メコンデルタツアー最大の注目ポイント、カイベーで手漕ぎボートに乗って密林を進んで楽しんでみよう。
更新日:2017年1月6日 / ライター: Yohei
メコンデルタの楽しみで最もイメージが湧くものとして、密林の中を手漕ぎのボートに乗って進む、というのが挙げられます。今回は、カンボジアへボートで向かうツアーの中に、メコンデルタの観光が含まれており、ベトナムのメコンデルタの街、カイベーで手漕ぎボートにも乗ってきたので、その様子をお伝えします。
手漕ぎボートで密林へ
今回は、カイベーからボートに乗り水上マーケットなどを見学したのちに、メコンデルタの密林を進むという流れで観光するツアーでした。木々が生い茂り、狭い水路のようなスペースを進むためには、小さいボートに乗るしかありません。そのため、メコンデルタのジャングルの入口で、迎えてくれる手漕ぎボートへ乗り換えます。今回のボートは4人乗りでした。
木で作られたボートでメコンデルタの雰囲気に溶け込んでいます。木製ということで不安に思うかもしれませんが、ボートに乗ってみると意外と丈夫で安定していることが分かります。
ボートには、川幅の広い場所を進む用のモーターがついていたりします。
早速ボートを漕いでもらって、密林の奥へと進んでいきます。この段階ではまだ川幅が広いですが、奥へ向かうにつれてどんどん狭くなっていきます。
進んでいくと水路にかかる橋がありました。こうした橋がところどころにかけられており、ここにもコミュニティがあることが分かります。
ボートに乗っている間は、まわりの音はほとんどなく、ボートを漕ぐ音だけが聞こえてきます。普段の騒がしいホーチミン市内に慣れてしまっていると、少し不思議な気分になりますが、ホーチミン市内の喧騒を忘れてリフレッシュすることができます。時の流れが普段より長く感じられることでしょう。
密林の中の様子
メコンデルタ地域の密林の中も、今回観光することができました。水路に沿って小道があり、人々が移動の際に使用しています。
密林の中にもしっかりと人々が生活していることが分かります。木々に囲まれていることもあり日陰が多く、思いのほか涼しいです。
また今回参加したツアーでは、密林の中にある小屋のような場所で、楽器の演奏や歌を楽しむことができました。内容についてはガイドの方が説明してくれます。
ここでは、フルーツが軽食として頂けました。
ベトナム語での演奏になりますが、内容はガイドの方が説明してくれます。ただガイドの方の説明が正しいとするとすべての歌が愛を歌うものとなっていました。
密林を楽しむアクティビティー
手漕ぎボートで密林をのんびりと進み、密林の中の様子も少し垣間見えたところで、近くの船着き場から昼食会場へと移動します。
移動中に船用のガソリンスタンドがありました。これなら移動中でもスムーズにガソリンを入れることができそうです。メコン川ならではの光景の一つと言えそうです。
今回ツアー参加者はメニューがあらかじめ決まっていましたが、メニュー表もあり、普段はメコン名物の料理なども選べるようです。
ごはん、肉、野菜、とバランスよく食べることができました。
昼食会場はサイクリングやハンモックなどのアクティビティーが用意されており、食事以外にも楽しむことができる施設となっていました。
明るいながらも緑や、水、日陰があり、メコンデルタを感じられます。
リゾート感を感じられるハンモックもあります。ちょっとした休憩ができます。
なんと、サイクリングまで楽しむことができました。
ボートに乗っているときや歩いているときよりも風を感じながらメコンデルタを体感したいアクティブ派の皆様にお勧めです。
カイベーのメコンデルタは、観光客が楽しむことのできる定番のアクティビティーがある一方で、まだそれほどメジャーでないメコンデルタの都市でもあり、ローカルな空気も感じることのできる魅力的な都市となっています。そんなカイベーに関してもう少し知りたい、という方は、カイベーに関する以下の記事もご覧ください。
ホーチミン市から日帰りで行けるメコンデルタの都市カイベーを訪れようせっかくベトナムへ来たのなら、一度はメコンデルタを訪れて、自然を感じてみたいと考える方も多いと思います。メコンデルタ地域を訪れる日帰りツアーはミトーとカイベーの2つの行き先があります。その他、宿泊を伴うツアーもこの2つの都市は訪れることが多いです。 今回は、ホーチミンから日…
ライター情報
Yohei
現在、ベトナム生活・観光情報ナビのインターンをしている23歳。ベトナビからより多くの皆様の役に立つ情報を発信し、より便利で利用しやすいサービスへ近づけられるよう努めます。