花火が中止になったホーチミンで行われた新年カウントダウンイベントの様子を紹介
あけましておめでとうございます。今年のホーチミン市の新暦正月は昨年まで開催されていた花火が中止となり、そのかわりとしてカウントダウンイベントが開催されました。
ホーチミン市人民委員会庁舎でのプロジェクションマッピング
グエンフエ通りの突き当り、ホーチミンさんの像の奥にあるフランス統治時代の建物を利用しているホーチミン市人民委員会庁舎ではプロジェクションマッピングが行われました。
プロジェクションマッピングでは当サイトでは3年前にフランス友好40週年を記念して統一会堂にて行われたものを紹介したことがありますが、年々ベトナムでも増えてきています。正月を祝う内容だけあってベトナムの伝統的なお正月をイメージしたものが数多く映し出されていました。
グエンフエ通りで行われたカウントダウンイベント
グエンフエ通りではDJによるイベントが開催されました。
国内外からDJが呼ばれたそうで、まるで道が全てクラブになったような賑わいでした。
メインステージでは小規模ですが花火の演出もありました。
このカウントダウンイベントでは例年の花火と同じか、それ以上かと思うほどの人手で歩くのも大変。
大盛り上がりのDJイベントはまさに日本人の多くがイメージする「昔ながらのベトナム」から変わりつつある現代のホーチミン市を表しているとも言えるでしょう。
イベント後にはゴミ拾いをする者の姿もありました。例年はなかなか見なかったこのような姿は日本など諸外国のイベントで行われている活動からヒントを得ているのでしょうか。楽しんだあとは自分たちの手できれいにするという活動が他のイベントにも広がってほしいですね。
ホーチミン市の初日の出
朝になるとグエンフエ通りの突き当りのサイゴン川から初日の出が現れました。対岸は新都市区として開発されているトゥーティエム地区。数年後には高層ビル立ち並んでいるのでしょう。
ライター情報
aki
旅をするように生きていたい、そう思っていたら気づくとホーチミンにいました。本業の傍ら、ベトナム観光・生活情報ナビ、Samurai Cafe Saigonをやったりしています。ベトナム・ホーチミンから、日本とは一味違うベトナムの日常をお届けします。