少数民族が多く住む高原観光地サパのカットカット村を歩こう
ベトナム北部の高原観光地「サパ」の中心部から一番近くにある少数民族の村がカットカット村(Cat Cat Village)であり、トレッキングツアーなどに参加せずとも気軽に訪れることができます。サパの中心部から村までは歩いて30分ほどなので、ツアーではなく歩いて訪れるのも良いでしょう。少数民族の村の中では一番観光地化されているのですが、その分土産物店やカフェなどが充実しています。
カットカット村に入場
カットカット村はファンシーパン通り(Fansipan)をまっすぐ行くと入り口があります。
このあーりがカットカット村の入口の合図。バイク駐輪場も有料ですがいくつかあります。右側にあるチケット売り場で入場券を購入。入場料は40,000ドンです。
上が入場券、下がカットカット村の地図です。カットカット村は全て歩くと2,3時間はかかる距離。道中にはバイクタクシーがいるので利用するのも手でしょう。
チケット売り場から少し坂を下った左側にこのような入り口があります。この入口、ちょっと見つけにくいので要注意。ここでチケットを渡してカットカット村へ入っていきます。
少数民族による民芸品の販売
カットカット村へ入場すると階段をどんどん下っていきます。
その階段の両脇には色とりどりの民芸品を扱う土産店が並びます。
少数民族による刺繍布を使ったぬいぐるみ。どれもとても可愛く思わず買ってしまいそうです。
石でできた工芸品もたくさんありました。どれもかなり細かく作りこまでていて、職人の技術の高さがわかります。
このような工芸品店が道の両脇にたくさん並んでいます。お気に入りの一品が見つかると良いですね。
少数民族の暮らしを見学
少数民族の暮らしを見学できるところもあります。
モン族の伝統家屋。木で作られています。中の見学もできます。
水の力を使った精米機。
花畑で写真を取れる場所もありました。一人2万ドンほどの入場料が別途必要です。
棚田を眺めるカフェ
カットカット村の手前には棚田を眺める景色の素晴らしいカフェがいくつかあります。カットカット村を歩きまわった後は美しい景色を見下ろしながら休憩するのはどうでしょう。
カットカット村の入口のすぐ手前にある崖につきだしたテラス。空に浮いているような気分です。
こちらは小さな山上にあるカフェ。カフェの2階は360度見渡せるオープンな客席になっており、棚田と山が広がる景色を思う存分楽しめます。
サパ市街から一番近い少数民族の村「カットカット村」、観光地として開発されており長い距離を歩く必要もなく気軽に訪れることができます。少数民族の村のトレッキングツアーの第一歩として訪れてみることをおすすめします。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。