期間限定で公開中のアー・オー・ショーと似ているようでちょっと違うベトナムサーカス「マイヴィレッジ(ラン・トイ/Làng Tôi)」を観てきました
更新日:2014年3月6日 (取材日:2014年1月25日) / ライター: aki
前回の記事でも紹介いたしましたが、アー・オー・ショー(A O Show)というベトナム人によって作られた新しい形のベトナムサーカスがとても人気を博しています。そのアー・オー・ショーの監督のトゥアン・レーが2005年に作った第1作がラン・トイ(Làng Tôi)です。ハノイで公演された後に世界各国で公演されていたもので、ベトナム北部の農村風景をモチーフにしたサーカスです。ベトナム国内野での公演は終了していたのですが、3月から期間限定で公演が行われることとなったということで、事前公開の際に観てきました。
ちなみん、アー・オー・ショーについては以下の前回の記事をご覧ください。
ベトナム南部を素晴らしいパフォーマンスで表現するアー・オー・ショー(À Ố Show)の魅力に迫るベトナム在住者にも旅行者にもおすすめしたいパフォーマンス、アー・オー・ショー(À Ố Show)。2013年2月よりホーチミン市の市民劇場で公演しており、当初は期間限定だったのですが好評につき2014年末まで講演を延長することが決まりました。 監督が元シルク・ド・ソレイユというこ…
ラン・トイ/My Villageとは?
原作のタイトルがラン・トイ(Làng Tôi)だったのでラン・トイと紹介しましたが、公演はマイヴィレッジ(My Village)という名前で行われています。ラン・トイは私の村を意味するので意味は同じなのですが、英語表記となっており、より外国人観光客を意識しているのかもしれません。
アー・オー・ショーはベトナム南部をモチーフにしていたのですが、このマイヴィレッジはベトナム北部の農村風景をモチーフにしております。元々トゥアン・レーは北部出身なのでアー・オー・ショーよりもその辺りには想い入れが強いのかもしれません。
チケットはアー・オー・ショーと同じく、aah![A]席、ooh![O]席、wow![W]席の3種類。[W]席が一番良い席となっています。
会場の市民劇場
会場もアー・オー・ショーと同じく市民劇場。というか、2月までアー・オー・ショーを公演しており、3月からは期間限定でマイヴィレッジを公演しています。
100年以上前に建てられたこの市民劇場はいつ見ても圧巻ですね。アー・オー・ショーもそうですが、普段は入れないこの市民劇場に入れるのも魅力の一つだったりします。
中に入るとウエルカムドリンクが。この辺りの気遣いが嬉しいですね。ドリンクの奥ではテラス席が開放されており、正面のカラベルホテルを見ながら夕方の涼しい風に当たることもできます。
なんと、ベトナムで有名な美味しいアイスクリームFannyのプレゼントまでありました!!が、ギリギリに来たので残念ながら既に品切れ。やはり、公演時間よりも早めに行ってここでくつろぐのがお勧めです。
会場内の様子
開始10分前に会場に入るとそこはもう満員。
ベトナム人、欧米人、アジア人と様々な方が来ていました。
ステージの左右にはベトナムの伝統楽器が置かれています。マイヴィレッジでは生演奏のベトナム伝統音楽も楽しめます。
マイヴィレッジのシーンをご紹介
マイヴィレッジ内のシーンをほんの少しご紹介します。
公演スケジュール
3月からの期間限定公演のマイヴィレッジ、公演日程はいくつか変更が行われているようですので、市民劇場のチケットカウンターでご確認ください。
ベトナム北部の農村府警をサーカスで再現したマイヴィレッジ、アー・オー・ショーを見た人も、見ていない人も楽しめる内容となっています。チケットの購入及びお問い合せは市民劇場にあるチケットカウンターで承っているそうなので、興味がある方は是非行ってみてはいかがでしょうか。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。