国際フードフェスティバル2013に行ってきました
12月5日から8日まで、ホーチミンの9月23日公園で国際フードフェスティバル2013が開催されています。このイベントは今年で第8回を迎え、ホーチミン市のスポーツ観光局と観光協会が主催しているとのこと。
ホーチミンで世界各国の料理が楽しめると聞いたので早速様子を見に行ってきました。
目次
イベントの概要と会場案内図
入口を入ってすぐ会場案内図がありました。
どうやら大きめのブースが中央部にあり、その外側を小さいブースが取り囲む形で並んでいるようです。かなりの出店数があるようです。
こちらはタイムテーブル。色々と催し物もあるようです。
外側のブースの紹介
それでは、中央部を取り囲んでいるブースを回って行きましょう!どーんと一挙スライドショーで紹介します。
行ってみてびっくり、なんというか、大半がベトナム料理でした。そういえば入口の案内図がベトナム語ばかりでしたね。ちなみにベトナム料理以外では、タイ料理、韓国料理、インド料理、オーストラリア料理、ラオス料理、インドネシア料理、日本料理、シンガポールのカシューナッツ、ドイツのビール、フィリピンのビール、タイのビール、タイのワイン、フランスのワイン、サントリーの烏龍茶、フランス料理の料理学校、食器類、といったところでしょうか。驚くほどアジアです。もっと言うとベトナム料理もほとんどが南部料理で北部からの出展は1ブース?というような感じでした。
これらブースの周りにはフードコートのようにテーブルと椅子が配置されて買ったものをそのまま食べられるようになっていました。バックパッカー街のすぐとなりということもあってか欧米人の姿もちらほら見かけました。屋外でビールを飲みながらベトナム各地の料理を食べられるというのはたしかに外国人には魅力的ですよね。
でもここは確か国際フードフェスティバルだったはず、ということで展示内側へと行ってみましょう。
内側のブースの紹介
内側がこのイベントのメインのはず、ということで行ってみましょう!
韓国ブース
その中央部に入るところに大きな看板を出しているのが韓国ブース。
この中全てが韓国の出展なのかと思ってしまうような看板ですが、写真右の白いテントが韓国ブースです。
こちらが韓国ブース。色々書いてあるのですがハングルかベトナム語なのでほとんどわかりません。売られている料理は美味しそうです。
テントの裏面にも韓国の宮廷文化の紹介のようなブースがありました。
マレーシアブース
韓国ブースの隣にとっても大きな建物が目立っているのがマレーシアブース。ベトナムにいるとマレーシア人観光客の姿をよく見るのですが、その逆の観光誘致に力を入れているようです。先日ホーチミンからクアラルンプールまでエアアジアに乗った時も周りがほぼマレーシア人だったので、まだまだベトナム人観光客は少ないのでしょうか。
ブースに書かれている文字は「MALAYSIA – CHÂU Á ĐÍCH THỰC」マレーシア政府観光局のキャッチコピー「Truly Asia」をベトナム語に訳したものです。日本で言う「Yokoso Japan」のようなものでしょうか。ベトナム人に本当のアジアと言って通じるのかどうかちょっと疑問ですが、マレーシアにはアジアの要素が詰まっているということなのでしょうか。
マレーシアツアーと観光地の案内もありました。クアラルンプールと、ゲンティンハイランド(クアラルンプールの近くにある高原リゾート地)を回る3泊4日のツアーが688万ドン(約33500円)とのことです。エアアジアで言っちゃったほうが安そうとか思ってしまいました。ちなみに一番高いツアーはクアラルンプール、ランカウイ、ペナンを回るそうです。なんという盛りだくさん。ちなみに余談ですが、日本ツアーの人気コースは東京、横浜、富士山、京都、大阪を5日ほどで回るコースで、ゴールデンルートと言われているそうです。個人的にツアー旅行が性に合わない性格なこともあり、非常に疲れそう、、と感じてしまいました。余談終わり。
マレーシアツアーが当たる抽選箱があったのでベトナム人と一緒に私も応募してみました。まさか外国人が当たるなんてことはないと思いますが・・・。
しばらくするとステージではマレーシアの伝統舞踊が始まりました。我々のような外国人からするとベトナムと非常に似ているという印象なのですがどうなのでしょうか。
マレーシア国旗を持ったダイナミックなパフォーマンスもあり、観客もノリノリでした。ちなみにマレーシア国旗の赤白の線は13の州と首都クアラルンプールを、青地の月と星はイスラムを表しているそうです。と解説されても私はアメリカの星条旗に似ていると思ってしまいます。
となりにはデザートショップもありました。チェーに似ている気がします。
その他のベトナムブース
次はどこの国のブースがあるんだろう、と思ったら後はひたすらベトナム企業でした。一気にご紹介します。
ホーチミン市内の遊園地、ダムセン公園を運営するPhu Thoグループと、バインセオの有名店Muoi Xiemの展示がとても大きかったです。ちなみにMuoi Xiemのバインセオは美味しいので是非行ってみてください。会場で20万ドン引きのバウチャーを配っていました。
バインセオムオイシエム(Banh Xeo Muoi Xiem)住所:204 Nguyễn Trãi, Quận 1, TP.HCM
ホーチミン市1区の[飲食・レストラン/ベトナム料理]
「バインセオ」はベトナム風お好み焼きで、このお店は歴史があって、具の種類が豊富で外国人にも人気があります。お味はもちろん、油っぽくないところ…
住所:213 Bis, Nam Kỳ Khởi Nghĩa, Quận 3, TP.HCM
ホーチミン市3区の[飲食・レストラン/ベトナム料理]
バインセオの有名店、バインセオムオイシエムのビュッフェレストランです。
その他の展示
フード以外にもこんなものがありました。
音楽のパフォーマンス。周りにはフードコートのようなテーブルが多く並んでいるので、音楽を聞きながら色々と食事ができるようになっていました。このパフォーマンスがイベントと関係有るのかはわかりません。
何故かアクセサリーショップがありました。しかも展示のど真ん中、フードブースに囲まれてのアクセサリーショップです。しかもちゃんとお客さんがついています。
余談:キックボクシングも共催
何故かキックボクシングの大会も一緒に行われていました。フードフェスティバル、関係ない気もするのですが真相は不明です。
キックボクシングとフードフェスティバル両方の開催を示す看板。
暗くなった頃に試合が始まりました。観客もたくさん集まり、白熱された試合となっていました。これはこれで別のイベントなのでしょうか・・・。
行ってきた感想
国際フードフェスティバルというからもっとたくさんの国から展示が集まっているのかと思えば、アジア諸国が少しいつ者の殆どはベトナムだったのが少々残念でした。ホーチミン市内には世界各国の料理店が沢山あるので、集めようと思えばもっともっとたくさんの国の料理が集められると思うのですが。ベトナム料理の展示会という意味では、同じような料理が多いものの、楽しめるのではないでしょうか。
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ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。