常夏のホーチミンでも街中がお祭り騒ぎになるクリスマス
更新日:2013年12月24日 (取材日:2013年12月23日) / ライター: aki
メリークリスマス!本日は12月24日、クリスマスイブですね。日本には沢山の明かりが街中を照らしてキラキラしているかと思いますが、ここベトナムでもクリスマスは大変な賑わいを見せます。最近はどこのカフェに行っても流れているのはクリスマスソング。そんなホーチミンのクリスマスの様子をお伝えします。
目次
街中にあるクリスマス
12月の初め頃から各建物がクリスマスのムードとなり、今はすっかりホーチミンの街中がクリスマスのデコレーションで溢れています。
まずは国営百貨店。ホーチミンのイルミネーションの中心とも言えるのがこのロータリー。とっても豪華な飾り付けですね。写真にもある通り連日すごい人出です。オーストラリアではサンタクロースはサーフィンでやってくると聞いたことがありますが、ベトナムでは雪の飾り付けが多く特に南国だからといって日本と違いはないようです。
こちらは最上階にルーフトップのチルスカイバーがあるABタワー。入口のロビーのところにシロクマが現れました。最高気温は30度を優に超えるホーチミンですがこの景色を見ると冬になったんだなと実感します。
こちらはNAM A BANKという銀行。普通の銀行の支店なのですが大きくMERRY CHRISTMASと書かれています。雪だるまやトナカイも見えますね。屋根には雪に見立てた白いデコレーションもついています。
最後はホーチミンの中心部にある老舗の人気カフェ、Window's Cafeです。大型カフェならではの飾り付けですね。写真では少々伝わりにくいかもしれないのですが沢山のデコレーションとイルミネーションで輝いています。
その他にも小さな個人商店も含めていたるところにクリスマスのデコレーションがあります。編集部でもささやかながらちょっとだけクリスマスデコレーションを行っています。他のオフィスでも入口にMerry Christmasと書かれていたりとほとんどのところでクリスマスの飾り付けを見ることができます。
欧米でよく聞くような、「Merry Christmas & Happy New Year」という飾り付けもよくみます。クリスマスと正月が1週間しか離れていない欧米ではそれでもいいのかもしれないのですが、ベトナムではテト(旧正月)までずっとこのデコレーションが続きます。2月までがクリスマスです。
クリスマスの飾り付けを売るお店
どんなところにも飾り付けがあるということは、クリスマスの飾り付けも簡単に買うことができます。市内から近いところでは、ハイバーチュン(Hai Ba Trung)通りとヴォーティサウ(Vo thi Sau)通りの交差点付近のこちら。
様々なクリスマス用品がところ狭しと並べられています。しかもこの飾り付け、意外と安いのです。1mほどのクリスマスツリーはものにもよりますが10万ドン(約500円)程から購入可能。気軽にデコレーションを楽しめます。
この辺りは数軒の同じようなお店が並んでいます。売っているものは微妙に違うこともあるので色々と探してみるのもよいでしょう。
クリスマス用品店の屋根にはサンタクロースが踊っていました。写真では動いていることが伝わりませんが自転車をひたすら漕いでプレゼントを届けています。ちなみに場所はこちら。
スーパーマーケットにもクリスマスの特設売り場ができています。
こちらは大型スーパーのMetro。大きくKhuyen Mai(プロモーションという意味)と書かれてとても目立つ売場になっています。
ちなみに、路上にも沢山の売り子がいます。この頭につけるトナカイのツノは大人気で、意外とたくさんのベトナム人がこれを着けて街を歩いています。
中にLEDが入っていてキラキラ光るものや、ウサギの耳などバリエーションも様々。これを着けて街を歩けばベトナムのクリスマス風景に溶け込めますね。
>>次のページヘ続きます:驚くほどの人出でクリスマスのホーチミンは大渋滞。早めの行動を心がけましょう。ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。