ホーチミンに巨大なアヒルが出現!世界中を旅するアヒルの正体とは?
更新日:2014年5月2日 (取材日:2014年4月30日) / ライター: aki
ホーチミン市7区にあるクレセントモールの隣のバングエット湖(Ho Ban Nguyet/半月湖)に巨大なアヒルが現れました。実はこのアヒル、オランダの芸術家であるホフマン氏制作のパブリックアートなのです。2009年には大阪で展示されるなど日本でも何度か展示が行われています。香港、シドニーと旅してきたアヒルが今ホーチミンに浮かんでいます。
ラバーダックのアートについて
ラバーダックは2007年に初めてオランダで展示され、その後世界各国で展示されています。ホーチミン市では4月27日から5月31日まで展示が行われる予定です。 まさに現在展示が行われているのはベトナム・ホーチミン市の他に中国の廈門、済南があります。5月の後半にはアメリカのノーフォークでも同時に展示がおこなわれるそうです。世界同時展示というところからもわかるように、実はこのアヒル、世界を旅しているわけではなく、各地で製造されているそうです。大きさも街によってまちまち。建物や風景に合わせた大きさで制作しているのでしょう。 ちなみにホーチミン市にいるラバーダックは25m×18m×18mとのこと。大阪で展示されたものが高さ10mとのことなので、その1.8倍のサイズ。隣の建物と比較するとこのアヒルの大きさがわかります。 「ラバーダックは年齢や人種に関係なく、子供のころの記憶や、思い出を思い起こさせ、幸せや喜びの象徴でもある」と製作者のホフマン氏。バスタブ文化がないベトナムにもラバーダックのおもちゃは売られており、世界各国で親しまれているのでしょう。 ベトナムのニュースサイトに製作中の動画がありました。(下の空白をクリックすると再生されます) 出典:Clip cận cảnh quá trình bơm phồng vịt vàng khổng lồ tại Việt Nam
ホーチミンのラバーダック写真集
それではラバーダックの写真をいろいろな角度からお楽しみください。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。