ホーチミンから一番近い温泉リゾート「ビンチャウ温泉」に行ってきました! (2ページ目)
更新日:2014年3月7日 (取材日:2013年9月22日) / ライター: aki
目次
公園内を散歩して大浴場へ
翌朝起きてから、敷地内を散歩。ベトナムの観光地らしく、よくわからないオブジェが沢山置かれています。
この園内、意外と広くて様々なオブジェも置かれていて散歩するのも気持ちいいです。天気がもう少し良かったら、もっと最高だったかもしれません。
昨日に引き続き、2回目の大浴場。
実は大浴場の前には入り口があり、チケットのチェックをしていました。宿泊者は部屋にあるカードを見せればフリーパスです。この手前にはお土産物屋さんと、更衣室があります。ベトナムの温泉は水着着用なので入る前に水着に着替えなくてはなりません。水着を忘れてしまってもレンタルがあるから安心です。
こちらが大浴場。どう見ても温泉プールですが、ちゃんと温度は暖かく温泉の香りもほのかに香ってきます。プールなので泳いでいる人もちらほらいるのですが、ここは温泉、ゆっくりと腰を下ろして浸かりたいものです。
泥温泉
大浴場の隣には泥温泉があります。1人40万ドン(約2000円)のところを宿泊者は28万ドン(約1400円)。ちょっとお得な気分になりますね。
泥温泉というので、前回行ったダナンのフックニョン温泉やニャチャン、ファンティエットにあるような泥につかる温泉をイメージしていたのですがここの泥温泉はちょっと違っていました。
受付を済ませてもらうのがこの泥温泉セット。左上の袋に入っているのが暖められた泥。アロマオイルと一緒にバケツで混ぜて、これを全身に塗りたくっていきます。体が真っ黒になるまで全身に泥を塗ってからしばらく休憩。これ、暖かい泥に包まれてかなり気持ちいいんです。スパのメニューにありそうなものを自分でやるとは思いませんでした。
ちなみにこの泥温泉、下の写真のようなブースの中でやります。
ですが、ブースの外には多くの人が真っ黒な体で出てきていました。大人数で写真をとっているグループもいました。結構いい思い出になるのかもしれません。
ブースの中のシャワーと浴槽で泥を落として終了。なんだか肌がとってもすべすべになったような気がします。
ハノイ・フエ・サイゴン足湯
お隣の足湯も行ってみましょう。ハノイ・フエ・サイゴンの景色が楽しめるという足湯なのですが・・
ハノイですね、はい。
サイゴンですね、はい。
ということでお湯にも浸からずに終了。そもそもお湯が入っていないところもたくさんありました。大浴場で満足しておけばよかったのかもしれません。
ベトナムで温泉卵をつくろう
このビンチャウ温泉は敷地内に源泉が湧き出ており、その源泉で温泉卵を作るコーナーもあります。なんと源泉は80度。かなり熱いんですね。
この卵の中に源泉が入っており、卵を入れると数分で温泉卵が出来上がります。卵は1個1万ドン(約50円)とお手頃価格なので試しにやってみました。
卵は紐のついたかごに入れられて渡されます。係員が向こうの卵のほうが熱くてオススメだと教えてくれます。それもどうなのかなと思いましたがおすすめされた卵に卵投入。
皆同じ所で温泉卵を作ってました。うずらの卵もあるみたいですね。15分ほどかかるそうなのでしばし休憩。今までベトナム人以外この温泉で見ていなかったのですが、ここで欧米人観光客グループの姿もありました。
どれが誰のカゴかわからなくなるんじゃないかという心配をしていたのですがそんなこともなく皆自分のかごを取っていきます。それよりも、紐が落ちてしまうと取るのが大変になるので注意しましょう・
こちらが完成した温泉卵。中までとろーり、いい感じです。塩こしょう?をかけて食べるとこれが美味しい!温泉卵という文化はベトナムにもあったのでしょうか。それとも、日本を参考にして作られたものなのでしょうか。ベトナムで、しかもこんなローカルなところで半熟の卵が食べられるなんて感動です。
温泉卵を食べてから、いざホーチミンへ。150kmの帰路につきます。家に帰るまでがツーリング、帰った頃にはもう真っ暗になっていました。
行ってきた感想
ということで行ってきたビンチャウ温泉リゾートですが、これが意外にもかなりオススメです。私が温泉好きというだけかもしれないのですが、かなりくつろげますし、この温泉卵はもう一度食べに行きたいところです。バスツアーも実施しているとのことなので、次はバイクじゃなくてバスで行ってみたいな、なんて思ってます。
「週末ベトナムでちょっと一服」にツーリングコラムを書きました
なんと、今月発売の「週末ベトナムでちょっと一服」という下川さんの旅行本に、在住者がすすめる週末ベトナムとしてこのツーリングのコラムを書かせていただきました。
下川さんの旅行本には旅行のノウハウは一切書かれていないのですが、その国をそのまま切り取ったような魅力がある気がします。日本にいながら、ベトナムを鮮明に感じることができるのではないでしょうか。
そういう私は日本から届くのをまだ待っているのでまだ読めていないのですが、私も読むのがとっても楽しみであるとともに、この本の制作にちょっとだけでも関われてとても嬉しく思っています。是非、手にとってもらえればと思います!
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。