ホーチミン市から2016年新暦の花火と共に新年のご挨拶
更新日:2016年1月1日 (取材日:2016年1月1日) / ライター: aki
あけましておめでとうございます。2016年もベトナム生活・観光情報ナビをよろしくお願いいたします。
ホーチミン市では毎年恒例の年越し花火が行われました。2年前にも花火の様子をお伝えしましたが、今年は5月に開通したグエンフエ通りからの様子をお伝えします。
続々と人が集まるグエンフエ通り
いつもたくさんの人で賑わっているグエンフエ通り、今日はいつもにも増して多くの人で賑わっていました。
午後11時過ぎ、日本の友人からの「あけましておめでとう」のメッセージが落ち着いた頃に外に出るともうすでにすごい人。各方向から人が集まってきてどんどん増えていきました。
※ベトナム時間午後11時は日本時間午前1時です。
年越し5分前の様子。歩行者天国となった車道部分も含め歩く場所がないほどに人でうめつくされています。
いよいよ花火!と思ったら・・・
いよいよ年越しの瞬間。花火の光とともに歓声が響き渡りました。
とともに、落胆の声も聞こえてきました。8ヶ月前に歩行者天国として整備されたグエンフエ通り、誰もがこの道の正面から花火が上がるものだと信じていたと思います。道の中央に三脚を設置して待っていた欧米人の姿もありました。もちろん私達も中央で上がることを期待していたのですが、実際は左のビルに半分以上隠れてしまい見えません。
皆カメラを構えたままどんどん右へ移動。たくさんのカメラの液晶の光がどんどん右に流れていきます。私達も右へ、前へと移動。それでも半分以上の花火は見えませんでした。とはいえ、久しぶりの花火、楽しみました。
来年は、グエンフエ通りの直線上で打ち上げて欲しいですね。きっとホーチミンさんも花火を正面から楽しみたいでしょう。
一斉に帰るホーチミン市民
花火が終わった瞬間に皆一斉に帰り出します。
路上のアイスクリーム屋さんやドリンク屋さんはラストスパート。声を張り上げて全て売り切ろうと頑張っています。
道路は帰ろうとする人で大混雑。ちなみにここはドンコイ通りとレタントン通りの交差点。ホーチミンに住んでいる方ならなにかおかしいと気づくかもしれません。
そうです、一方通行のドンコイ通りからたくさんのバイクが逆走してきています。逆向きの一方通行になってしまいました。後ろからもバイクの集団が向かってきています。
正しい方向に進もうとする車も曲がれず、交通警察も交通整理に精一杯。花火も見えない場所に配置されてこの交通を整理するのは大変かと思います。ご苦労さまです。
毎年同じような花火、同じような光景で迎えた2016年。皆様にとって素晴らしい一年になるよう、ホーチミン市からお祈り申し上げます。今年もよろしくお願いします。
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ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。