カンボジアツーリング第1回~ホーチミンからプノンペンまではバイクで6時間~

カンボジアツーリング第1回~ホーチミンからプノンペンまではバイクで6時間~

更新日:2014年12月27日 (取材日:2014年12月25日) / ライター: aki

年末年始ホーチミンからカンボジアツーリングに出かけました。カンボジア自体はバスなどで何度か訪れている他、先日も国境の町までツーリングに行ってきました。ホーチミンからカンボジアの首都プノンペンまでは意外と近く250キロほどしか離れておらず飛行機なら40分で着いてしまう距離です。

ホーチミンのベンタイン市場を出発してモクバイ国境へ

ベンタイン市場を出発

ベンタイン市場を出発

午後2時半、ホーチミンのベンタイン市場を出発。本当はもっと早く出発したかったのですが外せない予定があり午後になってしまいました。ベンタイン市場から国境まではベトナム国道22号線兼アジアハイウェイ1号線をひたすら一直線です。

ホーチミン市の隣のタイニン省

ホーチミン市の隣のタイニン省

途中、クチトンネルで有名なホーチミン市クチ県などを抜けていき、タイニン省に入ります。この辺りまでは交通量が非常に多く、大型トラックもバイクも多いのでなかなかペースが上がりません。どんどん周りの建物が小さくなっていき、気づくと田園風景の中を走っていました。

タイニン省の国境近く

タイニン省の国境近く

ホーチミン市を出発してから2時間後の午後4時半、モクバイ・バベット(Mộc Bài – Bavet)国境に到着しました。

国境については「モクバイ・バベット国境を通る陸路でのベトナム・カンボジア入国&免税ショッピングガイド」に以前書いたので今回は省略します。

国境ではベトナム側、カンボジア側ともにバイクを押して歩いていると声をかけられましたが、パスポートにスタンプが押されていることを確認しただけで、バイクについては何も言われませんでした。

バベット国境からカンボジア国内をプノンペンに向けて走る

国境を抜けるとカンボジアのバベットです。

プノンペンまで165km

プノンペンまで165km

国境を抜けた先の看板には「プノンペンに向けて165km」とあります。カンボジア国道1号線は舗装も綺麗で走りやすい道なのでこの区間なら日没後も走行可能だと思い、プノンペンに向かいます。ベトナムからカンボジアに国が変わっても交通ルールも街並みもベトナムとほぼ同じで看板の言葉だけが変わったような、そんな感じを受けます。

ワーカーが乗ったトラック

ワーカーが乗ったトラック

途中の工業団地からは労働者がたくさん乗っているトラックが何台も出てきます。このトラックで集落まで帰るのでしょう。トラックの上で軽食を食べる者、飲み物を飲む者等様々です。飲食したあとは道路に捨てるのでトラックのすぐ後ろは走らないほうが良さそうです。ちなみにカンボジア国内はこのトラックのようにナンバープレートがついていない車両も多く走っています。

国道沿いの商店で買い物

国道沿いの商店で買い物

途中の街で水を購入。ペットボトル1本で1000リエル(0.25ドル)とベトナムと物価がほとんど変わりません。カンボジアではベトナムの価格と比べるとその店が高いのか安いのかがわかる気がします。

カンボジアの大地を走る

カンボジアの大地を走る

プノンペンに向けてひたすらカンボジアを走ります。たまに小さな集落を抜ける以外は、水田、荒野、湖など大自然の中を走っていきます。

メコン川をフェリーで渡る

途中、ニークロイアン(Neak Loeung)という街で国道がメコン川を渡るのですが、橋がまだできていないのでフェリーで渡ることになります。

フェリーを待つ車列

フェリーを待つ車列

フェリーを待つ車の列。バイクの列が見当たらず、どこに行けばよいのかとあたりを見回していると近くのおじさんが券売所の方向を指さしてくれました。近づくと子どもたちがここで買え、のようなことを言って案内してくれます。(クメール語なので何を言っているか全くわかりません)

券売所

券売所

ここが券売所。上に料金表が掲示されているのですが全てクメール語なので値段がわかりません。乗ってきたバイクを指さすと、5、と手で教えてくれました。5000リエル、だとしたら高いな、と思いながら1ドル札を渡すと3500リエルのお釣り。なんと500リエル(0.125ドル)でした。

バイク1台500リエル

バイク1台500リエル

これがチケット。たしかに500と印字されています。バイクにまたがって船の方に走りだすと係員に反対側を指さされました。どうやらバイクは別のところで並んでいるようです。

フェリーを待つバイクの列

フェリーを待つバイクの列

券売所の裏の建物の中にバイクの列がありました。車が乗り終わったら前のゲートが空いて乗船開始。

いざ、乗船

いざ、乗船

土の道を船に向かって降りていきます。車と車の間にバイクを止めるよう指示されるのでその通りに駐車。

フェリーで川を渡る

フェリーで川を渡る

フェリー内の様子。左のバスはホーチミンからプノンペンに行くバスでした。写真には写っていないのですが右に止まっているバンもホーチミン発。この状態でメコン川を20分ほどで渡ります。

対岸の食堂で休憩

対岸の食堂で休憩

対岸に着いたところで食堂で休憩。レッドブル5000リエル(1.25ドル)。WIFIもあるので30分ほど休憩。プノンペンにいる友人に連絡がとれて一安心。

休憩した後は暗い道を60kmほど走ります。一時間強でプノンペンに到着しました。道中にある小さな橋のそれぞれの欄干に日本国旗が印字されていているのが印象的。真っ暗なので写真は撮れませんでした、というか運転に集中していてそれどころではありませんでした。ホーチミンからプノンペンの道路状況が良いので夜道も走りましたが、今後の道中は、暗い道の走行は避けようと思っています。

プノンペンに到着

夜8時半、ベンタイン市場を出発したちょうど6時間後にプノンペンに到着しました。サムライカレーでカレーを食べようと思ったのですがすでに閉店しており、他の店で夕食。

プノンペンのサムライカレーに到着

プノンペンのサムライカレーに到着

翌朝はプノンペンにあるルーフトッププールのあるホテルでカフェをいただく。プノンペンも良いところですね。

プノンペンのルーフトッププールのあるカフェ

プノンペンのルーフトッププールのあるカフェ

次回

プノンペンで1日過ごした翌朝、メコン川を北上してクラチェへ向かいます。

ライター情報

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aki

旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。

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