ベトナムの避暑地ダラットのフラワーフェスティバルに行ってきました

ベトナム人の旅行先として人気の避暑地、ダラット。一年中涼しい気候で高原野菜としても知られるこの街でフラワーフェスティバルが開催されるということで行ってきました。フラワーフェスティバルは2013年12月26日から12月31日まで開催されていました。

ダラットフラワーフェスティバル

ベトナムのダラットって？

ダラット(Da Lat)はホーチミンから約250km離れた中部高原地方の街で、元々はフランス統治時代に避暑リゾート地として開発されました。今もフレンチ風の大きなヴィラがいくつも残っています。そういう経緯もあってか今もフランス人観光客をよく見かけます。

一年中20度前後の過ごしやすい気候で花や野菜などの農作物の栽培が盛ん。市内中央には湖もあり、その美しい景観もあってかベトナム人は新婚旅行でよくダラットに来るそうです。最近はダラットワインやアーティチョーク茶などの特産品をホーチミンで目にすることも増えてきました。

ホーチミンからはバスで7時間又は飛行機で1時間とアクセスしやすく、ハノイからも飛行機で来ることができます。今回のフラワーフェスティバルに合わせて街中で無料Wi-Fiが使えるようになりさらに滞在しやすくなりました。

フラワーフェスティバルの様子

ダラットではフラワーフェスティバル以外にも、観光ウィークなど様々なイベントが同時に開催されており、ダラット市の人口を越える観光客がベトナム全土から押し寄せているそうです。

イベント初日の花火

12月27日には特設ステージでの開会式と花火の打ち上げが行われました。ダラット市内中心部の道路はそれに合わせて一部閉鎖され、ただでさえわかりにくい道なのでとても移動が大変でした。

ダラットでの花火

花火の打ち上げは知らなかったのですが、外を走っていると急に花火の音がしたのでバイクを走らせてよく見える位置を探して移動しました。ホーチミンの新年の花火を考えると、花火が見える位置まで移動できるくらいの交通量ということですね。市内中心部は元々毎日歩行者天国となり、その範囲が今回のイベントで広がっていたので徒歩で移動していた人が多かったのかもしれません。ホーチミンでも年間4回しか見ることのできない花火、寒空の下で見れて良かったです。

ちなみにダラットの朝晩の冷え込みは本当に寒く、気温は10度を下回ることもあるそうです。夜でも25度を超えているホーチミンから来るとかなり寒い。

フラワーフェスティバル会場のダラット市ガーデンに到着

フラワーフェスティバルの会場はダラット市ガーデン。市内中心部にあるスアフーン湖の隣にある大きな公園で、普段は人も多くないのですがフラワーフェスティバル期間中は大混雑するようです。普段は四季折々の花が咲いている散歩が気持ちのよい公園です。

公園入口の大きなゲート

公園入口にはフラワーフェスティバルと書かれた大きなゲートがありました。そしてこの人出。人口20万人強のこのダラットに3倍ほどの人が集まっているそうです。

フラワーフェスティバル案内図

フラワーフェスティバルは6つのエリアに分かれており、各地方からの出展があるようです。かなり広い公園なのでじっくり見てるとかなり時間が掛かりそうですね。

公園入口の噴水

公園の入口には噴水がありました。空はとってもきれいな快晴でこの公園を楽しむには最高の天気。ダラットは空気がきれいなのも良いですね。

ダラット市ガーデン

本記事の最初にも写真を載せましたが、ダラット市ガーデンの様子です。公園のベンチでゆっくり過ごしたくなるような最高の陽気です。

公園内の湖

公園内には湖もあり、スワンボートなどに乗ることもできます。ダラットにはいくつかの湖があり、どこも景色が綺麗でどこもボートに乗ることができます。カップルやファミリーの旅行に本当に良さそうです。