ベトナム最大級の滝であるダライサップ・ダライヌアの滝を訪れよう
更新日:2013年8月21日 (取材日:2013年8月19日) / ライター: aki
先日のツーリングの道中でダライサップ・ダライヌアの滝に行ってきました。もう暗くなり始めていたので見つからなかったら明日の朝に行こうかな、と考えていたのですが見つけたので行ってしまうことにしました。ちなみにバンメトートからは35キロの距離なので、バンメトートからすぐに行くことができます。
ベトナム最大級の滝、ダライサップ・ダライヌアの滝
国道から滝までは12キロの距離、細い荒れた道を進んでいきます。道には大きな穴がいくつも空いており、茶色い水が溜まっています。水たまりを避けながらゆっくりゆっくり進みます。そして走ること数十分、滝の入口が見えてきました。
入り口に着くとチケットブースに係員がいない。様子をうかがっていたら思ったら中から出ていました。「今日はもう終わりだよ」、なんですと、せっかくここまで来たのに・・・。がっかりしながら「え、終わり?明日は何時から?」「朝6時から」という会話をしていると、こちらが外国人だと気づいた様子で、「あ、でもちょっと見に行くだけなら入ってもいいよ」とのこと。では、行ってきます!っということで入場料3万ドンを支払って入場。交渉してみるものですね。まずはダライヌアの滝です。
※2016年現在2つの滝を繋ぐ吊り橋が工事中のため別々に入場する必要があるそうです。
ダライヌア(Dray Nur)の滝
こちらがダライヌアの滝です!かなりのスケール。馬はもう既に雨季なのですが、もっと雨量が増えると横一面の滝になるそうです。断崖絶壁から落ちる水のスケール感は凄いものがあります。マイナスイオンも沢山。写真左側を進むと滝の真横まで歩けるようになっており、滝を横から見ることもできますがやはりすごい。ちなみに道は整備されているとは言いがたく、行かれる方は十分注意してください。落ちると本当に危ないです。
ダライヌアの滝から下流の方を見ると夕日が沈んでいきます。時間はもう既に午後6時。
沈んでいく夕日を見ながらゆっくり過ごしたいところですが、もう一つの滝も行きたいので歩き始めます。少し遠くから滝を見てみると滝の全景が見えました。これが横一面滝になったら、と考えると凄いですよね。
ダライサップの滝に向かう
ダライサップの滝までは歩いて15分ほど。公園内の遊歩道を歩いていきます。途中、吊り橋があるので川を渡っていきます。
誰もいない夜の公園を一人歩き続けます。
もう夕日は地平線の向こうへと消えてしまいました。吊り橋はあまり揺れないので高所恐怖症でも渡れそうです。ちなみに吊り橋はベトナム人に大人気。よく吊り橋を揺らして騒いでいる光景に出会います。僕も吊り橋を揺らして遊んだりしたいのですが時間がない、というか誰も居ません。完全に1人でした。
吊り橋を過ぎると売店がありました。売店も店員がテレビを見て過ごしており、もう店は終わっているようです。店員は売店内に住んでいるのでしょう。薄暗い草原の中をどんどん進んでいきます。もうひとつ吊り橋があるので渡ります。
写真を見るとおわかりかと思うのですが結構暗くなっています。太陽が落ちるとすぐに暗くなるんですね。ちなみにこの公園内にはダライヌア、ダライサップといった大きな滝だけではなく、7つの滝があります。
頑張ってフラッシュ焚いて取ってみました、が、これは何もわかりませんね・・・。白い糸のように美しい滝がありましたが、私の古いデジカメでは暗すぎて写せませんでした。滝の名前はわからなかったのですが、きっとどこかに看板があったのかもしれません。もっと明るい時間に来て、7つの滝を巡りながらのハイキングをしたいものです。
ダライサップ(Dray Sap)の滝
ダライヌアの滝から歩くこと15分、ダライサップの滝に到着です!
それにしても暗い・・・。時間は18時20分、まだダライヌアの滝から20分しか経っていないのですが結構暗くなっています。写真では何も伝わらない感じです。こちらの滝も雨量が増えると横一面に広がるようです。
それよりも、足元が結構デコボコしているのですが暗くて見えにくい。特別に入れてもらったものの、やはりこんな遅い時間に来るものではないですね。またいつか、日中に訪れようと心に決めてきた道を戻ります。道はどんどん暗くなっていきます。公園の入口に戻った頃にはもう真っ暗になっていました。誰もいません。入れてくれた係員の姿も見えません。もう帰っちゃったのでしょうか。
以上、ダライサップ・ダライヌアの滝体験レポートでした。もっと日が明るい時間に行くことを強くおすすめします!
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。