ベトナム初開催のベトナムモーターサイクルショー2016で最新のバイクを見てきました
更新日:2016年4月9日 (取材日:2016年4月9日) / ライター: aki
ホーチミン市7区の展示場で2016年4月7日から10日まで開催されているベトナムモーターサイクルショーでは各バイクメーカーによる最新バイクの展示が行われています。ベトナムでのモーターサイクルショーは初開催。各社の展示内容を一部紹介します。
ホンダ
ベトナムでバイクといえばホンダ、未だに地方都市ではバイクのことを指す際にHONDAと書かれることがあります。ホンダのブースではベトナムの街でもよく見かける高級スクーターの他、MOTOGPのレースマシンやアフリカツインといった大型バイクの展示もありました。
ヤマハ
ヤマハのコンセプトモデル04GENはベトナムモーターサイクルショーで世界初公開。昆虫の羽のように開く半透明の外装が特徴です。
開いた様子の写真(ヤマハ発動機のウェブサイトより)。
半年前の東京モーターショーでも展示されたコンセプトモデルのResonater 125は楽器のヤマハとコラボレーションした小型二輪車。
スポーツタイプの300ccクラスのR3はベトナム市場に投入されています。定価は155,000,000VND。その他、日本ではお馴染みのビッグスクーターなども展示されていました。
スズキ
スズキも大型バイクのGSX-R1000などを展示していました。が、展示の台数で言うとやはり小型バイクが多いのはベトナムならでは。
カワサキ
小型バイクを作っていないカワサキも大型バイクを出展していました。ベトナムの大型二輪免許解禁後に販売店を展開しており、すでに国内でも大型バイクを販売しています。
ベスパ・ピアッジオ・アプリリア・モトグッチ
イタリアのバイクメーカーであるピアッジオは室内展示と試乗の両方に4ブランドを出展。
アプリリアはスポーツバイクを展示。
V型2気筒エンジンが特徴的なモトグッチ。
このバイクの後ろではイタリアコーヒーの展示もありました。一杯頂きましたが、美味しいですね。
ドゥカティ
イタリアのドゥカティはスクランブラーを展示する他、試乗コーナーがありました。試乗したかったのですが、午前中の試乗券は売り切れということで断念。試乗にもA2(大型バイク)の免許が必要です。
この展示車はすでに売約済みとのことでした。お値段は288,000,000VND。
ベネリ
こちらもイタリアのバイクメーカーベネリ。こちらも大型免許解禁後にベトナムに販売網を築いています。
SYM
台湾のバイクメーカーSYM。スクーターや小排気量車が中心の展示でした。ベトナムでもよく走っているのを見かけます。
その他の展示
ザ・アメリカンなバイクのインディアン。こんなバイクがホーチミンの街中を走っていたら間違いなく振り返ってしまいそうです。そういえば、ハーレーの展示はありませんでした。
バイク以外にも様々な出店がありました。こちらは出光とNGKのブースですが、周辺部品になると日本の強さを感じます。イタリアのGIVIのケースはここベトナムで生産されており、展示にも力が入っています。
ホンダの日本人ライダーによるパフォーマンス
屋外のスペースではホンダの日本人ライダーによるパフォーマンスが行われていました。ウイリー、ジャックナイフ、ジャンプなど盛りだくさん。
観客からギリギリの距離で行われる2台のパフォーマンスに歓声が上がっていました。日に日にうまくなっていくのはホンダのバイクの性能がいいからだよともちろんホンダのバイクの宣伝もあります。帰り道で真似しないでくださいね、ということでした。
1時間半しかいなかったのですべての展示・イベントを紹介できていませんが、ベトナム初のモーターサイクルショーの様子はなんとなく伝わったのではないですそうか。大型バイクの展示が多く、今は売っていなくともこれからベトナムでも大型バイクの販売が増えていくのではないかと思われます。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。