ベトナム北部山岳地帯ツーリング第2日目~ベトナムの西端ソンラ省とディエンビエン省を走る~ (2ページ目)
目次
ソンラ博物館・強制収容所
ソンラ省博物館ではソンラ省の歴史と強制収容所についての展示があります。隣に強制収容所跡もあります。フランス統治時代に政治犯を収容していた強制収容所は、政治犯が集まることにより革命の学校となり、ベトナム革命につながったそうです。
博物館は高台の上にあり、ゆるい坂道を登っていきます。博物館・強制収容所について詳しくは以下の記事をご覧ください。
ソンラ省博物館でソンラ省の歴史と少数民族を学ぶベトナム西北部ソンラ省は少数民族も多く住むところで、ハノイからは車で7時間ほどの距離です。ソンラ省の中心、ソンラ市にあるソンラ省博物館でソンラ省の歴史や民族についての展示を見てきました。 博物館の入場料(3万ドン:約170円)にはソンラプリズン(収容所)の入場料も含…
ソンラ省にある「革命の学校」となったソンラプリズン(ソンラ強制収容所)フランス統治時代の1908年に建てられたソンラ強制収容所はベトナム国内にある他の強制収容所と同じくフランス統治に抵抗する政治犯を収容していました。1930年から1945年からは収容された革命家達による革命家養成が密かに行われるようになり、ベトナム革命へと繋がりました。 …
フアラの温泉街
ソンラ市の南にはフアラという温泉街があるというので見に行ってみました。
市内中心部からは5km、かなり近いです。が、道はダートも多く、意外と時間がかかりました。肝心の温泉は・・・下の記事で確認してください。
ソンラ省フアラ村に温泉街があると聞いて見に行ってきましたベトナム西北部ソンラ省の省都ソンラ市から5kmほどのフアラ村に温泉があるということで村まで見に行ってきました。ここは大きな温泉施設があるというわけではなく、温泉のある小さな民宿が数件並んでおり、さながら温泉街といった雰囲気です。 フアラ村までの道のり ソンラ市からフア…
ディエンビエンフーへ
ソンラ市をちょっと観光したところでディエンビエンフーへ向かいます。ディエンビエンフーに向かう国道はハノイとラオスを結ぶ幹線道路でもあり、とても綺麗で走りやすい道路。
気持ちの良い青空の中、ベトナム最西端の省へ。
峠をいくつか越えていきますが、2階建て寝台バス専用の速度規制を数多く見ました。峠から転落するという事故がたまに起きるのですが、一応対策は取られているようです。運転手が規制を守っているかは謎ですが。
平地は一直線となる区間もあり、つい飛ばしたくなります。
峠からふと目を右にやると池のある美しい集落がありました。後から地図で探しても見つけられませんでした。
土砂崩れの跡。復旧工事を行っていました。が、道が悪かったのはここだけでディエンビエンフーまでとても綺麗な舗装路。気持よく飛ばせます。
ソンラ市を出て1時間、ディエンビエン省に入りました。ディエンビエンフー市までは更に1時間以上かかりますが、気持ちの良い道でした。
ディエンビエンフーを観光
ディエンビエンフー市もコンパクトな街。
街の中心のロータリーからは勝利の像を見ることができます。
ディエンビエンフーの戦い博物館と烈士墓地
ディエンビエンフーといえばディエンビエンフーの戦い、というほどの有名な戦いについて詳しく展示してあるディエンビエンフーの戦い歴史博物館。
数年前にリニューアルされて、とても綺麗な近代的な博物館になりました。展示は英語もあります。
向かいにある烈士墓地。戦いで亡くなった方々がここに眠っています。どのお墓にも新しいお花、線香が供えられ、参拝に訪れるベトナム人の姿も見かけました。
博物館と烈士墓地について詳しくは以下の記事をご覧ください。
ディエンビエンフーの戦いを知るためにディエンビエンフーの戦い歴史博物館に行こう1954年にベトナムがフランスを破ったディエンビエンフーの戦いはフランス統治の終了という結果をもたらした大きな勝利でした。今回はその戦いの地となったディエンビエン省ディエンビエンフー市にある「ディエンビエンフーの戦い歴史博物館」を紹介します。 ディエンビエンフーの戦い歴史博…
A1の丘
ディエンビエンフーの戦いの地となったA1の丘。
爆発の跡や塹壕などが保存されている他、当時の兵器も展示されています。ここも詳しく以下の記事をご覧ください。
ディエンビエンフーの戦いの地となった「A1の丘」を訪れるディエンビエンフーの戦いの中心地となった「A1の丘」。戦いの地となった丘には他にもあり、番号が振られているのですが、その中で一番有名なのがここ。ディエンビエンフーの戦いの様子を今に伝える貴重な遺跡です。 A1の丘に入る前に資料館を見学 丘の入り口には小さな資料館があり…
>>次のページヘ続きます:まだまだ続くディエンビエンフー市観光、そして田舎町で日没を迎えるライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。