ホーチミンで開催されているベトナムモーターショー2014に行ってきました

ホーチミンで開催されているベトナムモーターショー2014に行ってきました

更新日:2014年11月22日 (取材日:2014年11月19日) / ライター: aki

2014年11月19日から23日までホーチミン市7区にあるSECC(市内最大の展示場)でベトナムモーターショー2014が開催されました。一般公開初日の20日の午前中に訪問してきた様子を紹介します。

ベトナムモーターショー2014

ベトナムモーターショー2014

ベトナムモーターショー2014について

今回のベトナムモーターショー2014はベトナムでの第10回開催となっており、自動車メーカーおよび関連産業の展示がありました。

会場案内図

会場案内図

こちらは会場案内図とプログラムの一覧です。

タイムテーブル

タイムテーブル

こちらのタイムテーブルは展示各社が展示コーナーで行うパフォーマンスの時間。昼の時間を除き、各社が順次展示場内でパフォーマンスをしていることになります。パフォーマンスを行っているブースはどこも人だかりができていました。

チケットブースとエントランス

チケットブースとエントランス

入場料は特に事前登録をせずに当日チケットを購入して20000ドン(約100円)です。気軽に行ける価格なのがいいですね。

場外の展示

まずはチケットを買わなくても見て回れる屋外の展示。

力強く坂を登るベンツ

力強く坂を登るベンツ

ベンツのGクラス。力強く坂を登るイメージの展示です。会場の外でとても目立っていました。黒い旗がなんとなく武士の旗に見えるような気がします。

唯一のバイクの展示

唯一のバイクの展示

ピアジオとベスパの展示。この展示が唯一のバイクの展示でした。バイク社会ベトナムですがモーターショーの展示は全てクルマなのです。ちなみにバイクが少ない日本の東京モーターショーではバイクの展示も多くあります。

関連産業の展示

関連産業の展示

こちらのテントは関連産業が集まっていました。カーナビ、ブレーキパーツ、タイヤ、工具などなど様々な部品メーカーが出展していました。

クルマ関連の出版社などの展示

クルマ関連の出版社などの展示

建物外側には車に関連した出版物を扱う出版社が並んでいました。ベトナムにもたくさんのクルマ雑誌があるんですね。

車用アロマディフーザー

車用アロマディフーザー

車用アロマディフーザーの代理店も販路開拓にきていました。実は私日本で全く同じものを持っており、今回のモーターショーで見つけてとてもびっくりしました。

カフェもありました

カフェもありました

SECCのカフェもありました。大きなカメラを持った方々は現地メディアの方でしょうか。

場内の展示

先ほど購入したチケットを入り口で渡して場内に入場します。まずは日本車のブースを紹介します。

Lexus(レクサス)

LF-LC

LF-LC

LEXUSの次世代高級クーペLF-LCがメインに置かれていました。まだ発売日が決まっていないこのクルマ、ベトナムで走っているのを見る日も近いのでしょうか。

GX460

GX460

こちらはGX460。一段高いところにこういう車が置かれているあたり、ベトナムではこういうでかい車が人気のようです。

GS350

GS350

LEXUSといえばこういうセダンを思い浮かべる人も多いでしょう。コンパニオンの服装は銀。

タッチパネル端末

タッチパネル端末

各クルマの横にはiPadが埋め込まれており、車の詳細や写真などを見ることができるようになっていました。

TOYOTA(トヨタ)

コンセプトカーFT-Bh

コンセプトカーFT-Bh

2年前のジュネーブモーターショーで公開されたコンセプトカーのFT-Bh。

86

86

富士重工業(スバル)と共同開発したことでも知られるスポーツカー86

VIOS

VIOS

4人乗りタクシーとしてベトナム国内でたくさん走っているVIOS

INNOVA

INNOVA

同じくタクシーとしてたくさん走っているINNOVA。7人乗りタクシーはトヨタの一人勝ちです。

CAMRY

CAMRY

駐在員の送迎などでたまに見るCAMRY。トヨタとレクサスはこの写真のように定期的に車を拭きあげるスタッフがいました。特にベトナムのモーターショーでは直ぐに車が指紋だらけになるので、このようなスタッフが必要になるんですね。ちなみに、他の欧米メーカーブースのクルマなどはオープン1時間ですでに指紋が目立つものもありました。

写真コーナー

写真コーナー

トヨタブースで写真を撮るとその場で印刷やコメントの書き込みなどを行えるようでした。昨年も同じような企画をやっていたような気がします。

Mitsubishi(三菱自動車)

PAJERO

PAJERO

三菱と行ったらパジェロ。昨年の三菱ブースは小型車のミラージュがたくさんあったのですが、今年のメインはパジェロ。後ろにはパジェロスポーツです。

Mirage

Mirage

もちろんミラージュもありました。

Honda(ホンダ)

ホンダブース

ホンダブース

ホンダはブース全体の写真ですが、アコード、シビック、CR-Vなどが並んでいます。バイクも一台くらいあってもいいのに、とバイク好きの私は思ってしまうのですが展示はクルマのみでした。

INFINITY(インフィニティ)

インフィニティは日産自動車が展開する海外向けのブランド。

やはりメインはSUV

やはりメインはSUV

コンパニオンが2人も付いているメイン展示はSUV。

日本名は「日産スカイライン」

日本名は「日産スカイライン」

コチラの白い車、海外ではインフィニティブランドですが日本では日産スカイラインとして売られています。

NISSAN(日産)

高級車はインフィニティ、大衆車は日産ブランドというのはトヨタのレクサスと同じようなブランドの使い分けですね。

電気自動車「LEAF」

電気自動車「LEAF」

おなじみ、電気自動車のリーフ。ところでベトナムに電気スタンドって存在するのでしょうか。電動バイクのテラモーターもベトナム国内販売開始しているので、電気スタンドの設置も進み気づくと電気自動車大国・・なんてことはないと思いますが、バイクから急に電動自動車に移行するようになるかもしれません。

SUNNY、TEANA

SUNNY、TEANA

ベトナム国内であまり日産のクルマって見ないんですよね。

エンジンの展示

エンジンの展示

ショー内で珍しくエンジンの展示を行っていました。他のメーカーはボンネットを開けてエンジンルームを見せているものはありましたが、技術的な展示はここだけでした。

SUZUKI(スズキ)

初回のショー実施前はカバーが掛けられていました

初回のショー実施前はカバーが掛けられていました

初回のショーが始まるまでクルマにはカバーが掛けられていました。ショーは見ていないのですが、これを外す何かのパフォーマンスがあったのでしょう。

5+2が展示コンセプトのようです

5+2が展示コンセプトのようです

展示コンセプトは「5+2」ということで、小型車イメージの強いスズキですが7人乗りのクルマを多く展示していました。

Swift

Swift

もちろん小型車のスイフトも大きく展示されていました。

FUSO(三菱ふそう)

こちたはバス・トラックの三菱ふそう。ちょうどパフォーマンス中だったようでとても賑やかな音楽が聞こえてきました。

生ライブ

生ライブ

なんと音は生音。上の商談スペースでライブが行われています。

トラックの上で踊っています

トラックの上で踊っています

トラックの上で踊ったり、

作業服ガール

作業服ガール

作業服でもダンス

作業服ボーイ

作業服ボーイ

トラックに荷物を積み込んだり荷台で踊ったりと、アクロバットなパフォーマンスで観客を楽しませていました。個人的には一番良かったパフォーマンスです。実用車なので一般向けにクルマの良さを訴求してもしかたがないからこそかもしれません。

社員も見ていました

社員も見ていました

パフォーマンス中は飛んだり跳ねたり物を投げたりと忙しいので、社員もブースの外から見ていました。モーターショーのレポートなのに車の写真は撮り忘れてしまいました・・・。

HINO(日野自動車)

やはりトラックは大きいです

やはりトラックは大きいです

バス・トラックの日野自動車。牽引トレーラーヘッドがメインに置かれているのですが、かなりデカイです。奥にはATM搭載トラックが展示されていました。移動型ATM、こういうイベント会場にあると嬉しいですね。

日野ガール

日野ガール

キャンペーンガールの服装はなんとロゴのHマークを横にしたもの・・・更に手書きでHINOと書かれています。かなり手作り感があふれた奇抜なキャンペーンガールでした。

電気自動車にも取り組んでいます

電気自動車にも取り組んでいます

こちらは電気自動車のトラックとバスのコンセプトカー。

ダンスパフォーマンス

ダンスパフォーマンス

こちらも実用車だからか、クルマとは特に関係ないダンスパフォーマンスをしていました。

以上、日本メーカーの展示の紹介でした。(資本関係から日本メーカーといえるか微妙な会社もありますが、日本で創業された会社のものを日本メーカーとして扱っています。)
ここからは日本車以外の展示を紹介します。

Audi

Audiブース

Audiブース

こちらはAudiブース。奥に大型車、手前には大衆車が並んでいました。

Audi TT

Audi TT

コンパニオンもシックなイメージで統一されていました。

Benz(ベンツ)

メルセデスベンツブース

メルセデスベンツブース

こちらはメルセデスベンツブース。

白と黒のイメージで統一されています

白と黒のイメージで統一されています

白と黒のモノトーンがブースのイメージカラーの表です。写真を撮ったときは気づかなかったのですが奥のコンパニオンの服がかなり気になります・・・。

オープンカーもありました

オープンカーもありました

オープンカーの展示もありました。これ、税金が高いベトナムで買うといくらくらいするのでしょうか・・・。

商談ブース

商談ブース

商談ブースもかなり豪華なつくりになっています。さすがベンツ。

BMW & mini

BMWブース

BMWブース

こちらはBMWとMINIのブースです。

MINIのオープンカー

MINIのオープンカー

MINIのオープンカー、個人的に好きな車です。

グッズ販売もありました

グッズ販売もありました

BMW、MINIともにグッズの販売もありました。ちゃんとした値段なのですが売れ行きはどうなのでしょうか。

Chevrolet(シボレー)

シボレーブース

シボレーブース

こちらはシボレーブース。ここベトナムではアメリカ勢も結構走っているのを見ます。アメリカ車と聞くと大きいイメージがあるのですが結構小型車も多く作っているようです。

カマロ

カマロ

やっぱり目を引くのはスポーツカー。ベトナムではその性能をかなり持て余してしまいそうですがメインの展示に据えられていました。

イベントの様子

イベントの様子

隣ではサッカーのゴールで高得点を狙うゲームをしていました。何がもらえるかはわからないのですがこういうゲームがあると多くの人が集まるようで、人だかりと行列ができていました。

Ford(フォード)

フォードFocus

フォードFocus

やはりここベトナムで今一番売れるのは小型車。この車もベトナム国内でよく走っているのを見ます。上の大きな画面でもこの車のCMを流していました。ハノイとホーチミンの町中に溶け込んでいるこのCM、かなりいい感じです。

ピックアップトラック

ピックアップトラック

アメ車というとピックアップトラックというイメージもありますが、もちろん展示されていました。ベトナムでも地方都市に行くとたまに走っているのを見ます。4人乗れて後ろにも荷台があるのは確かにいろいろと運べて便利ですね。

Jaguar(ジャガー)

ジャガー

ジャガー

ジャガーのブースはちょっと小さめでした。オープンしたばかりの時間に行ったからなのかコンパニオンの姿もありませんでした。

Land Rover(ランドローバー)

LAND ROVER

LAND ROVER

ジャガーブースの奥にはランドローバーブースがありましたが、こちらも小ぶり。どちらもベトナムではほとんど見ない車です。

Porsche(ポルシェ)

ポルシェのボクスター

ポルシェのボクスター

ポルシェブースにあったオープンカーのボクスター。

なんと売約済み

なんと売約済み

なんと、一般公開開始1時間にして売約済みでした。

フォーミュラカーもありました

フォーミュラカーもありました

ポルシェブースではフォーミュラカーの展示もありました。

ポルシェのショー

ポルシェのショー

ポルシェのショーではスクリーンに合わせてパフォーマンスをしていました。車の性能をいろいろと解説しているようなのですがベトナム語なので内容まではわかりませんでした。バイオリンの生演奏などもありました。

行ってきた感想

今回のベトナムモーターショー2014、スケジュールの合間に行ってきたので隅々まで見ることはできなかったのですが、各社の最新の車に触れられるのはやはり良いですね。ただ、コンセプトカーなどは先進国の過去のモーターショーで展示されたものばかりでやはり本当の最新の展示というのがないのは少々残念なところです。

ライター情報

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aki

旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。

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