涼しみにいくだけ?いやいや意外におもしろいホーチミンデパート特集
更新日:2015年8月3日 (取材日:2015年7月17日) / ライター: 渡邉みなみ(くらげ)
ホーチミンに立ち並ぶデパート。見た感じ入っているのは高級ブティック店ばかりで、それぞれのデパートにそんなに違いはないと思っていませんか?私もそう思っていたうちの1人でした。でも、それぞれのデパートをじっくり見てみるとデパートごとの違いがちょっとずつ見えてきた…ちょっとひやかしに行くにしても、どのデパートを選ぶか参考にしてもらえたらなと思います。
パークソン(PARKSON)
ビンコムセンターの前に立っている白い建物のデパート。4階までフロアがあり、1階は化粧品、2階は女性向け、3階は男性向け、4階はスーパーとフードコートになっています。
4階にある、ずらっと並ぶフードコートは圧巻。他のデパートも飲食店は充実していますが、フードコートという点からみればここが一番ではないでしょうか。
ちなみに、よくデパートの前でお菓子を焼きながら売るお婆さんを見かけます。
ビンコムセンター(VINCOMCENTER)
パークソンの前に立つ大きなビル。上の階には同グループのビンプロ(vinpro)と言う名の電気店やビンマート(vinmart)と名付けられたスーパーがあります。更に上の階はオフィス、更に上は住居という大型ビルです。
このデパートの見どころは実は地下。様々な飲食店や雑貨屋が入っていて目移りしそう。
そのなかでも特に目を引くのは、なぜか突如現れる巨大なゲームセンター。bumper carという車をぶつけ合うアトラクションがあったり、5D映画館があったりと、なかなか楽しめそうです。
薄暗くなんだか危なげな雰囲気を出してはいますが、実際は子連ればかりでまったく危なくなさそうでした。
飲食店フロアにはビアードパパも入っていて、日本のお菓子が恋しくなってもここにくれば問題なさそう。
また、地下にあるフーンナム(Phuong Nam)という本屋さんは、ちょっとしたベトナム土産も売られていておすすめです。
ユニオンスクエア(UNION SQUARE)
カラフルなダンボー充電器が売られている電気屋さんがあったり、いかにもなお土産やさんがあったり、一番バラエティーに富んでいる印象を受けたデパート。
若いベトナム人に人気のあるヤンキーキャンドル(yankee candle)の店舗が入っていて、さまざまな種類のキャンドルを購入することができます。また一緒に入っているATZ healthy lifeではベトナムオリジナルのオイルを販売。店員さんも親切でいろいろと試させてくれるので、ついつい手にとって見てしまいます。
またフランス・プロヴァンス産の香水ショップDARANCEやタイ発オーガニックアロマブランドのTHANNなど、見どころは多し。
ちなみに2015年夏現在、工事中のテナントがちらほら見られました。
番外編:ラッキープラザ(LUCKY PLAZA)
デパートとはちょっと違うけど、ベトナムっぽい買い物を楽しむならこっちの方がよいかも… 屋台のような小さなお店がちまちまごちゃごちゃと入っているビル。サイゴンスクエアほど大きくはないが、一階にはお土産類も売っているので旅行者には便利。2階は衣類の店がこれでもかとならんでいます。
営業は夜10時までと書かれていますが、それよりも早くしめる店が大半なので時間には余裕をもって!3階はスーパーになっており、そこでもおみやげが買えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。比べてみたら意外におもしろかったホーチミンのデパート、外を歩いていてベトナムの暑さにやられたら、ぜひ涼しいデパートを巡ってみてください。
ライター情報
渡邉みなみ(くらげ)
1991年生まれ。大学院を休学してベトナム観光・情報ナビでインターンシップをしていました。趣味は旅とカメラと絵画鑑賞。最近のマイブームはおしゃれなカフェを見つけて、サムライカフェで借りた本を読むこと笑。3ヶ月という短い期間ですが、ベトナムの魅力を一人でも多くの人に伝えられるようがんばります!!