ホーチミンの寺院といったら永厳寺(ヴィンギエム寺)、なんと日本との縁もあるお寺なのです
更新日:2016年5月4日 (取材日:2016年5月4日) / ライター: ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
ホーチミン市で有名な寺院といえばここ、永厳寺。1971年に建立された寺院で、毎日多くの参拝者が訪れます。
ホーチミン市の中心街からはタクシーで10分程度。ベトナムの伝統的な仏教建築で、境内の大きさも南部では最大規模です。なんと、日本ともゆかりのあるお寺だとか。
ホーチミンの寺院と言ったら、まずは押さえておきたい永厳寺。早速訪れてみました!
永厳寺ってどんな寺院?
統一会堂の前の大通り(ナムキーコイギア通り)を、まっすぐ空港方面に走ると、通りの左側に七重の塔が見えてきます。ここが永厳寺です。
仏教のお祭りの日には沢山の参拝客や観光客が行き交います。
境内入口から寺院までの上空を繋ぐ提灯が、なんともいえず華やかです。
永厳寺は、ベトナムの伝統的な仏教建築と、最新の建築技術を駆使して1964~1971年にかけて建てられました。日本留学から帰国した僧が開いたお寺で、日本人観光客にも人気があります。
本堂へ!
階段を上り、本堂へ。祭りのある日はこちらも多くの人で賑わいます。瓦屋根の端が空を突き上げるように上を向いているのが特徴的。
階段を上がったところに大きな像が。迫力があります。
本堂の入口で、靴を脱いで中へ入ります。
こちらが本堂。毎日多くの人が参拝に来ます。本堂正面には、巨大な黄金の仏像が鎮座しており、近くで見るとかなりの迫力です。ベトナムの約80%は仏教徒。ベトナムでは、日本と同じく大乗仏教が普及しているので、他宗教や無宗教の人へも寛容だそうです。
本堂では毎日、9:15、15:15から約1時間15分の読経があります。昼近くになると仏教徒は昼寝をするため、邪魔にならないように気を付けましょう。
本堂を出た廊下の左右には仁王像が。
平和の鐘(鐘楼)
階段を上がったすぐ右手には、大きな鐘楼があります。鐘楼には日本語で「日本の沸子こぞりて捧げたる。平和の鐘はベトナムに鳴る」と彫られています。
この鐘は「平和の鐘」と名付けられており、日本とベトナムの友好と平和を表しています。
境内の様子
境内の入口すぐ左手には、精進料理のお店と仏教関係のお土産や線香を売っているお店があります。
線香やその他の仏具、仏教関係の絵画などもありました。
階段を下りたすぐ下の一階は、広くて長い廊下と、沢山の机が並ぶ講堂になっています。
さすが南部最大規模の寺院、なかなか見どころが多いですね。日本へ留学していた僧が作った寺院という事もあり、日本人としては親近感も湧くところ。
ホーチミンで寺院に行こうとしている方は、ぜひ永厳寺へ足を運んでみてください!
永厳寺(Chùa Vĩnh Nghiêm)住所:339 Nam Kỳ Khởi Nghĩa, P.7, Quận 3, TP. Hồ Chí Minh
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ベトナム生活・観光情報ナビ編集部
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