ベトナム最大のテーマパーク「ダイナム公園」~黄金殿・ウォーターパーク編~
更新日:2014年11月13日 (取材日:2014年11月9日) / ライター: aki
ホーチミン市の隣のビンズオン省にあるベトナム最大のテーマパーク「ダイナム公園」。現在ビンズオン省との土地使用権のトラブルのために11月19日まで期間限定で無料開放されています。その後も、2014年中は金土日の週末のみ無料開放を続けるそうです。(※既に無料開放は終了しています。)
ダイナム公園とは?
このダイナム公園、ただの公園ではなく、本物のお寺「黄金殿」、バオソン山、ウォーターパーク、動物園、遊園地があり、ホテルまで併設されている総合アミューズメントパークなのです。
右下が入り口です。上から順に、動物園、ウォーターパーク(ダイナムビーチ)、遊園地、キャンプ場、バオソン山、黄金殿です。園内はシャトルバスが運行しているのですが、無料開放期間は人が多すぎるせいかあまり運行していませんでした。写真は動物園前の看板を撮影したので現在地が動物園前になっています。
豪華絢爛な黄金殿(Kim Điện)
駐車場から立派な門をくぐると現れるのが広大な広場。裏には岩山がそびえ立ち、いきなり別世界に来たような錯覚がするほどです。ベトナムの李朝(1009-1225年)時代をイメージしているそうです。
日中の日差しは暑く、多くのベトナム人観光客も左右脇にある屋根付きの参道を通っているのですが、せっかくなので中央の参道から拝観することにしました。周りではペットボトルを売る人も多いので水分補給は欠かさないようにしましょう。
参道の左右には黄金の像が立ち並んでいます。
観光地ではあるものの本物の寺でもあります。
釈迦の後ろでは上の魚に餌をやって楽しんでいる人々がいました。こういうところが実にベトナムらしくていいですね。餌を売っている人の姿はなかったのでそこかで買ってきたパンをあげているのでしょうか。
更にこの建物を通れば本殿が見えてきます。あたりは記念撮影をしているベトナム人でいっぱい。
建物の中にはえびす様のような黄金の像がありました。跪いて祈りを捧げる人の姿もあります。おそらく富の象徴なのでしょう。
いよいよ本殿が見えてきました。手前に像がありますがベトナム語しか書かれておらず何を表しているのかはわかりません。ただひとつ言えることは、多くのベトナム人にとって記念撮影スポットのようです。
本殿に入る前に大きな靴下をクルの上からすっぽりとかぶせます。本殿内は金の像が並んでいます。ベトナムの歴史上の偉人の像だそうで、ホー・チ・ミンさんの像もあります。
本殿の中にあるUdumbara flowerという花。Udumbara flowerは日本語では優曇華の花と言い、仏教の世界ではと言われている花の名前だそうです。黒い石から白い石が花のようにでてきており、これはまさに優曇華の花に違いない、という展示だそうです。
黄金殿の後ろにそびえるバオソン山
黄金殿の後ろにあるのが高さ65mのバオソン山(Dãy núi Bảo Sơn)。
人工的に作られたそうですがかなり本格的です。赤い橋をわたって山に入れるようなのですが、橋は通行禁止でした。
山の中には洞窟もあります。
ウォーターパーク(ダイナムビーチ)
先ほどのバオソン山の裏手にあるのがダイナムビーチ。ビーチという名前ですがウォーターパークです。
本来は入場料を払わなければ入れないのですが、現在は無料開放中のためプール利用者以外も多数入場していました。小さいながら人工海岸もありますね。このダイナムビーチ、人口波もあり、さらには塩水を使っているそうです。
こちらは淡水プール。
とても気持ちの良さそうな滑り台もありました。
ただ滑るまでが大変そうです・・・。炎天下の中どのくらい待てば滑れるのでしょう。
それにしてもこの人の量はすごいものがありますね。それもそのはず、この日のダイナム公園入場者は50万人だったそうで、過去最大を記録していたそうです。
人は多かったですが天気もよく、とても気持ちよさそうでした。今回はプールに入らなかったのですが、そろそろ雨季も終わるのでどこかのウォーターパークに遊びに行きたいところです。
次回は動物園:アミューズメントパーク
次回は動物園、アミューズメントパークを紹介します!
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。