ホーチミンで花火をみに行ってきました
更新日:2013年12月1日 / ライター: ayako
2013年4月30日、ホーチミン市で打ち上げ花火があがるということで、私もみに行ってみました。同じ日、ダナンでも国際花火大会があったわけですが、ダナンの花火についてはこちら(前編)とこちら(後編)をどうぞ!
「4月30日」のこと
1975年4月30日。この日はベトナム、特に南部にとってとても大きな1日でした。いわゆる「サイゴン陥落」の日(「南部解放記念日」とも)。ベトナム戦争の末期であったこの日、北ベトナムによって、南ベトナムの首都・サイゴン(=ホーチミン)が解放され、南北が統一されました。今年で38年目です。
打ち上げ花火をみに行く
21時から15分間、2区のトゥーティエム地区と11区のダムセン公園、以上2か所で打ち上げ花火があがるとのこと。私は2区のトゥーティエム地区の花火をみるべく、1区へ行きました。
20時50分頃、サイゴン川の向こう側にあがる花火をみることができるであろう、1区のハムギー通りへバイクで行きました。すでにハムギー通りは通行止め(ただバイクと人が集まってしまって、通行止めに「なってしまっている」だけですが)。どんどんバイクと人が集まってきて、サイゴン川からベンタイン市場のバスロータリーに近いところまでいっぱいいっぱいです。
ベンタイン市場のほうをみると…
花火があがる、トゥーティエム地区のほうをみると…
人・人・人。バイク・バイク・バイク。実はここで交通事故もみかけました。人が集まっているので、食べ物飲み物の移動式屋台もちらほら。
…と、21時になりました。
さっそくドーンドーンと、日本でもききなれた打ち上げ花火の音!…しかし、きれいに木のうしろにかくれてしまって、実はまったくみえなかったのでした…。しかし音をききながら、ひとり「たーまやー」とつぶやいてみる日本人(私)。
花火が終わった後のこと
15分間はあっという間で、クライマックスは様々な花火が次々とあがって、ちらちらとしかみえなかったわけではありますが、でもきれいでした。
すべて終わった瞬間、みていたベトナム人たち皆、「おーーー!!!」と拍手喝さい。そしてわれさきに!と、どんどんバイクで帰っていく。しかし帰り道がまたバイク・バイク・バイクで、行きたい道を行くことができず、遠回りをしながらやっとこさっとこ帰ることができたのでした。
ベトナムではじめてみた打ち上げ花火。もっとよくみえればもっと良かったのですが、でも大きな「イベント」ごとがあまりないベトナムで、とても楽しい15分間でした○
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ライター情報
ayako
元ベトナム考古学徒。研究のかたわらベトナムフェスティバルやベトナム検定公式テキストやたんぽぽカフェ@ダナンに携わったのち、2013年1月からホーチミン在住です。