1938年にできたダラットにあるバオダイ帝の別荘を見に行こう
ベトナムグエン(阮)朝最後の皇帝バオダイとその家族のために1938年に建てられた別荘はフランス式の様式で作られており、今はその殆どの部屋を見学することができます。当時の皇帝の別荘、どんな暮らしだったのか気になります。
別荘の中を歩く
別荘に入るためには靴の上から大きな靴下のような専用のカバーをかけて入ります。別荘を綺麗に保つようにという配慮なので、きちんとカバーを掛けましょう。
入ったところにあるリビングルーム。とても広いです。写真奥にあるのはバオダイ帝の写真。
こちらはバオダイ亭の執務室。机の上にはバオダイ帝が使っていたものが展示されています。
別荘の中にはいくつかの寝室もありました。各家族毎に一部屋の寝室が用意されていたようです。バオダイ帝の奥さんはベトナム有数の資産家でもあったので、豪華なのもうなずけます。
服を着て写真が取れ皇帝体験コーナー。ベトナム人観光客にも大人気。
衣装の種類も多く、サイズも様々ありました。皇帝の別荘で皇帝気分に浸るのもいいですね。写真は旅の良い思い出にもなります。
別荘の周りにある庭園
別荘の敷地は広く庭園もあります。
綺麗に整備された庭園には様々な花が咲いていました。
訪れた4月にはあじさいが満開でした。
皇帝といえば白馬。記念撮影のサービスなどもあるようです。
訪れた日は空が青く、別荘の立派な建物がとても綺麗に見えました。
バオダイ帝の別荘へのアクセス
バオダイ帝の別荘へは市内中心部からタクシーで5分ほど。住所、地図などは以下のリンクからどうぞ。
バオダイ帝の別荘(Dinh Bảo Đại)住所:01 Triệu Việt Vương, Tp. Đà Lạt
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ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。