ホーチミンのランドマーク「統一会堂」で行われたプロジェクションマッピングが素晴らしい
ホーチミン観光で絶対に外せないスポットに「統一会堂」があります。フランス統治時代に作られ、南ベトナムの大統領官邸となった後の1975年4月30日に戦車が門を突き破りベトナム戦争が集結したというまさにベトナム統一のシンボルとなっている場所です。
その統一会堂を利用したプロジェクションマッピングがあるということで早速行ってきました。
目次
統一会堂で行われたプロジェクションマッピング
本イベントはベトナム・フランス友好40周年を記念した事業として行われ、2013年12月13日、14日の2日間の19時から22時半まで、30分おきにプロジェクションマッピングが行われました。1回のパフォーマンスは15分ほどであり、毎回のパフォーマンスは同じでした。ちなみに12月14日、15日にはフランスフェスティバルも開催されます。
ショーの内容はベトナム神話の時代から現代までのベトナムがテーマになっているようでした。動画は本記事の下にありますので動画を見たい方は下へどうぞ。
写真で見るプロジェクションマッピング
音楽はこのイベントのために作られたそうです。13の19時の第1階公演ではベトナム人シンガー、レ・カット・チョン・リー(Lê Cát Trọng Lý)がライブで歌っていました。 ショーの内容を写真に残してきたのでご紹介します。
2匹のドラゴンが飛び回っています。ベトナムも中国と同じくドラゴンは神聖な動物です。中央の四角い赤い部屋でレ・カット・チョン・リーが歌っています。
ラクロンクァン(Lạc Long Quân)とアウコ(Âu Cơ)はベトナム神話に出てくる人物。ベトナムを作り上げた神のような存在だそうです。画面中央から大きな花が現れて次のシーンになります。
nex
川に浮かぶ無数の船。
ベトナム高原地帯の棚田。
空高くそびえる山々と、その山に流れる水。この次に、この水が海になるようなアニメーションがありました。
海の中で様々な生物が反映している様子のようにも見えます。
雲が浮かぶ夕日が綺麗な空。
空を割って宇宙が出現。白く飛び回っているのは人でしょうか。
竹で建物が作られていきます。
だいぶ完成に近づきました。
白い人のようなものが上から降りてくるとその軌跡が色づいていきます。
きれいな建物が現れました。
その建物も青くなり、星へと戻っていくように見えます。
無数の風船が下から上へと飛んでいきます。
残った宇宙に浮かぶ JE T'AIME、TÔI YÊU NGƯỜIの文字。フランス語と、ベトナム語のアイラブユーです。
>>次のページヘ続きます:パフォーマンスはいよいよクライマックスへライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。