スマホでバイクタクシーも呼べるタクシー配車アプリ「Grabtaxi」がとても便利
最近ベトナム国内にもたくさんのタクシー配車アプリが入ってきました。日本国内でもサービスをしているシリコンバレー発のウーバー(Uber)については以前紹介しましたが、今は3種類の価格帯を選べるなどサービスが充実してきています。もう一つ、ベトナムで人気のタクシー配車アプリがグラブタクシー(Grabtaxi)。マレーシアに本社があり、東南アジア各国でサービス展開していて今急成長中のサービスです。
今回紹介するのはそのグラブタクシーの中にある、グラブバイクというバイクタクシー配車サービス。街角のバイクタクシーと交渉しなくとも、安価に移動ができちゃうんです。
グラブタクシーでバイクを呼んでみよう
グラブタクシーのアプリはAndroidにもiPhoneにもあるので、まずはダウンロードしておきましょう。「grabtaxi」(スペース不要)と検索すると出てくるはずです。
アプリを立ち上げると、早速まわりにいるドライバーの位置が表示されます。まずは行き先を入力します。
上の画像では既に行き先を入力してしまいました。今回はベンタイン市場近くにあるMifuki Hotelから、ニャーハンゴンへ向かいます。行き先の指定はGoogle、地図、Foursquareなどから指定できます。住所を入力する場合はGoogle、その他の場合は地図から入力するのが楽な気がしています。よく行く場所はスターを付けてお気に入りとして保存もできます。
画面の下にはGrabTaxi、GrabBike、Giao Hangと並んでいます。左から、タクシー、バイクタクシー、バイクでの配達依頼です。(※この後にアプリのアップデートで安価なタクシーというものも増えました。今のところ、配車可能な車を見つけたことはありません)
行き先を指定したら距離と値段が表示されます。今回の場合は0.9kmで9,000ドン。たったの50円。近くには4人のドライバーがいるということも表示されています。NEXTを押して次へ。
次の画面では呼びたい時間、チップ、ドライバーへの伝達事項、プロモーションコードを入力します。時間はデフォルトでNOW(今)となっていますが、事前に予約することもできます。
今回の運賃は9,000ドンですがチップを入力することにします。チップのところを押すと入力画面が出てきます。
チップを11,000ドンと入力しました。これでドライバーへの支払いは2万ドンになります。
最後に、配車場所、目的地、料金、時間、チップ額を再度確認して、予約しましょう。Confirm Bookingで近隣のドライバーに通知が送られます。
残念ながら誰も来てくれないこともあります。まわりにいるドライバーも、運賃とチップ額の総額いくら貰えるのかを見た上でリクエストに答えるのかどうか判断しているのでしょう。Try Againでもう一度ドライバーを探すこともできます。
配車が成功するとこのような画面になります。ドライバーの名前、ナンバープレートの番号と現在地がわかるようになっています。下のボタンからはドライバーへ電話をしたり、予約をキャンセルすることができます。
また、この時に正確な場所を教えてくれとドライバーから電話が来ることもあります。この時のドライバーは英語が通じたのですが、英語ができないドライバーが来る可能性も考えると予約時のメモ欄はしっかり(英語かベトナム語で)入力した方がいいかもしれません。
地図はスムーズではないですが少しずつ更新されて近づいてきていることがわかります。ドライバーj享保の右にあるETAに残り何分くらいで到着するかが書かれています一応の目安にはなりそうです。
いざ、乗車
しばらくするとキョロキョロとあたりを見回しているドライバーを発券。無事に会うことが出来ました。あとは普通にヘルメットを借りてバイクの後ろに乗るだけ。安全面は普通のバイクタクシーと変わらないのでその辺りは注意しましょう。
ヘルメットには「一番安いバイクタクシー」と書かれていました。ヘルメットは自分のものを使うドライバーもいるので、毎回このヘルメットで来るわけではないのですが、このヘルメットで来てくれたら探すのが楽でいいですね。
目的地に付いたら運賃の9,000ドンとチップの11,000ドンの合計20,000ドンを支払います。目的地も、料金も事前にアプリで伝えてあるので交渉しなくて良いのがいいですね。
グラブバイク、普通のバイクタクシーと値段交渉するよりも安い価格で移動できるので、一度使ってみてはどうでしょうか?
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。