丸亀製麺のベトナム1号店がホーチミンのイオンにオープンしたので行ってきました
2014年1月11日、イオンモール タンフーセラドン(AEON MALL Tan Phu. Celadon)の正式オープンと合わせて丸亀製麺ベトナム1号店がイオンモール内でオープンしました。店内で手打ちした麺をセルフ式で提供するという讃岐式のうどん店のベトナム進出ということでベトナム人と一緒に食べに行ってきました。
ちなみにイオンモールのオープンについては以下の記事をご覧ください。
AEON(イオン)モールがホーチミンに上陸!日本式ショッピングモールはベトナムに根付くのか2014年1月1日、ホーチミンにイオンモールがオープンしました!本オープンは1月11日なのですが、ほぼすべてのテナントが営業していたので現地の様子をお伝えします。なお、店舗情報については本記事の最後に記載しています。 ホーチミンにオープンしたイオンモール イオンモールはタンフ…
目次
ホーチミンの丸亀製麺に行ってみよう
MARUKAME UDON
丸亀製麺はベトナムが10カ国目の進出で、2014年1月現在の海外店舗数は55店舗。海外展開を積極的に進めている丸亀製麺ですが、海外での名前は「MARUKAME UDON」となっています。MARUGAMEとするとGAME(ゲーム)を連想することと、「製麺」よりも「うどん」のほうがより広く知られていることから英語名称を変えているとのこと。ロシアの店舗などはその表記も現地語でされているのですがベトナムでは英語でした。
日本と同じセルフ式のオーダー
オーダーは日本と同じセルフ式。
このイオンモール、惣菜内場のお寿司屋さん「中島水産」に連日行列ができていたりと日本初進出のお店がベトナムでとってもうけています。丸亀製麺にもオープンしてから1週間たった17日の訪問でしたが、お店の前には行列ができていました。
厨房を除くとうどん麺を作っていました。麺は日本と同じく店内で製麺しているんですね。
うどんを茹でているのは日本人スタッフ。ここの加減がまだベトナム人には難しいのでしょうか?
メニューはベトナム語、英語、日本語の3言語が併記されているのですが、ベトナム語メニューは日本語そのままのものも多く、一緒に行ったベトナム人からはKamaage、Kake、Bukkake、Tonkotsuってなに??と質問攻めに・・・。「とろ玉おくらぶっかけ」はオクラがベトナム語には書かれていなかったりとベトナム語訳の苦労が見えます。ちなみに英語表記もあるものの、ローマ字そのままのところも多くなかなか難しそう。寿司、うどん等のようにベトナム語でも英語でも一般名詞化するのはいつになるのでしょうか。
うどんを受け取った後に天ぷらがあるのも日本のお店と同じ。ただ、天ぷらのあとに日本ではおにぎりやいなりが置いてあるような気がするのですがベトナムの丸亀製麺ではカリフォルニアロールが置いてありました。
そしてそのまま会計へ。クレジットカード類は使えず現金のみとのことなので注意しましょう。
日本と同じように天かすかけ放題のサービスも有ります。天かす、ねぎとその横にはパクチー。この辺り、ベトナム風なんですね。パクチーがああたり、ベトナム風ですね。
丸亀製麺の釜あげうどん in ホーチミン
こちらがホーチミンで食べる釜あげうどん。久しぶりのセルフ式だったので調子に乗ってねぎと天かすを取り過ぎてしまいましたが、日本と変わらぬ美味しさでした。この釜あげうどん、お値段は39,000ドン(200円弱)と日本食にしては驚くほどのお手頃価格。ベトナム料理もフードコートでは5万ドンほどするものも多いのでローカルと同価格で出してきたところに驚きです。
丸亀製麺ホーチミンの店内
店内も日本の店舗と同じような感じでとっても綺麗でした。店内も大盛況でスタッフの方もテーブルの片付けに奔走しています。とここで気づきました。
ホーチミンの丸亀製麺には返却台がないのです。海外店舗でも返却台は地域によってはあるようなのですが、ベトナムではなかなか返却までお客様にやってもらうのは難しいのでしょうか。セルフ式うどんはベトナムでどうなのだろうと思っていたら最後の最後でセルフではなかったです。ただ、確かに返却台を設けても返却せずに帰る人が多そうですね。
行ってきた感想
イオンモール全体に言えることなのですが、ぱっと見るとここは日本か?と思うほど日本と同じような作りになっています。しかも39000ドンからというローカル価格設定。らーめんは高いけどうどんなら食べられるということで流行りそうですね。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。