店

バインウット(Banh Uot)を食べに行きました。

お店の前にはバイクが沢山。8時過ぎですが、沢山のお客さんで賑わっていました。店内に入るとどうやらメニューは無く、Banh Uotが運ばれて来るのを待つようです。というか店員になにか言われたのですが、英語が全く通じずに、何を言っているかわからず、運ばれてきて初めて状況を理解しました。

Banh Uot

これがBanh Uotです!

これがバインウット(Banh Uot)です!!左下の湿ったライスペーパーで肉や野菜といった具を丸めて、タレにつけて食べます。これがまた、ウマい!!またバンメトートに行くときは食べに行きたいですね。こちらが食べている間にもう次の皿が置かれていきます。まさにわんこそば状態。「ちょっとストップ、、やっぱりもう一皿!」のような会話素子ながらどんどん運ばれて売るお皿を平らげていきます。

食べ終わった皿

食べ過ぎました。17枚。回転寿司を思い出します。

美味しいのとお腹が空いていたので気づくと目の前には皿が17枚も積んでありました。もう、いらないです。お腹いっぱいです。と店員さんに伝えて終了。これだけ食べて57000ドン(約270円)。最高です。ホーチミンにもこんなお店がほしいところです。

バンメトートでコーヒーを頂く

ご飯を食べたらホテルにチェックイン。これまた塩川さんのオススメの1泊17万ドン(約800円)の安宿。そして泥だらけの靴を洗面台で洗います。。実は今後毎日靴を洗うことになります。そして街に出てカフェを探す。さすがコーヒーの街、沢山のカフェがあります。

バンメトートのカフェ

街中にカフェがたくさんあります。

しかしどこに行っても「10時に閉まっちゃうよ」とのこと。走っていると街の外れにあるTrung Nguyen Coffee Villageに着いてしまいました。直営店兼カフェになっているところです。聞くと、10時閉店だけど11時くらいまで居てもいいよ、とのこと。とりあえずコーヒーを飲んでしばし作業。ちなみにコーヒーメニューはホーチミン市内の店舗とほとんど変わりません。去年の12月に既に来ているので写真は撮っておらず。

Trung Nguyen Coffee Village

去年の写真ですが、こんな所です。

去年の写真なので明るい時間なのですが、こんな所です。カフェの他、コーヒーミュージアムや直売店もあり、敷地内にはコーヒーの木も植えてあります。是非バンメトートに行くときはこちらも行ってみてください。

そしてホテルに帰って就寝。こうしてバイクの旅1日目が終わりました。寄り道も含めて400km、結構走りました。

次回:象使いの民族とラック湖の大自然

次回はバンメトート周辺で一番の景勝地とも言えるラック湖に向かいます。象使いの少数民族も住んでおり、象乗り体験もしてきました。

ルートマップ

今回のルートマップ

今回のルートマップです。

A:ダックノン省、ダックラック省の境界
B:ダライヌアの滝
C:バンメトート中心のロータリー
D:Trung Nguyen Coffee Village
E:宿泊したホテル

ルートマップをgoogle mapで見る

バンメトートについて

バンメトート(Buon Ma Thuot) – コーヒーと少数民族に出会う街
バンメトート(Buon Ma Thuot) – コーヒーと少数民族に出会う街

バンメトートはベトナム中南部に位置する高原の街でダックラック(Dak Lak)省の省都です。ダックラック省はベトナム国内のコーヒー生産量がトップ。あの有名なチュングェンコーヒー(Trung Nguyen Coffee)もバンメトート発祥です。一体が標高500m~1000mという高…

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ライター情報

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aki

旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。

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