ベトナムで買ったバイクの名義変更手続き
今回はかなりニッチな話題かもしれません。前回、バイクを購入したと書いたのですが、その次にやってくるのが名義変更です。将来的には外国人ナンバーか法人所有にしたいけど、購入したバイク屋がベトナム人の名義への手続きしかやってくれないとのことで今回はベトナム人友人の名義に変更しました。
まずは公証役場へ
名義変更ということで、変更前後の名義人2人が揃って公証役場へ。公証役場は変更前の名義人の管轄地区に行くようでした。今回はホーチミン市フーニャン区の公証役場に行きました。
看板は Van Phong = 事務所、Cong Chung = 公証 という意味です。公証は同じ漢字由来ですね。
公証役場では両者のサインがある書類を公証人に私、その後料金を払って書類をもらうというフローでした。
これで所有者が移転したことは証明できたので、もう旧所有者は帰ってしまいました。ここからは新所有者が新所有者の住所管轄地で行います。
次に税務署へ
新所有者がタンビン区の住所なのでここからはタンビン区です。隣の区だったから良いものの、遠い省だったら本当に大変ですね。
先に税務署で税金を支払います。登録税は175000ドン。(約650円)。
最後に公安(警察署)へ
ベトナムでは警察は公安(Cong An)と言います。納税証明書をもって、車両登録書類を書いて公安に提出します。1回はこれじゃダメだ、と言われて突き返されてしまいました。もう一度書いて、申請の山の上において後は祈るのみ。
この窓口がなんとも・・という漢字で、馴染みの業者から(多分色々もらってる)の書類を先に処理するのはもちろん、書類が積まれてるのにどこかに行って10分帰って来なかったりとかなり自由です。ここでかなり待たされました。
日本だときちんと書類を作って持っていけば現物確認はないのですが、ここでは車台番号エンジン番号の現物確認が必須。本当に地方に住所がある人はバイクを持って行かないと名義変更もできないんですね。
その後ナンバープレートをもらうのですが、外すときに手間取って手は真っ黒に。その真っ黒な手でプレートを差し出すと向こうの担当者も「お前、自分でやったのか!?大変だっただろう。笑」のようなことを言いながら思わず大笑い。こういうところを見ると公安も悪い人じゃないんだなーと思います。トイレにいくと台所用洗剤が備え付けてあり、バッチリ洗えました。意外と顧客サービスしてるじゃん、と驚き。しばらくして新品のナンバープレートを受領。やっぱり番号5桁なのね。これも足りなくなったらどうなるんだろう。ナンバープレートは5万ドン(約230円)でした。
ベトナムのナンバープレートはプラスチック板と金属に覆われているのですが、これは一度外すと二度と付けられないようなカシメなので新しいプレートケースを買います。プレートに穴がないと思ってたら、ケースにネジが付いているんですね。見た目的にこれはいいなと思いました。取付作業も含めて5万ドン(約230円)。取り外しもやってもらえればよかった・・・。
まとめ
以上、バイクの名義変更の方法でした。日本でも自分で名義変更をしたこと無い人が多いのではないでしょうか。ベトナムではかなり個人の持ち込みがいましたが、目の前の取り付け業者もお金を払えばやってくれたようです。この記事が参考になる人は非常に少なさそうですが、新しくバイクを買った方は是非やってみるのも面白いのではないでしょうか?
免許の取得についてはこちらにありますが、これも自分でやって来ました。意外とできちゃうものですよ!
ベトナムで車やバイクの運転免許を新規や書換で取得する方法一覧ベトナムは国際免許証の条約を日本と結んでいないため、日本の国際免許証絵の運転は無免許運転となります。ベトナムでももちろん無免許運転は厳罰となっており、バイク没収や高額罰金が課されることになっています。(担当警察官との賄賂で済ますケースが多いのも事実ですが。)また、海外旅行保険も無…
さーて、どこに行こうかな。
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ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。