ベトナム最北端にあるカフェ「クックバック(北極)」は驚きの日本人経営
更新日:2017年2月15日 (取材日:2015年10月24日) / ライター: aki
ベトナム最北端のハザン省の最北の村、ルンクー村(Lung Cu)にあるクックバックカフェ。中国国境にほど近いロロ族の居住エリアにあるこのカフェが実は日本人経営なのです。ハザン省観光に訪れる際には是非訪れてほしいこのカフェを紹介します。
クックバックカフェでゆっくりコーヒーブレイク
クックバックカフェはロロ族居住エリアにある歴史のある建物の中庭を利用したカフェ。
田舎のローカルカフェと考えるととてもきれいなカフェです。
カウンターには日本とベトナムの国旗が置かれていました。ベトナムのお口にも関わらずメニューも英語表記で、しかも日本国旗があるのはなんだか不思議です。
しかも、さらに奥を見ると新しそうな日本の焼酎の箱もありました。これはどういうことだ・・・?と考えていると看板を見て納得。
Produced By: Yasushi Oguraと書かれており、なんとここは日本人の経営だったのです。拙いベトナム語で聞くとオーナーは日本人でよくここを訪れているということがわかりました。残念ながら私が訪問した際はいらっしゃらなかったのですが、いつかお会いしてみたいです。
店内の木にも日越の国旗が取り付けられていました。ちなみに、カフェの横では牛が歩いていたりするとてものどかな環境です。
カフェへの道のり
クックバックカフェはベトナム最北端を示すルンクーフラッグタワーから更に北に行ったところにあります。
ハザン市からフラッグタワーに向かうとこの交差点に出ます。右がフラッグタワーの入り口、左の塀の中がバイクの駐輪場になっていました。写真では途切れてしまっているのですが、カフェが奥にあるという看板が写真右端にあります。この看板を見つけて、せっかくだから最北端のカフェに行ってみようと思ったのがこのカフェを見つけたきっかけでした。
しばらく走って振り返ると、フラッグタワーが南に見えますね。
この看板が見えたところで左へ。直進すると中国国境方面です。ちなみに、中国への入出国は、少なくとも外国人ではできないはずですが、もし行った方がいらっしゃりましたら教えていただけるとありがたいです。
ベトナム最北端にある「クックバックカフェ」、看板を見つけていってみたらまさかの日本人経営ということでとても驚きましたが、同じ日本人がこの辺境の地の住民と関わっていると思うとなんだか嬉しい気持ちになりました。ハザン省は公共交通機関がなく、英語ツアーも見つからないので、ベトナム語ツアー、チャーターカー、バイクなどでないと行くことが難しい場所ですが、もし訪れることがあればこのカフェにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。