ベトナムの伝統的スポーツ「ダーカウ」をやってみよう。

ベトナムの伝統的スポーツ「ダーカウ」をやってみよう。

更新日:2013年11月22日 / ライター: ベトナム生活・観光情報ナビ編集部

多くのベトナム人が街中で重りのついた羽根を足で蹴っている、時には足をクロスさせたり、後ろに回したりとトリッキーな技を繰り出して、一度、ベトナムに行かれたことのある方ならそのような光景をみたことあるのではないでしょうか。

競技の名前は「ダーカウ」、ベトナム全土で行われている伝統的なスポーツです。

本記事では、日本ダーカウ協会会長よりダーカウの魅力やルール、練習方法などをご紹介します。ダーカウのことに一気に詳しくなれる1ページ、必見です。

ダーカウの様子

ダーカウの様子

ダーカウとは

ダーカウの発祥は、実は中国と言われています。その歴史は意外と古く、紀元前5世紀頃から楽しまれていた伝統的なものです。ダーカウとはベトナム語の呼び名で、世界共通ですとシャトルコック(shuttlecock)と呼ばれています。ちなみに、発祥の地中国ではチェンズ(Jianzi)と呼ばれています。

東アジア、東南アジア、ヨーロッパの国々を中心に行われており現在は26の国と地域に協会が設立されています。

2年おきに世界大会が開催され、2013年現在、第7回大会まで開かれています。

ダーカウの競技方法

それでは、実際にダーカウがどのようにして行われるのかをご説明します。

11.88m×6.10mのコートにネットを挟んで行います。わかりやすく言うと、足で行うバドミントンです。

※主なルール

  • プレイヤーの人数は、シングルス、ダブルス、トリプルの三種類
  • 3セットマッチで、2セット先取の勝利
  • 1セット21点先取でデュースは25点まで(3セット目は15点先取でデュースは17点まで。)
  • シングルスの場合、2回以内で相手に返さなくてはならない。ダブルス、トリプルの場合は、4回以内。そのうち1人が触れるのは2回以内。

以上のようなルールをもとに行われます。

言葉だけでは伝わらないと思うので、動画で実際の試合を見て頂ければわかりやすいと思います。

また、上記に書いたネット競技以外にもより手軽に行われているのが、複数人で円を作り、落とさないように続けるやり方です。

日本の蹴鞠のような感じですね。

ベトナムの公園などに行くと、このように行われているのよく見かけます。

ダーカウをやってみよう

<ステップ1~羽根を買ってみよう~>

まずは、羽根を買うことから始めましょう。スポーツ用品店、おもちゃ屋さん、雑貨屋さんなどで売られています。ホーチミン市やハノイなどの大都市では売られているお店も多くあります。

羽根の相場はピンきりですが、だいたい7000~30000ドンくらいで買うことが出来ます。
(当然ながら、旅行者が多く集まる地区で売られている物のほうが同じ種類の羽根でも割高になります。)

また、羽根は消耗品で安い物ですと1日で壊れてしまう可能性があります。ご購入の際は、1度に複数個買われることをおすすめします。

ちなみに、ダーカウで使われる羽根のことはベトナム語で「カウ」と言います。

ホーチミン市で羽根を買うならここ

多くの旅行者の方がアクセスしやすい、統一会堂。その裏手の通りにスポーツ用品店が並んでおります。

複数のメーカーさんの羽根が売られてあるため幾つかの買ってみて、お気に入りの羽根を見つけられると良いかもしれません。

住所:Huyen Tran Cong Chua St, Dist.1

ハノイで羽根を買うならここ

ハノイ駅北西部、Ngueny Thai Hoc Street沿いにハノイ競技場があります。

その周辺にはスポーツ用品店が並び、そこで羽根を買うことが出来ます。特に、以下の写真のお店は商品管理も他のお店より良く、おすすめです。

ハノイでダーカウを買うならここ

ハノイでダーカウを買うならここ

住所:4 Hang Chao St,(上の写真のお店)及び Trinh Hoai Duc St,
また、旅行者にも身近なドンスアン市場周辺のお店でも購入可能です。

<ステップ2~ダーカウを実際にやってみよう~>

無事に羽根を購入することが出来たら、
実際に蹴ってみましょう。

足の甲を使って蹴る

足の甲を使って蹴る

足の甲を使って蹴る基本的な形

基本的な蹴り方です!

膝から上を固定して(軸にして)、膝から下を動かして真っすぐ蹴りましょう。ネットを使って行われる試合は、基本的に足の甲しか使いません。

遠くへ飛ばしたい時、強く蹴りたい時にはこの蹴り方がベストです。

足の内側を使って蹴る

足の内側を使って蹴る

足の内側を使って蹴る方法

足の甲で蹴るより安定して蹴れると思います。ポイントは、蹴るときに足首をなるべく平行にすることで安定します。

足の外側を使って蹴る

足の外側を使って蹴る

足の外側を使って蹴る

自分の身体より外側の羽根を蹴るときに使うと便利です。内側で蹴るときと同じように、足首を平行にして蹴ります。

その他の蹴り方

よりトリッキーな蹴り方が出来るのがダーカウの魅力です。
足をクロスして蹴る。
後ろ羽根をノールックで蹴る。
太もも、胸、頭などを使う。

などなど。

上手くなるポイント

まずは、羽根を蹴るということに慣れることが重要です。最初は、なかなかうまく当たらないと思います。

足の甲で蹴るなら足の甲、内側で蹴るなら内側にとにかく当てることを意識しましょう。羽根が四方八方に行ってしまうかもしれませんが、とにかく当てること(蹴ること)に重点をおいてください。リフティングや友達同士でダーカウを行って、感覚を身につけましょう。
また、羽根を蹴るときに慌てないという点も大事です。初めての方は、どうしても慌てて目線や体の軸が崩れてしまいます。

慌てず、ゆっくり足が羽根に当たるまでしっかり目で見ることで、上手く蹴れるようになります。

<ステップ3~ダーカウを使って国際交流!?~>

ある程度蹴れるようになったら、ベトナム人の方と一緒にやってみるのも良いかもしれません。

公園や広い路上などでベトナム人が行っているダーカウに混ざってみましょう。

皆さん、嫌な顔せず喜んで迎え入れてくれますよ。

もちろん、遊びで行われているダーカウに実力は関係なしですから、初めてダーカウする方も問題なく入れてもらえます。

カッコいい蹴り方をみせると拍手してもらえることも!

時には、他の国の旅行者の方が混じってきたりして、ダーカウを通じて国際交流が可能なんてこともあります。

ホーチミン市でダーカウするならココ!

1番のおすすめは、バックパッカー街(デタム、ブイビエン通り)のすぐそばにある、9月23日公園です。

横に長いこの公園全体で、夕方以降になると多くのベトナム人の方がダーカウを行っています。ずば抜けた実力を持っている方もいれば、遊び感覚で行っている方もいます。

公園内で、羽根の売り子もいますのでいざ欲しい時にはすぐに手に入ります。
(ただし、お店よりは割高)

9月23日公園

ダーカウプレイヤーが集まる9月23日公園

住所:Pham Ngu Lao,Dist1,

ハノイでダーカウするならココ!

ホアンキエム湖及び周辺の公園(特にリー・タイトー公園)あたりで多くの方がダーカウを行っています。

夕方以降がベストの時間帯です。

ホーチミン市の9月23日公園ほどの派手さはないですが、
基礎能力の高い方が多いです。

リータイトー公園

ダーカウプレイヤーが集まるリータイトー公園

住所:Dinh Tien Hoang St,Hoan Kiem Lake周辺

ダーカウは良いとこ満載

ここまでダーカウについて説明してきました。

最後にダーカウの良い点をまとめたいと思います。

安い

使用する羽根は、1つ高くても150円ほどで購入できるのでお財布にやさしいです。
また、遊びレベルでダーカウを行う場合は、羽根以外の他に必要なものはありません。

ちょっとのスペースでできる

ダーカウを行う場所は、広いにこしたことはないですが、ボールと違って物を壊す、人にぶつけてけがをさせるなどのリスクが小さいことからちょっとしたスペースでも出来ます。

空き時間にも出来る

5分、10分という短い時間でも時間に制約された遊びではないので、羽根とちょっとしたスペースがあれば楽しむことができます。

交流ツールとして使える

家族交流、国際交流、社内交流など・・・スポーツを通じての交流は、多くありますが、ダーカウもその一つであります。

お互いが声を掛け合って、羽根を落とさないように続けることで自然とコミュニケーションをとることができます。

何より楽しい

羽根を蹴る感覚、習慣のない私たち日本人にはとても新鮮で魅力的なスポーツ、遊びです。

初めは、なかなか当たらなくても相手に上手く羽根を返すことが出来た、足をクロスして蹴ることが出来たなど上達した時の喜びは何とも言えないものです。

まだまだ、ダーカウは良い点がありますが、是非一度体験して頂いて、ダーカウの魅力を体感してください!!

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