ホーチミンに来たら外せない!これだけ行けばツウになれる?定番観光スポット10選!
更新日:2014年11月5日 / ライター: キタイ
近年急成長を遂げているホーチミンは、すでに立派な観光地になりつつあります。フランス統治時代の影響を受けて、まるでヨーロッパにいるかのような錯覚を受ける建物も多く残されています。最近では街中を歩くと観光客だらけのホーチミン。そこで今回は、初心者の方には欠かせない、ホーチミンに来たら絶対行くべき定番観光スポットをご紹介します。
目次
- 1 ベンタイン市場(Chợ Bến Thành)
- 2 中央郵便局(Bưu Điện Thành Phố)
- 3 聖母マリア大聖堂(Nhà Thờ Đức Bà)
- 4 市民劇場 (Nhà Hát Thành Phố)
- 5 統一会堂(Dinh Thống Nhất )
- 6 ホーチミン市人民委員会(Ủy Ban Nhân Dân Thành Phố Hồ Chí Minh)
- 7 戦争証跡博物館(Bảo Tàng Chứng Tich Chiến Tranh)
- 8 ビテクスコフィナンシャルタワー(Bitexco Financial Tower)
- 9 永厳寺(Chùa Vĩnh Nghiêm)
- 10 スターライト橋(cầu ánh sao)
- 11 まとめ
ベンタイン市場(Chợ Bến Thành)
ホーチミン最大のマーケット。生鮮食品から衣料品、雑貨まで何でも揃います。実際は、マーケット内は地元の人が使うようなものではなく、ほぼ観光地化しているので、値段は高めで、値段交渉は必須です。ちょっとしたアトラクション感覚で、値段を交渉しながら、言い値の半額を目指して掘り出し物を見つけましょう!スリに合わないように手荷物には要注意!
住所 Lê Lợi
時間 7:00~19:00
*19:00~24:00頃 毎晩、ベンタイン市場の周りでナイトマーケットが行われます。
中央郵便局(Bưu Điện Thành Phố)
まるで駅のような、ヨーロッパを感じるおしゃれな郵便局。19世紀末のフランス統治時代に建てられた貴重な建築物です。内部天井はクラシックなアーチ状になっており、右側には1892年のサイゴンとその付近の地図、左側には1936年の南ベトナムとカンボジアの電信網が描かれています。中にはちょっとしたお土産屋さんもあります。もちろん、ここから日本にお手紙も送れるので、観光に来た記念にぜひどうでしょうか!
住所 2 Công Xã Paris
時間 7:00~20:00 入場料無料
聖母マリア大聖堂(Nhà Thờ Đức Bà)
ホーチミン市観光のシンボル的存在!毎日、写真を撮る多くの観光客でいっぱいです。サイゴンがフランスの植民地であった1863~1880年にかけて建てられた、赤レンガ造りでネオ・ゴシック様式の教会。内部のステンドグラスは必見です。カトリック教徒も多いベトナムにおいては、休日のミサともなれば多くのホーチミン市民によってごった返し、入りきれなかった信徒が建物正面の広場にも溢れかえるほどにぎわいます。
住所 1 Công Xã Paris
時間 8:00~11:00、15:00~17:30(週末は~16:00) 入場料無料
市民劇場 (Nhà Hát Thành Phố)
フランス統治時代の1898年にオペラハウスとしてに建てられた、バロック様式の建築物。フランス式の都市設計で、主要な通りの起点、目印として大型建築物を配置するビスタという考え方で設置されています。現在は、市民劇場としてコンサートやバレエ、演劇などの公演で使用されています。建物内には約1800席あります。普段は中には入れませんが、ショーや公演などイべントが行われている時だけ、特別に入場することができます。2014年11月現在は、「A O SHOW」というニューサーカスが行われています。
住所 7 Lam Sơn Square
ベトナム南部を素晴らしいパフォーマンスで表現するアー・オー・ショー(À Ố Show)の魅力に迫る住所:
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ベトナム在住者にも旅行者にもおすすめしたいパフォーマンス、アー・オー・ショー(À Ố Show)。2013年2月よりホーチミン市の市民劇場で…
統一会堂(Dinh Thống Nhất )
南ベトナム政権時代の大統領官邸。1975年4月30日、解放軍の戦車がこの官邸の鉄柵を突破し、無血入城を果たして、事実上ベトナム戦争は終結しました。現在の建物は1962年から4年間かけて建てられたもので、大小100以上の部屋と、屋上にはヘリポートまであります。応接室、宴会室、また地下には秘密の軍事施設もあり、見応え充分。現在は、国賓を迎える時や会議に使われるとき以外は、一般公開されています。会堂内から見る外の芝生と噴水はまるでヨーロッパの宮殿のよう。
住所 137 Nam Kỳ Khởi Nghĩa
時間 7:30~11:00、13:00~16:00 入場料3万ドン
ホーチミン市人民委員会(Ủy Ban Nhân Dân Thành Phố Hồ Chí Minh)
1908年建造のルネッサンス様式の建築。フランス統治時代には、市役所として使われていました。現在は、ホーチミン市人民委員会の本部として使用されています。当時、このほど豪華絢爛な建物が、統治国に必要なのかと議論になったという記録も残されているそうです。人民委員会(日本の都道府県庁に該当)の庁舎のため、中の見学はできません。夜はライトアップされてとてもきれいです!(2014年11月現在、地下鉄開通工事のため、人民委員会の前の道が狭くなっています。)
住所 86 Lê Thánh Tôn
戦争証跡博物館(Bảo Tàng Chứng Tich Chiến Tranh)
ベトナム戦争の歴史を、実際に使用された戦車や爆弾などの遺物、写真などの展示で綴る博物館です。目を覆いたくなるような悲惨な写真や枯葉剤による被害状況の記録、ホルマリン漬けの奇形胎児などの展示は、戦争の痕跡を生々しく物語っています。ですが、ベトナム観光をする上では、知っておくべき事実なのではないでしょうか。世界中の従軍写真家たちが撮影した写真を集めた部屋の中には、故沢田教一氏がピュリッツアー賞を受賞した作品『安全への逃避』が飾られ、写真家・石川文洋氏がベトナム戦争を撮った作品もあります。
住所 28 Võ Văn Tần, Quận 3
時間 7:30~12:00、13:30~17:00 入場料 15.000ドン
ビテクスコフィナンシャルタワー(Bitexco Financial Tower)
2011年、ホーチミン市一高いビルとして、現在ではホーチミン市のシンボル的存在となった近代的ビル。49階には、サイゴンスカイデッキという展望台があり、地上約178Mからホーチミン市内360度を一望できます。特に夜の景色はロマンチックで最高です!50~52階にあるカフェやレストラン、バーを利用する場合は入場料を払わず、きれいな夜景を見ることができちゃいます!
住所 36 Hồ Tùng Mậu
時間 10:00~22:00(49階SaigonSkydeckは9:30~21:30まで、金曜と土曜は10:00~22:00。展望台のチケットは大人20万ドン、4~12歳と65歳以上は13万ドン)
永厳寺(Chùa Vĩnh Nghiêm)
空港から市内へ向かうNam Kỳ Khởi Nghĩa(ナムキーコイギア)通り沿いにある、日本留学から帰国した層が開いた寺。1964~1971年にかけて、ベトナムの伝統的な仏教建築と、最新の建築技術を駆使して建築家グエン・バー・ラン(Nguyen Ba Lang)のデザインをもとに建てられました。ホーチミン市最大規模のお寺。境内には本堂のほか、高さ40mの七重の塔と舎利塔、鐘楼があります。鐘楼の「平和の鐘」は日本の曹洞宗の寺から寄贈されたものだそうです。
住所 339 Nam Kỳ Khởi Nghĩa, Quận 3
時間 7:00~11:30、13:30~17:00 入場料無料
スターライト橋(cầu ánh sao)
最後に紹介するのは現地の若者に人気なローカルスポット。2010年に建てられたばかりの、中心部から少し離れた7区にある、Bán Nguyệt(バングエット)公園とcrescent mallというショッピングモールを結ぶ橋。長さ170m、幅8,3mの規模で、LEDライトと、太陽光発電による光を使っていてとてもエコな橋です。観光客にはあまり知られていませんが、土曜日と日曜日の夜にはánh(光)sao(星)という名の通り、橋がレインボーに光ってとてもきれいなんです!そして、写真を撮るのが大好きなベトナム人若者やカップルでとても賑わっています。
住所 Tân Phú,Quận 7
時間 橋が光るのは土曜日、日曜日の19時ごろから21時ごろまで
まとめ
古くからのフレンチな建築物と、近代的な街並みを併せ持つホーチミン市は、アジアでありながらまるでヨーロッパを観光している、お得な?気分にさせてくれます。また、観光スポットが密集しているので、2日あれば全スポットを制覇できると思います。ホーチミン市に観光に来られる際にはぜひ巡ってみてください!!