ベトナム北部山岳地帯ツーリング第1日目~ハノイからソンラ省の山奥へ~
2015年10月にハノイから北ベトナムをぐるっと一周してきました。まずはハノイから一路西へ走りソンラ省へ。ベトナム北部は山が多く、とても美しい景色が多いのが特徴。少しずつ書いていくので、是非お楽しみください。
ハノイから旅の開始
ホーチミンからハノイまでは南北統一鉄道でバイクを運びました。ベトナムは電車でバイクを送ってくれるから便利です。
ただ、残念ながらミラーが割れてしまっていました。このくらいの破損はいつものことなので、誰も気にしません。粘着テープの跡もたくさん残っていますが、これも気にしません。こういうのが気になる方はバイクを電車で送るのはやめましょう。
出発前の整備。ハノイではいつも英語が通じて大型バイクがたくさん停まっているこのお店。
いろいろ整備してもらうと1時間半かかるということなので、近くのエッグコーヒーが美味しいお店でエッグコーヒー。
ハノイを出発して天福寺・ドゥンラムへ
翌朝9時半、ハノイを主発して西へと走ります。最初の目的地は天福寺。
水上人形劇発祥の地として知られており、ハノイからの日帰りツアーでも人気の行き先。天福寺について詳しくはこちらの記事をご覧ください。天福寺の湖畔にはお土産物店や路上カフェがありのんびりできるいいところでした。
ハノイ近郊にある水上人形劇発祥の地「タイ寺(天福寺)」を観光しようハノイから来るまで1時間もかからないところにあるタイ(Thay)寺。天福寺(Chua Thien Phuc)とも呼ばれており、あの水上人形劇の発祥の地としても有名です。ベトナムの中でもかなり有名な寺のようでベトナム人観光客も多くいます。ハノイからはドゥンラム村と一緒に訪問するツア…
天福寺を観光したらドゥンラム村へ。
ハノイ郊外の水田の中を走る道が気持ちいい。
国道31号線に出てソンタイ方面へ。
ソンタイ古城もハノイからの日帰りツアーで人気のところ。
そしてドゥンラム村。古い町並みの中に幾つかのお寺が点在していてゆっくり歩いても楽しい街。
ドゥンラム村もハノイからの日帰りツアーがでています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ハノイの郊外にある昔の町並みの残るドゥンラム村とソンタイ古城に行ってみようハノイから車で2時間弱のところに、ソンタイ古城とドゥンラム村があります。ソンタイ古城は1822年にタンロン城の西側を守るために作られたそうです。また、ドゥンラム村は古い町並みが保存されていることで知られるベトナム人にも欧米人にも、もちろん日本人にも人気の観光地。ハノイから足を伸ば…
タントゥイ温泉へ
ハノイのお隣フート省に温泉があるという情報があったのでフート省のタイントゥイへ・ハノイ市からフート省へ橋をわたって直ぐに左へ。
そしてやって来ました、タイントゥイ温泉。他のベトナムの温泉と同じく大きな温水プールのような様相。
残念ながら宿泊客用の夕方の需要がメインのようで、今は入れないとのこと。このような大型温泉施設が他にももう一つある他、タイントゥイの街中には小さな温泉施設がいくつか点在していました。
初日から度重なるトラブル
温泉がある街を出発してさらに西へ西へと進んでいると、「ガタッ」と後ろから何かが転がる音が。この感じ、ラオスツーリングでもカンボジアツーリングでも経験したこの感じ、またですか。
早速リアボックスを止めている爪が大きく割れています。初日から、ゴム紐固定。
ゴムひもで括りつけるのもなれたもの、気を取り直してベトナムの田舎道をソンラ省方面へとすすみます。
と、快調に走っていたのもつかの間、今度は急にエンジンが停止。プラグから火花が飛ばなくなってしまいました。とても小さな集落の中だったので周りの人にジェスチャーでバイク修理店がないかと探すと、発見。
バイク修理店というより、バイクの修理も片手間でやっているような個人商店。それでも、どこでもバイクを修理できる人がいるのがベトナムのいいところ。ちゃんとバイク修理点だったようで、奥から新品の部品を持ってきて交換してくれました。ちなみに交換したのはCDI。純正なのかどうかもわからないのですがひとまず形も同じでちゃんと動いてるのでOKとします。
手前の若い男の子が直してくれました。直してくれる間、おばちゃん2人とお茶を飲みながらカタコトのベトナム語でお話。お菓子をくれるなど色々ともてなしてくれました。飲み物を買うくらいしかお礼ができないのですが、本当に助かりました。
ソンラ省の田舎町で日没を迎える
バイクも直ったので順調に山を越えていきます。
緩やかな峠道の景色が開けたと思うととても美しい集落が眼科に広がっている、そんな景色が連続するソンラ省。
道中にはあのヴォー・グエン・ザップ将軍の森というところもありました。
更にしばらく走ったところで日没。ベトナムの夜間走行はとても疲れるのと危険を伴うので、出来るだけしない方針です。日没後に最初に現れた町(もしくは市)で宿泊することにしていたので、バクイェン(Bắc Yên)町に宿泊することに。
メイン通りの両脇に栄えているような、典型的な田舎町です。ホテルも数えるほど、食堂も数えるほど。
小さな食堂に入って一人分のご飯を適当に注文。肉と野菜が程よく入っていい感じでした。
町で一番大きなこのホテルに宿泊。2つ星ランクでしょうが、1泊するだけにはホットシャワーもエアコンも付いているので十分です。バイクも屋内に停めて置けるので安心。
今日のルートマップ
今日は紫色のルートを走りました。明日はソンラ省の省都ソンラ市、そしてディエンビエンフー市へと走っていくピンクのルートです。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。