ホーチミンから一番近い温泉リゾート「ビンチャウ温泉」に行ってきました!
更新日:2014年3月7日 (取材日:2013年9月22日) / ライター: aki
ベトナムで温泉というとニャチャンにある泥温泉を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。そもそも温泉があったの?という方も少なくないかもしれません。以前ダナンにある温泉を紹介したことがありますが、意外とベトナムにも温泉はあります。今回はホーチミンから一番近い、ビンチャウ温泉に行ってきました!
目次
ビンチャウ温泉とは?
一番近いと言ってもホーチミンからの距離は150キロ。車で片道3時間程の距離にありますので、気軽に「今から行こう」という距離ではないかもしれません。それでも、日帰りでの旅行もでき、日帰りツアーも催行されています。 ビンチャウ温泉には大浴場以外にも泥温泉、足湯、マッサージ、温泉卵、カラオケ、と色々と揃っています。同グループ内にはホーコック海岸リゾートというものもあり、ビーチも楽しめます。
ホーチミンからビンチャウ温泉へ向かう
いざ温泉へ!まずはブンタウ方面に向かってから海沿いをしばらく走るとビンチャウ温泉に到着です。今回も、バイクで行きます。気分は温泉ツーリングです。ということで走りだすのはハノイハイウェイ(Xa lộ Hà Nội)。
ちなみにハノイハイウェイは2区の中を通っていくとっても大きな大通り。最近はサイゴン橋も拡張されてとっても走りやすくなりました。コンテナターミナル付近は渋滞が多いのですが、工事が続いているのでいつか快適になることでしょう。
この道を走って行くとすぐに、色んな意味で有名な遊園地、スイティエン公園を通ります。道路から通り過ぎるだけでもとっても大きなオブジェが目立ちます。国道51号線との交差点を右折してしばらく行くと左側には、ダチョウに乗れるということで有名なヴンソアイ(Vườn Xoài)という公園が見えてきます。そしてしばらく直進。ひたすら直進。
しばらく走るとバリア市を抜けてブンタウに着きます。このままビーチに行ってもいいのですが、今回の目的地は温泉なのでブンタウを通過してビンチャウ村へ向かいます。この、ブンタウからビンチャウ村への海岸線はひたすらリゾート建設中。
先日(2013年7月27日)に部分開業したベトナム最大級の娯楽施設、ザ・グランド・ホーチャム・ストリップ(The Grand – Ho Tram Strip)もここにあります。
ベトナム最大級のカジノを持つ5つ星ホテルなのですが、ゴルフ場も今月(2014年3月)開業予定とのことでその気後は今後もどんどん拡張される予定とのこと。
この辺りはホーチミンから2時間半と少々離れているのですが、5つ星ホテルや、プライベートビーチつきの別荘など、海岸線にそって開発が進められています。数年後にはベトナムを代表する一大リゾート地となり、ベトナムで海と言ったらニャチャンではなくこちらになっているかもしれません。・・・というのは言いすぎでしょうか。
昔からの老舗のローカルリゾートもいくつか残っており、ビンチャウ温泉と同じ経営のホーコックリゾートもこの海岸線にあります。今回は天候も良くなかったので訪問していないのですが、とっても綺麗なビーチがあるそうです。
走っているとビンチャウ温泉と書かれた看板がありました。
あと18キロとのことなのでそろそろ着きそうです!どんよりと曇った天候がとっても気になりますが、気にしてもしかたがないのでどんどん進みます。途中、謎の門がありました。
「ビンチャウグリーンガーデンヴィラ」だそうですが、どこかで見たことのあるお二人が出迎えてくれます。ミ○ーちゃんの方はかなり汚れてしまっています。この奥に本当にヴィラがあるのか確かめてはないですが、どんな人が住んでいるのは少しだけ気になりました。
しばらく走るとビンチャウ村。とっても小さな村でした。バスターミナルからはブンタウ行きのバスが出ていたので、ローカルバスが好きな人はバスを乗り継いでくることもできそうです。
ということで、温泉に入っていきましょう。
ビンチャウ温泉リゾート
チェックイン
リゾートに入ると料金表があり、そこで早速チケットを買うことになります。料金表は英語も併記されているものの例によってわかりずらい。
今回は宿泊するということでここではチケットは買わずに宿泊受付へ向かいます。駐輪場にバイクを止めるとホーチミンナンバーは数えるほどしかいませんでした。ほとんどが地元と思われるナンバー。ベトナム人ばバイク好きのイメージがありますが、長距離バイクに乗ってるっていう人は少ないです。ビンチャウ温泉も、バスツアーの利用が一般的でしょう。
受付棟に行って宿泊のチェックイン。飛び込みでしたが無事に泊まれました。どんより雲からはついに雨がパラパラと降り始めました。間に合ってよかった。ちなみにここ、宿泊者は足湯と大浴場は使い放題で、泥風呂も30%引きになるのです。それでいてシングルは80万ドン(約4000円)から、ツインは2名で100万ドン(約5000円)からというお手頃価格。さらには、朝食もついてきます。もう、至れり尽くせりです。
夜の大浴場
宿泊棟に荷物をおいて、水着に着替えて大浴場に行く頃にはもうすっかり暗くなっていました。大浴場と書いておりますが、温泉プールと言ったほうが正しいです。が、大浴場と言ったほうがテンションが上がるので大浴場として紹介します。
夜の大浴場は人もまばら。写真で見るととっても暗いのですが、そんなことはなくゆっくりとくつろげます。温泉の温度は37度と書かれているように少々ぬるいのですが、ベトナムで温泉に入れるということで十分満足です。バイクで150km走ってきた疲れも吹き飛びます。
レストランで夕食の後に就寝
温泉に入った後はレストランへ。ベトナムローカル観光地によくありそうなレストランです。
値段は忘れてしまいましたが、ローカルよりはやはり少々高かった気がします。ただ、和食とかに比べると全然安く、十分美味しいので問題なし。走り疲れて温泉でまったり、そしてベトナム料理と一緒にビールを頂く。もう、最高です。
気分が良くなってきたところで宿泊棟へ移動して就寝。
こちらが宿泊棟。チェックイン時に撮ったので明るいです。グレード別にいくつかの棟があり、こちらは一番安いところ。一番安いところでも十分快適でした。
>>次のページヘ続きます:ビンチャウ温泉2日目。大浴場、泥温泉、足湯。ベトナムで温泉卵も。ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。