「東南アジア」感満載の、ハノイ中心にあるベトナム最大の市場「ドンスアン市場」
ハノイ中心部で一番大きな市場、ドンスアン市場。「東南アジア」を感じるならまさにここ!観光者にはぜひ訪れてほしいスポットです。そんなハノイの要素がぎゅっと詰まった「ドンスアン」市場をご紹介します!
ドンスアン市場に潜入!
ドンスアン市場はホアンキエム湖の北、旧市街にあります。市場周辺の細い道路は、人がとにかくたくさん集まることもあり、常にバイクと車で道が溢れかえっています。
ドンスアン市場の正面には観光者向けの電気自動車やタクシーがたくさん停まっています。
正面から市場に入っていきます。
市場は1階から3階まであり、こちらの広場の上が吹き抜けになっています。左右のエスカレーターから上階に上がって、さらに2階、3階も広場の吹き抜けを囲むようにしてたくさんのお店が並んでいます。
1階 日用雑貨
道を塞いでしまうほどに店先に商品があふれかえっており、店の前に店員が椅子を置いて座っています。これで盗難が起きないのでしょうか?
ベトナムの国旗を真似したベトナムらしいグッズも。街中でもよく見かけるこちらの帽子、お土産にいかがでしょうか?
1階広場の左手にエスカレーターがあるのでこのエスカレーターで2階へ上ることができます。
2・3階 衣料品
こちらはジーパン専門のお店。基本的に市場での購入は試着などはできずその場で購入になります。
2階の隅の方にはアオザイの専門店が。
市場では綿や絹の品ぞろえが豊富で安いそう。布だけを沢山売っているお店もあり、お店の範囲一面に布材を敷き詰めて、その上に座ってお喋りをしているおばちゃんたちの様子は日本では見ることのできないでしょう。
3階 食堂
市場の出店者もお客さんも、みんな市場やその周りでお昼ご飯を食べています。お店の前でテイクアウトしたご飯を食べている定員の姿がよく見かけられます。
こちらのお店では店の前で輪になって店員さんたちがお昼ご飯を食べていました。
ホーチミンの「ベンタイン市場」での客引きの店員さんが沢山いる様子とは反対で、ドンスアン市場ではほとんど客引きなどはなくどこかのんびりしている雰囲気でした。
こちらは食堂です。席数も多く、観光客も市場の店員も皆が利用します。ご飯に数種類のおかずを載せた20,000~30,000VND程度のごはんが多いようでした。
ドンスアン市場周辺を散策
ドンスアン市場の建物内を散策したところで、今度は建物の外を散策してみましょう!
市場周辺もまた市場で、ベトナムの人々の暮らしの一端を覗くことができるでしょう。
道を歩いていると路地を発見!細い路地になにやら沢山のお店がぎゅうぎゅうになって並んでいます。好奇心のままにこちらの路地に入ってみます。
美味しそうなご飯が店先に沢山並んでいます!
食堂の向かいには美容室が!こんなところで髪を切るのですね。お喋りしながら髪を切るおばさんたち、とても楽しそうです。
こちらはブンチャー屋さん。小さなお店の中でおばちゃんを囲んでブンチャーを食べる様子がどこか、日本の立ち食いそばを思い起こさせます。
おかずが沢山ならぶこちらのお店。女性の店員が菜切り包丁を打ち下ろすようにして食材を切る姿が力強いですね。ベトナムの女性は働きものです!
こちらは揚げ物のお店。ハノイでは揚げたものをブンチャーの汁のような甘酸っぱい汁に浸して食べることが多いようです。
店舗を構えているお店以外にも、市場周辺には自転車にかごを載せて果物や野菜を売るおばちゃんが沢山います。こちらはリュウガンを売っている様子。笠を被って自転車を引いている様子がベトナムらしく、こうした姿は市場以外でも道のあちこちで見かけます。
ドンスアン市場の周辺もいくつかのエリアごとに食料品や衣料品、雑貨、食器類など、売っているものが集結しています。野菜などもたくさん売っており、「ザ・市場」といった感じを楽しめるのではないでしょうか?
食器屋さんが連なる通りもありました。沢山のコップと食器が並びます。店先までせり出して販売しているため、後片付けが少し大変そうです。
いかがだったでしょうか?
観光に来て「東南アジア」らしさを感じるなら外せない「市場」の存在。ハノイ中心部最大のドンスアン市場に来れば間違いなくそれを感じることができるでしょう!
住所:Đồng Xuân, Hoàn Kiếm, Hà Nội
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