ベトナム最大の水族館のある「ビンコムメガモール タイムズシティ」を歩いてきました
更新日:2014年4月26日 (取材日:2014年4月3日) / ライター: aki
2013年12月24日にハノイで開業した地下ショッピングモール「ビンコムメガモール タイムズシティ」。以前紹介したロイヤルシティと同じように、15000平米の地下ショッピングモールと併せて8棟の高級アパートや学校、病院などが開発されています。
道路に面したオブジェには「Thành phố của Thời đại mới」(新時代の都市)と書かれています。衣食住どころか学校や病院まで揃っていてまさに都市そのもの。
タイムズシティを外から眺める
こちらがタイムズシティ。
中央に輝く金色のゲートがショッピングモールの入口。その周りを取り囲んでいるのがアパート群です。各アパートからもショッピングモールに降りることができます。見た目からしてとっても豪華ですね。
池の中を通って金色のゲートに入って行きましょう。
ショッピングモールの中を歩く
ショッピングモールはさすが新しいということもあってとっても広くてピカピカ。
ロイヤルシティと同じく、案内板もわかりやすくていいですね。とっても余裕のある広い通路もベトナムではまだまだ珍しい。飲食店も充実しており、雨の日もアパートから買い物、食事へと歩いていけるのはいいですね。全く外に出ないで生活している人もいるのではないでしょうか。
こちらのフロアマップの通り、ショッピングモールは基本的には地下1階のみの1フロア構成で、各アパートへのエスカレーターと路面店が地上にあります。地上は池を望むカフェがあったりといい雰囲気。
ビンコムグループのショッピングモールでもったいないなと思うのがこの空きテナント。ロッテマートの空きテナントの少なさや、イオンモールのうまい隠し方と比べるといかにも開いてますというこの感じ。確かに他に類がないほど大きなモールなので埋まらないということは仕方ないと思うのですが、この壁をもっと有効活用して賑わっている感を出せばいいのになと思ってしまいます。ホーチミンのビンコムセンターも同じですね。
ベトナム最大の水族館
ここにはベトナム最大となる水族館があり、その広さはなんと4000平米。東京にあるしながわ水族館が3750平米ということなので、だいたい同じくらいですね。ちなみに日本最大の水族館は名古屋港水族館の41000平米ということなのでベトナム最大の水族館といえど日本と比べてしまうとまだまだ見劣りしてしまうのも事実。
こちらが入口。ビンパールアクアリウム。入場料は平日17万ドン、休日は22万ドンと決して安くはないお値段。先日紹介したロイヤルシティの屋内ウォーターパークもビンパールウォーターパークだったように、ビンコムグループではマリン関連にビンパールブランドをつかってます。ニャチャンにはビンパールランドというテーマパークもあります。
館内はぐねぐねと敷地内を最大限に使って通路が通っています。
滝のように水が流れている下には様々な水槽が設置され、沢山の魚が泳いでいました。どの水槽も魚が多くてとても賑わっています。いていて楽しくなるような、そんな水槽です。
ペンギンもいました。こちらが動くとそれに合わせて一斉に動くペンギンたち。こうやって色々動いてくれると見ていて楽しいですね。
そして海のトンネルへ。ニャチャンのビンパールにもトンネル水槽はありますね。
トンネル水槽の中を悠々と泳ぐ魚達。結構水槽が広いので中にいる魚たちもストレスが少ないのではないでしょうか。
行ってきた感想
22万ドンは正直少々高い気もするのですが、同じ面積のしながわ水族館よりはちょっと安いのでこんなものなのでしょう。ベトナム人の家族連れも水族館内でスレ違いましたが、家族で行くと80万ドン(4000円程度)ほどかかってしまうこういう水族館にもベトナムの方々が入っているのを見て、ベトナムは何でも安いという段階は終わったのかなと思いました。
ロイヤルシティもそうですが、ハノイではこのような住居+ショッピングモールといった一体開発が増えていくような感じがします。ホーチミンではクレセントモール+クレセントシティというものもありますがハノイのほうが大規模にやっているという印象を受けました。イオンモールの周りのセラドンシティはさらに大規模なものを目指しているのでしょう。
ベトナムでの不動産投資ブームがいつまで続くのかはわかりませんが、しばらくは新しい施設がどんどんできて楽しませてくれそうです。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。