ベトナムで入院したらどうなる！？入院体験記inホーチミン

更新日:2014年4月1日 / ライター： aki

ベトナムの日常

実は先程まで入院していました。せっかくなのでホーチミンの入院体験記を書きます！いつか来るかもしれない時のために一度読んでおいて損はないかもしれません。

1 高熱で病院へ
2 結果発表からの即入院
3 入院してからの入院準備
4 病院での一日
5 入院中の食事事情
6 頂いた差し入れの数々
7 つかの間の外出
8 そして退院へ
9 今回行った病院
10 差し入れにもらったもの

高熱で病院へ

いつものように高熱が出たときはまた食中毒にでも当たったのかな、数日で治るでしょと思って寝ていました。が、3日たっても治らず、おかしい！ということで友人に病院に担ぎ込まれました。担ぎ込まれた病院はcolumbia asia gia dinh hospital。
夜間診療だったためか簡単な検査と3日分の薬をもらって終わり。詳しくは翌日来てくださいとのこと。うーん。

翌日行って胸部レントゲン検査。結果はさらに翌日とのことなので、何もなければいいなぁと思いながらラーメンを食べに行きました。

結果発表からの即入院

翌日病院に行くと・・・・あなたはphenumoniaなのですぐ入院してくださいとのこと。早速google翻訳。なるほど、肺炎か。
何も準備するまもなくそのまま部屋に収容。

なんと診療室の隣が入院スペースだった。

これからしばらく過ごす部屋。

さすがは外資系の病院。キレイである。個室5部屋に集団1部屋の合計6部屋しかなくて意外と小規模。

早速右腕に点滴がつけられて動ける範囲も半径1mに制限されてしまった。それにしても何も荷物持ってきてないし暇である。とにかく寝るのみ。

入院してからの入院準備

友人にお願いをして部屋から本を持ってきてもらう。タオル、着替え、シャンプーも。色々と平日の昼間に動ける友人がいて本当に良かった。

病院での一日

朝、6時頃起こされる。窓のない部屋は苦手です。
血圧、脈拍、体温のチェック。ちなみに1日5回くらい来る。

朝9時頃、朝の薬を持ってくる。そして点滴セット。2時間は行動範囲が半径1mになる。

昼頃、昼の薬を持ってくる。点滴終了。

午後3時頃、午後の薬を持ってくる。点滴再開。

夕方、点滴終了

夜7時頃、夜の薬を持ってくる。

夜12時頃、就寝。

本当に暇です。見える景色は一日中変わらない。

ベッドからの眺め。一応テレビ付。

上を見上げると点滴が。

そして日本の病院と一番違うところは、食事がない、ということ。食事は病院からは出ません。。

入院中の食事事情

一応出前の案内もあり、外国人という配慮だからだろうかベトナムにしては高額なメニュー表が置いてある。

病室に置いてあったメニュー

しかしこれ、どう見ても普通のレストランのデリバリーメニュー。ピザとか脂っこいもの食べていいのだろうか。普通にビールもメニューに載ってる。これは病人用ではないだろう、きっと。

基本的には食事のない病院。みんなどうしてるんだろう？と思うと、「親族や友人が持ってくる」だそうだ。平日の朝、昼、晩としっかりとご飯を届けてくれて、人によっては一緒に病室で生活するらしい。キャンプ用のようなエキストラベッドが部屋においてあるのはこのためか。それにしても、会社は大丈夫なんだろうか。働いているような年齢の人も頻繁に差し入れに来ていたので知り合いが入院したから会社を休むというのはよくあることなのだろう。日本とは価値観が違いますね。でも本当は日本でも休んでお見舞いに行きたい人も多いのではないだろうか。

結局デリバリーは使わず。回りの病室がみんな差し入れなのに友達いないって思われたくなかったんです。嘘です。素晴らしい友達がいたからです。