ベトナム最北のカルスト台地にあるとっても美しいマーピーレン峠を走ろう
少数民族が数多く住むハザン省のドンヴァン(Dong Van)からメオヴァク(Meo Vac)の間にあるマーピーレン峠。最近はベトナム人観光客に人気が出てきており、ハイシーズンの週末はツアーバスで大渋滞。ドンヴァンからメオヴァックに南下するルートで紹介します。
ドンヴァンを出てマーピーレン峠へ
ハザン省の観光の中心にもなっているドンヴァンを出発。
出発するとすぐに山の中へ。
走った日は日曜日。ベトナム人観光客に人気が出てきているハザン省にはたくさんのツアーのミニバンが走っていました。ご覧のとおり道は狭く、車両同士のすれ違いが大変。
カルスト台地の中にも集落が点在していました。ベトナムと聞いて思い出す風景とは少し違うかもしれないのですが、中国国境の北部山岳地帯の景色は素晴らしい物があります。
マーピーレン峠に到着!
1時間ほど走ったところでマーピーレン峠に到着。峠の展望台からは遥か下をNho Que川が流れているのが見えます。
山と山の間を長い年月かけて削ったような川です。なんとこの川、10km上流に遡るとベトナムと中国の国境にもなっている川。
左に見えている建物が峠の展望台。この辺りは切り立った山が並ぶカルスト台地で、道中の景色がほんとうに最高です。
峠にある石碑。ベトナム人観光客はこの看板で写真を取るのが人気だそうです。1965年に道ができたと書かれています。
峠の茶屋、と言っても路上に七輪をおいて営業しているお店です。ゆでたまごや焼き芋が食べられます。標高が高く意外と寒いので、暖かい食べ物は嬉しいです。
メオヴァックへ
峠を超えてメオヴァック方面に降りていきます。
道路状態は悪くなく、このように素晴らしい景色の道が永遠と続くマーピーレン峠。
道が平らになったらメオヴァックはもうすぐそこです。
峠から30分ほどでメオヴァックの町に到着しました。
レンタバイクやツアーでないと訪れることが難しいマーピーレン峠。まだ外国人向けのツアーなどでは見かけない行き先ですが、今後人気になること間違い無しの素晴らしいスポットです。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。