ホーチミンの統一会堂で教育フェスティバルが開催されています。4月24日まで!
更新日:2014年4月22日 (取材日:2014年4月22日) / ライター: aki
ホーチミンの統一会堂で本日(4月22日)より教育フェスティバルが開催されています。ジャオユックファッチェン(Giáo Dục Phát Triển/教育発展)というイベントで4月24日までの3日間開催されます。ちなみに、統一会堂入場料は通常通り必要です。
目次
出展ブースを歩く
このイベントには150あまりのブースが出店しているようで、統一会堂の脇に小さなブースがひしめき合っていました。
会場案内図の右側には3日間のイベントの案内がありましたが、見ての通り全てベトナム語。
それではブースを種類ごとに紹介していきます。
学校からの出展ブース
まずは学校のブース。学校といっても中学校から大学まで様々な学校からの出店がありました。多かったのは大学・短大とインターナショナル校です。一部留学ブースもありました。
こちらは全寮制の中学・高校だそうです。
Nguyen Tat Thanh(NTT)大学
シンガポール、アメリカのインター校
まだまだインター校はたくさんありました。
英語系の出展ブース
お次は英語関連のブース。小さな語学学校も含めるととてもたくさんのブースが出ていました。やはり英語の教育はトレンドなのでしょう。
こちらは市内各所に校舎を持つ英語学校VUS。他にもilaやBritish Councilといった大手英語学校もブースを構えていました。
意外と目立ったのが子供向けの英語学校。
戦闘機の横には規模の小さな英語学校ブースがたくさんありました。
※会場となった統一会堂には戦闘機や戦車が保存されております
幼児教育の出展ブース
とても多かったのが幼児教育関連のブース。色とりどりのおもちゃなど各社様々なものを出展していました。
このようなおもちゃのブースが数点ありました。ベトナムでは小さい子どもの教育も熱心のようです。
知育だけでなくこのような遊具もありました。
こちらは子供向けのタブレット。教育のIT化も進んでいます。
書店の出展ブース
書店も数件ありました。
ベトナム全土に展開する書店チェーン、Fahasaのブース。
その他の出展ブース
こちらはデータ化のできるホワイトボードのブース。奥は電気基板のブースのようです。
文房具店もいくつかありました。
こちらは米のブース。白米のサンプリングもありました。教育・・?
統一会堂の建物内にも展示はあります。
こちらはホーチミン市1区の2015年の学校計画。左は2020年です。各区毎に2010年、2015年、2020年の地図が展示されていました。
地元メディアの取材
メディアによる取材もありました。
こちらは会場主催者による写真撮影。
こちらは地元テレビ局の取材。米のブースを撮影していました。
コンサートもありました
会場ではコンサートも行われていました。大学・短大のブースが多かったので、現役の学生の方々にもこのイベントに来てほしいということでしょうか。
歌っているのは歌手のタイ・チン(Thái Trinh)。若者に大人気のアーティストのようです。英語の歌も、ベトナム語の歌も歌っていました。
なんか聞き覚えがあるな、と思ったら昨年のジャパンファッションフェスタにも出演していました。
ステージから降りて客席に近くなると学生達は大興奮。ステージの下に座っているのがタイ・チンです。
行ってきた感想
今回の教育フェスティバルは昨日統一会堂の前を通って看板を偶然見つけて行ってきたものでしたが、ベトナムの教育熱に少し触れた気がしました。英語学校がたくさんあったのは予想通りだったのですが、インターナショナルスクールや幼児教育のブースがそれに匹敵するくらいに出ていたのが個人的には意外でした。ベトナム人は子どもの教育にお金をかける、とは聞いていましたが、裕福な家では小さい頃からの英才教育が当たり前なのでしょう。将来のベトナムが少し楽しみになりました。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。