ハザン省クアンバにあるヘブンズゲイトと「おっぱい山」の絶景
ベトナム最北端のハザン省の山間部はドンヴァンカルストジオパークという指定があり、その名の通りカルスト台地のとても綺麗な景色が広がっています。普段イメージする「ベトナム」とは全く違う姿の中国国境のベトナム・ハザン省のクアンバにある「おっぱい山(Nui Doi)」を望むヘブンズゲイト展望台を紹介します。
写真撮影用の花畑が大人気
ハザン省の省都ハザン市を出発して最北端の方向へと国道4C号線を走っていきます。この辺りはベトナムローカルツアーの他、レンタルバイクで旅するベトナム人など、最近一気に観光客が増えているエリア。
ベトナム人ツーリンググループはハザン省ナンバーのバイクに同じ服を着て走っているのですぐに分かります。大体のツーリンググループはベトナム国旗をバイクに挿し、ベトナムの国旗を模したシャツを身につけたスタイル。
バイクが多く止まっているところを見るとこのように花畑で記念撮影していました。この花畑、今では観光客用に整備されており、入場料として1万ドンをとっているようです。一人あたりGDPが全国平均の半分以下という貧しいハザン省のことを考えると、この花畑からの収入はかなりの金額になりそうです。
ベトナム国旗の形をした花畑など、道中には記念撮影用の花畑がたくさんありました。皆近くの花畑から行くようで、遠くにある花畑ほど人が少なくゆっくり撮影を楽しめそうです。
クアンバの観光センターと展望台からの絶景
ハザン士から1時間ほど走ったところでクアンバの観光センターがありました。ここに展望台があり、ヘブンズゲートと呼ばれる絶景を見ることができます。
観光センターの駐車場にはバイクと観光用のミニバンがたくさん。
展望台へと登っていきます。外国人向けツアーなどは全く見ませんでしたが、看板はベトナム語の他に英語表記もありました。
これがヘブンズゲートから見るクアンバの絶景。右側の山はおっぱい山(Nui Doi)と呼ばれています。確かに、そう言われるともうその形にしか見えません。
とってもローカルな感じのカフェも併設されていました。立ち寄っていませんが、ローカルの、濃いベトナムコーヒーと、お茶が出てくるものと思われます。
おみやげ店の前ではお米を竹筒で炊いたものが売られていました。ラオスやカンボジアでも見られるこの料理、個人的に好きなので一本買って食べましたが、やはりおいしい。
今回紹介したクアンバのヘブンズゲートの他にも、ハザン省の絶景紹介、まだまだ続きます!ハザン省、機会があれば是非訪れて欲しいところです。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。