チュックムンナンムォイ!ベトナムのテト(旧正月)文化を一挙ご紹介! (2ページ目)

テトの飾り付け
テトになると街が赤と金色に飾り付けられます。家にも飾り付けをするようで、路上にはテトの飾り付けを売るお店がでます。以前クリスマスの飾り付けを売っているお店として紹介したこちらのお店も気づくとテトのお店になっていました。

テト用の提灯を売るお店
この写真のような飾り付けと同じくらい売られているのが、掛け軸のようなトゥーファップ(Thư Pháp/書法)というもの。Chúc Mừng Năm Mới(明けましておめでとう)などと書かれているものが路上で売られています。

習字の作品
一番奥はHạnh Phúc(幸福)、その手前はGia ìĐnh(家族)と書かれています。とってもきれいなので個人的に一番飾りたいのがこのトゥーファップです。
テトの贈り物
テトでは日本のお歳暮のような贈り物文化もあります。クアテト(Quà Tết)と言い、取引先や従業員、その家族へ贈ります。従業員に贈るというのが日本とは違いますね。

Metroのクアテト売場
テト前の2区のスーパーマーケット「Metro Anphu」では入口入ってすぐのところにクアテトの特設スペースがありました。 この写真のように、かごに商品を詰めてビニールでラッピングしているものが一般的です。ギフトの中身は日常的な調味料やお酒、お茶、コーヒー、お菓子など日本のお歳暮と似ていますが、お歳暮とは違って多くの種類が少量ずつ入っているのが特徴です。相手が日常的に使うことを想定したもの、相手がその家族に渡すことを想定したものなど様々な種類があるようです。
お正月には欠かせないお年玉
いくつになってもお正月になったら欲しくなるのがお年玉ですね。もうあげるばかりでもらえないものなのですが・・・。ベトナムにもお年玉があり、南部ではリーシー(Lì xì)、北部ではムントゥオイ(Mừng Tuổi)と呼ばれます。

イオンの文具売場でみつけたお年玉袋
先月ホーチミンにできたイオンモールの文具売り場で見つけたお年玉袋。「大吉大利」や「吉祥如意」などと書かれている赤い袋が使われます。こうしてみると日本のお年玉袋とはまた違い、中国文化とかなり似ているように思います。書いてある漢字はいまとなっては理解できない人がほとんどなのですが、昔からの慣習で漢字が使われているそうです。(ベトナムでは昔は漢字を使っていました。)今のベトナム語にも同じ意味の言葉は残っており、大吉大利はダイカットダイロイ(Đại Cát Đại Lợi)といいます。

お年玉袋
お年玉の金額は相手との関係にもよりますが数万~十万ドン(数百円~数千円)程度とのこと。子供だけがもらえるわけではなく、上司から部下へ贈ることも一般的なようなので、あげるばかりと思っていたお年玉がもらえる時が来るかもしれません。
テトの記事を書いた感想
この記事で少しでもベトナムのテト、感じて頂けましたでしょうか。昔は本当にすべてのお店が閉まっていたというホーチミンも開いている店が増えてきたと聞きます。昔は日本も三ヶ日は商店は閉まっており家でおせちを食べていましたよね。少しづつベトナムも変わっていっている、そう思うとテト文化が強く残っているうちに色々と体験できるのは良いことですね。
ライター情報

aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。