ベトナム初のハーレーショップに訪問して大型バイク免許自由化について聞いてきました。
更新日:2013年12月17日 (取材日:2013年12月6日) / ライター: aki
11月30日、ベトナム初のハーレーダビッドソン直営店がホーチミンにオープンしました。ベトナムはバイク天国と言っても小型バイクが中心で大型バイクはほとんど走っていません。実は今までは大型バイクの免許は公安や政府関係者に限られており、一般の人は免許を取得できなかったのです。(取得の方法がないわけではないがとても難しいとい噂もあります。)
そんなベトナムですが来年2014年から原則大型バイクの免許取得が自由化されることが決定しました。それを受けて早速進出してきたのが大型バイクといえば誰もが知っているハーレーダビッドソン。早速オープン直後のお店に行ってきました。
目次
7区にオープンしたハーレーダビッドソンショップ
7区のティエンソンプラザ(Thien Son Plaza)の1階にハーレーダビッドソンショップはあります。ちょうどクレセントモールの大通りを挟んだ向かい側になります。この大通りも片側7車線はあるかという幹線道路。中心部から5kmも離れると中心部とは全く違う景色が広がっているのがホーチミンです。
こちらがハーレーショップ。看板もかなり大きく、目立っています。ガラス張りの店内にバイクが並んでいるのが見えますね。
入口を入ると早速ハーレーの世界がそこには広がっています。バイクだけではなくライディングウェアや小物まで全てを揃えているのがこのハーレーダビッドソンなのです。
なお、店舗情報は本記事の末尾にありますので、訪問する方はそちらをご覧ください。
ハーレーショップに来たらまずはバイクを品定め
店内には10台近くのバイクが展示されていました。もちろんどれもベトナムでは余り見ることのないような大型バイクです。この大きさでこの街を走ってたら間違いなく目立ちますね。そのかわり運転はちょっと大変そうです。ベトナムの郊外の道を走るにはとっても気持ちよさそう。
そのバイクの中でも一番安いものが350Million VNDほど。3億5千万ドンです。ちなみに日本円では170万円ほど。ベトナムで高額の買い物をすると単位がよくわからなくなってきますね。
一番高いバイクを見つけました。1 Billion VND。10億ドンです。日本円では490万円ほど。ハーレーの中でも間違いなく高額な部類ですし、郊外の家が買えそうな値段です。それでも世界の名だたる高級車が意外とたくさん走っているこのホーチミン、富裕層にとっては十分手が届く金額なのでしょう。
バイク以外も充実しているハーレーショップ
こちらのハーレーショップ、展示しているのはバイクだけではありません。
こちらはバイクの部品が並べられています。ハーレーに乗るようなバイク好きはバイクを色々カスタマイズしたくなるもの。ハンドルにつける時計(なんと15000円!)と言うものから、ブレーキの部品など幅広く揃えていました。手前にはヘルメットやレインウェアもありますね。
こちらはライディングギア、つまりバイクに乗る時に着用するウェアやブーツなどの展示です。ベトナムでこのようなバイク用品店はあまり見当たらないのですが、ここに来ればバイク専用ブーツ等も手に入ります。
その他、マグカップやキーホルダー等のハーレーグッズも充実。ハーレーが好きな人にはきっとたまらない空間です。
さらに驚きなのが、このハーレーショップにはソファーのスペースがあります。しかもフリーコーヒー付き。きっと商談などで使用されるのでしょう。ちなみに商談用とみられるガラス張りの個室も用意されていました。
ちなみに訪問時は閉まっておりましたが、バイクのピットサービスもあり、店内からも修理の様子が見えるようになっていました。
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aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。