バンメトート(Buon Ma Thuot) – コーヒーと少数民族に出会う街

更新日:2013年12月1日 / ライター: ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
バンメトートはベトナム中南部に位置する高原の街でダックラック(Dak Lak)省の省都です。ダックラック省はベトナム国内のコーヒー生産量がトップ。あの有名なチュングェンコーヒー(Trung Nguyen Coffee)もバンメトート発祥です。一体が標高500m~1000mという高原地帯のため気温も涼しく過ごしやすいのが特徴です。
ベトナムには多数の少数民族が伝統を守りながら暮らしております。ここバンメトートの人口の40%は少数民族と言われており、郊外では少数民族の暮らしぶりを見ることもできます。つい10年前までゾウを日常の足としていたこともあり、エレファントライディング等のアクティビティを楽しむこともできます。
バンメトートへの交通
ホーチミンからはベトナム航空、エアーメコンが就航しており、約1時間でバンメトートに行く事ができます。運賃は季節にもよりますが片道100万ドン程。ベトナム航空はホーチミンの他にダナン、ハノイからも運行しており、エアーメコンもハノイ、ヴィンからの便があります。
また、バスで訪れることもできます。ホーチミンのミエンドンバスターミナル(Ben Xe Mien Dong)からは各社が1時間間隔でバスが運行されています。所要時間は約9時間。料金は約20万ドン。バスターミナルへ行き、バンメトート(Buon Me Thuot)と書かれたカウンターで「バンメトートに行きたい!」と言えばチケットの購入が可能です。夜行バスでは寝台車も運行されておりますので、こちらを利用すると快適です。
バンメトートの魅力
バンメトートはホーチミンやハノイに比べると小さな町なので交通量も少なくのんびりと過ごすことができます。やはり訪れたいのは少数民族の住む村。街の郊外には少数民族の村が点在し、昔の暮らしを今に守り続けています。また、自然も豊富でダライヌア滝やラック湖というところでは壮大な景色を味わうことができます。
また、コーヒーの産地としても有名で、農園には沢山のコーヒーの木を見ることができます。Trung Nguyen Coffee Villageというチュングェンコーヒーの本社兼コーヒー博物館、直売所もあり、こちらはカフェも併設されているので訪れてみてはいかがでしょうか。
各観光地は市街地から遠くはなれているため、バスやタクシーの利用が必須です。街についてバスターミナルで時刻表をもらうのも良いですが、数人での旅行の場合はタクシーを一日中借りきってしまうのが良いでしょう。
それでは、フォトギャラリーをご覧ください。
- 寝台バスは3列独立の2段シートで通常のバスよりはゆったりと過ごせます。
- ホーチミンで有機野菜を販売しているニコニコヤサイの農場もバンメトートにあります。
- 街の入口にはゲートがあり、観光客を歓迎しています。
- バンメトートはコーヒーの産地。カフェも沢山あります。
- 象は川の中もスイスイと歩いて行きます。
- ブオンドン(Buon Don)では象に乗ることができます。
- ブオンドンには沢山の吊り橋があります。意外とスリリング。
- バンメトート郊外の夕暮れ。
- 歴史、特産物(コーヒーや胡椒等)、民族について学ぶことができます。
- Trung Nguyen COffee Villageの入口。ベトナムコーヒーについて詳しくなれます。
- チュングェンコーヒー村のコーヒーの木です。
- 街の中心には勝利の像が達、戦車も飾られています。
- 象の上からは少数民族の村を見学できます。
- 寝台ではないバスは通常の4列シート。これで9時間は辛い・・!?
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ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
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