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ベトナム・ラオスバイクの旅:第1話~ホーチミンから中部高原を目指す~

ベトナム・ラオスバイクの旅:第1話~ホーチミンから中部高原を目指す~

ベトナム・ラオスバイクの旅:第1話~ホーチミンから中部高原を目指す~

先週の夏休みを利用して、1週間と1日でホーチミンからラオスを通ってダナンまで行くツーリングに出かけてまいりました!ベトナムには存在しない夏休み、半ば強引にとった感は否めないのですが行ってきてよかったです。バイク旅行のいいところは、事前に日程や工程を決めなくても出発できるところ!飛行機だとこうは行かないですからね。そんなユルさのおかげで全くのノープラン。ラオスに立ち寄って、ダナンでゴールしようということだけ決めて、とりあえずスタート!これが最高の旅になりました。本日から少しづつ記事にしていこうと思います!

ホーチミンを出発

金曜日の朝、いよいよ出発です。とりあえずホーチミン出発っぽさを出すためにベンタイン市場へ。

ベンタイン市場前から出発!

ホーチミンの中心、ベンタイン市場から出発!

朝早く出発しようと意気込んでいたものの、前日までの疲れが残っていて結局家を出たのは9時。わざわざベンタイン市場まで写真撮ってたこともあり、結局ホーチミンを立ったのは10時前でした。笑

ホーチミンからはまず国道(Quoc Lo)13号線を北上します。前にサッカーの交流イベントを見に行ったビンズン(Binh Duong)省を通り過ぎていきます。この辺りはまだまだ都会。道も広いし道の両脇にはしっかりと建物が並んでいます。それどころか、高層マンションがあったり、大きなホテルがあったりと完全に都会。東急が新都市を建設しているのもこの辺りですね。そんな都会の幹線道路を北上します。気づくとビンズン(Binh Duong)省を通り過ぎ、ビンフック(Binh Phuoc)省を走っていました。そしてホーチミンから走ること100km、ビンフック(Binh Phuoc)省に入ったあたりで国道14号線に分岐します。分岐点は「え、ここ??」と思うような普通の信号。国道14号線の表記も見当たりません。曲がってみると13号線とは違いなんとも普通の道。念の為にスマートフォンのgoogle mapで確認するも、やはりこの道です。

国道14号線でビンフック(Binh Phuoc)省をひたすら北上

右折してからは一気に田舎道。でもまだまだ道の周りには家が立ち並んでいます。道は片側1車線の道路ですが、道路と建物の間が広いのでいつか広くなるのでしょうか。ベトナムの道路は年々改良されていくので楽しみです。

国道14号線を行く

国道14号線に入ります。

それにしてもこの道、道幅は狭いですが交通量は少ないので走りやすい!車線数が少ないのでバイクの車線規制(ベトナムでは、バイクは右側車線のみ通行可能)を気にする必要もないのでどんどん飛ばせます。青空が最高に気持ちいい!!と、気持よく飛ばしていきます。たまに来る対向追越車を避けながらどんどん北へと走っていきます。

でも気持よく飛ばしていると突然ダートの路面が出てくるのがベトナムの国道です。

ダートの国道14号線

早速ダート区間が現れました。フラットダートはいいのですが・・。

ホーチミンを出てから1時間半。早くも未舗装路面がやってきました。今日はバンメトートまで360kmの長旅。日本の国道では、平均時速60キロだから6時間、のように時間を見積りやすいのですが、ベトナムの道路はこれがあるからなかなか見積もれないのです。この辺りはフラットダートなので4,50キロで走ってしまうのですが、もっとひどいところだと20キロくらいになってしまいます。こんなダートも街に近づくにつれて舗装路になっていきます。街中は車線数も増え、立派な道路に早変わり。

ビンフック省ドンソアイ

ビンフック省のドンソアイ。バイクの看板がかっこい。

ホーチミンから走ること1時間半、ビンフック省の省都であるドンソアイ(Dong Xoai)市に来ました!さすが省都、今までの道とはぜんぜん違う。ベトナムでは車両の車線規制を表す看板があるのですが、バイクの看板がいやにかっこいいので写真撮っちゃいました。

道路看板のフルカウルバイク

こんなフルカウルのバイクベトナムで殆ど見ません・・・。

何故かフルカウル。そんなバイク、ベトナムではめったに見かけないですが・・・。ちなみに道路看板などは省ごとに定めているようで、微妙に形が違ったりします。このバイクの看板もビンフック省独自のものでしょう。車両通行区分を表す看板は省ごとにかなり違いますし、省によっては信号の下に赤信号の罰金額が書いてあったりとか、見ていると楽しいものです。

ドンソアイの中心部

ドンソアイの中心部で写真を一枚。

街の中心と思われるロータリーで記念撮影。正面の商業施設の最上階はカフェになっていました。行こうかなーと思ったものの、先は長いので体力のあるうちに先に進みます。立派だった道も気づけばすぐにダート路面に変わっていきます。。ダート路面をひたすらに北上。

田舎の道端でフォーのランチ

ここまで走ってきて実はまだ起きてからご飯を食べていませんでした。気づけば時間ももう12時半。お腹が空いてもどこでも美味しいご飯が食べられるのがベトナムのいいところなんです。ということで適当に道端の食堂にバイクを停める。

フォーのランチ

お腹がすいたので国道脇の食堂でフォーランチ。うまい・・!

ボーコー(Bo Kho:ベトナム風ビーフシチュー)の看板に惹かれて入ったのですが、「もう終わっちゃったよ」とのこと。フォーがあるよと言われたのでフォーをいただくことにしました。体力回復のためにレッドブルも注入です。レッドブル、とベトナム風の発音でお店のおばあちゃんに言っても通じず、若い店員に通訳してもらっちゃいました。と言ってもこんな田舎ではなかなか英語は通じないので、私の拙いベトナム語から、ネイティブのベトナム語に通訳。

ダートのお店の前の道

お店の前の道はもちろんダートです。

この辺りの道は未舗装路。お店から外をみるとこんな感じで自然たっぷり。最高の田舎道です。のどかな風景を眺めながらおばちゃんがフォーを作ってくれるのを待ちます。数分でフォーがやって来ました。

フォーボー

フォーボー(牛肉入りのフォー)。田舎で食べるフォーは素朴で美味しい。

うん、美味しい!こんな小さな食堂ですが、味はとっても美味しかったです。田舎のフォーは家庭の味という感じで、洗練されてはいないものの美味しいものが多い気がしています。フォーは本来ハノイ料理なのでハノイのほうが美味しいとよく行くのですが、ここのフォーはなかなかのものです。と言っても、また行くことがあるかはわかりませんが・・・。私の拙いベトナム語を聞き返すことなく受け答えしてくれるおばちゃんの優しさにたっぷりと触れてから、また走り出します。

荒れた国道14号線

道はついに穴だらけになってしまいました。こうなるともうゆっくり走るしかありません。バスやトラックも穴を避けるように蛇行運転です。穴の深さは大きいものでは20cmほどにもなるので、入ってしまうと衝撃が大きいのです。正直、バイクなので立って運転すればあまり気にならないのですが、それよりも後ろに積んであるパソコンが心配でゆっくり走りました。笑

穴だらけの国道14号線

国道14号線、穴だらけなんです。

ちなみにこの穴だらけの未舗装路のところで大型バスの休憩所があります。ホーチミンからバンメトートまでバスで行く際はこの辺りで一度休憩になります。ドリンクや肉まんが美味しいです。今回はスルーしてひたすら走ります。

雨のダクノン(Dak Nong)省

ビンフック省を超えるとダクノン省に入ります。と言っても何が変わるわけではなく、ひたすら走り続けるだけです。ただ、道が舗装されるようになってきました。この辺りは小さい町をいくつも越えていきますが、町と町の交流が多いのでしょうか。

自然の中の集落

こんな集落をいくつも抜けていきます。

国道は写真のような集落をいくつも抜けていきます。集落によっては国道沿いに建物があるだけで、交差点のない集落もあります。集落の周りは森。自然が沢山で景色も綺麗だし、何より走ってて気持ちがいいです!この写真を見せて、ヨーロッパです!と言われたら信じてしまいそうな景色じゃないですか?それは言いすぎでしょうか・・・。

気分よく走っていると降りだして来る雨。そういえば今は雨季なんでした。いや、忘れているわけではないのですが、ベトナム南部の雨季は雨が降っても数時間でそれ以外の時間は晴れていることが多いので、ついずっと晴れているように思ってしまうんですよね。

雨が降り出しました

雨が降り出してきました。。

雨の景色はそれで綺麗なのですが、バイクには辛いものです。写真も急に寒そうに見えてきます。実際は寒くはないのですが、やはり雨の中走るのは辛い。

日本のトラック?

日本から中古で買ってそのまま。

雨の中、日本の会社のトラックに出会いました。きっと日本からの中古シャーシをそのまま使っているのでしょう。写真を撮ってから遅いので追い越し。側面にも菱中海陸運輸としっかりと書かれていました。

しばらく走り、「やっぱり雨が降ったら走らないのが一番!」と思ってカフェに避難。ドゥクアン(Duc An)という小さな街ですが、良いカフェがありました。

雨が降ったらカフェに避難

雨が降ったらカフェに避難するのが一番!

この辺りの建物は平屋が多く、このカフェも平屋でした。そんな小さな街です。

カフェで飲んだコーヒー

カフェではもちろんコーヒー!保温は寒冷地仕様。

カフェではもちろんコーヒーをオーダー。コーヒーカップが湯煎された状態で出て来ました。これは寒冷地仕様でコーヒーが冷めないようにという配慮。中部高原地帯は標高があるためホーチミンなどに比べると寒いのです。このコーヒーを1階こぼしてしまい、もうひとつ追加で持ってきてもらっちゃいました。それでもコーヒー2杯で2万ドン。ホーチミンの半額程度の物価です。

カフェからの景色

結構綺麗で人気のカフェでした。

カフェに座って国道の方を見てみます。Wi-Fiがあるのでメールチェックなどをしながら雨が弱くなるまで一休み。晴耕雨読ならぬ、晴走雨働です。30分ほど休憩して走り出しました。雨は小降りながらずっと降り続いています。ベトナムツーリングで必要なのは雨に負けない忍耐力なんじゃないかと思ってきました。ベトナムのレインコートはなかなか優秀なので膝から上はほとんど濡れません。膝から下は諦めます。

次の大きな街、ダクミル(Dak Mil)には国道沿いに湖があったのでちょっと停車して一休み。遊歩道なんかもあって、晴れてたらデートスポットとして最高ですね。雨が降っていても湖畔には人影がありました。

ダクミルの湖

ダクミル(Dak Mil)の湖で一休み。

雨はまだまだ降り続いています。そんな中ダクミルから走りだしてすぐ、前方に人だかりができていました。

洪水の国道14号線

なんだろうと思い近づいてみると、、道が川になっています。車もバイクもゆっくりゆっくり通って行きます。でも川になっているのは50mくらいなのでなんとかなりそう。でもこの川の水、道路を横切ってるとなると近くの民家にも浸水してそうな気がします。

洪水の国道14号線

道が川になってます。ここ、国道です。

冠水しているだけならまだいいのですが、水の下の道路には穴があることを忘れてはいけません・・・。穴があっても転ばないようにゆっくりゆっくり進みます。こんなところで足着きたくないですからね・・・。ちなみに、邪魔にならないように道の端に停車して呑気にこんな写真とってるくらいなので、何事もなかったかのように通過して行きました。

この洪水を超えると すぐにダックラック(Dak Lak)省の看板が見えました。もう時間は17時。ホーチミンを出てから7時間が経過しています。

次回:ベトナム最大級の滝を経てバンメトートへ

次回は、ベトナム中部高原最大の滝であるダライサップの滝・ダライヌアの滝を通り、ダックラック省の省都でありベトナムコーヒーの産地でもあるバンメトートに向かいます。

ルートマップ

今回のルートマップ

今回のルートマップです。

ルートマップをgoogle mapで見る

ライター情報

aki

aki

旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。

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